NHK朝ドラ「べっぴんさん」18週103話のあらすじネタバレと感想です。
まずは18週102話の振り返りを少し。
五月の妊娠を知ったすみれ。
一人で赤ちゃんを産んで生活はどうするのかと言いますが、聞く耳を持ちません。
そんな五月を心配し、家で面倒をみることにしました。
⇒べっぴんさん18週102話のあらすじネタバレと感想はこちら
べっぴんさん 18週103話のあらすじネタバレ
おなかの子は二郎だと思うと答えるママ。
さくらはショックで呆然としてしまいます。
すず「東京に行ってプロになるのが夢で、その夢を邪魔したない思うたんやろうな。あの子はそういう子や、大切な人のためなら自分を犠牲にすることができる子」
すみれ「それは、凄いことやと思います。なかなか出来る事やありません、そやけど今は赤ちゃんがおるんやから自分一人の身やないですよね」
さくらは暗い表情で帰ると言って店を出て行きました。
ゆりは家で正太の勉強を見てやっています。
潔「おう正太、夏休みの宿題か?」
正太「うーん、まだやらんでええと思うんやけど」
潔がお土産だと言ってケーキを渡すと大喜びで手を洗いに行きます。
ゆりは、さくらが部屋で籠りっぱなしであることを話しました。
喜代は腹巻を編んでいます。
喜代「さむなったら使うてください。五月さんとおなかの赤ちゃんのためです」
編み物を教えてくれると言います。
五月「この家におったら、『ありがとう』という言葉しか出てけえへんな」
部屋で布団をかぶって眠るさくらに、ゆりはケーキとジュースを運んできて後で食べるように言いました。
自分の子供と通じ合えない親たち
キアリスの事務所でさくらのことを聞かれます。
すみれ「どんどん距離が離れてしまってるような気がして、待つって、見守るって、紀夫さんと決めてるんやけど」
距離が離れていっているのはうちもだと言う良子。
良子「毎日顔を合わせてるけど、何を考えてるのかさっぱり分からないもの。将来の話なんて全くできないし」
勝二「せやな、そろそろ大学の話もせなあかんのに自由だ自由だばかり言って」
君枝「私のところも、健太郎もいつの間にかすぐに自分の部屋に籠ってしまって」
昭一「一緒に飯を食うことも減ったな」
自分たちは苦労した年代だから、子供を大事にしたいという気持ちが甘やかしているのかなと悩みます。
そこへ健太郎がやって来て、すみれに「話があるんです、さくらの事で」と言いました。
その頃、何かを決心したように布団から起き上がり部屋を出るさくらの姿が。
健太郎「さくらはほんまに東京に行くつもりなんです。学校を辞めて」
レコード会社にスカウトされた二郎を追って東京へ行こうとしていることを話します。
本当は言い付けるようで嫌だけど、自分は止められないのだと。
ゆりから電話がきて、さくらがどこかへ行ってしまった事を伝えました。
さくらを止めるためにジャズ喫茶へ
さくらはジャズ喫茶を訪れました。
バンド演奏をする二郎を、席に座りみつめる二人組のスカウトマン。
演奏が終わり、彼らに「よろしくお願いします。東京で勝負させてください」と頭を下げました。
すみれと紀夫が駆けつけます。
すみれ「さくら、二郎君と東京に行こうとしてるなんてほんまなの?」
「なんで?」と聞くと、一緒にいた健太郎は自分が教えたことを伝えました。
二郎に詰め寄ろうとする紀夫の前に立つさくら。
さくら「私は二郎さんのことが好きやの。せやから一緒に東京行きたいって、私が勝手に頼んだの!」
紀夫「なに言うてるんやさくら!そないな・・・いくつや、まだ高校生やないか」
すみれ「正々堂々と言えないから、コソコソしてるのよね。お母さん言うたはずよ、悩むならとことん悩めばいい。悩んで、悩んだ末にさくらが出した結論なら。でも、黙って神戸を出ようとするのは違うと思う。学校のことも家族のことも全部中途半端にして、それで幸せになれると思うの?」
さくら「二郎さんと一緒やったら、それだけで幸せやわ。私は私よ、いつまでも子ども扱いしないでほしい」
すみれ「五月ちゃんはどうなるの?どうして自分の事しか考えられないの。さくら、五月ちゃんのこと話したの?ちゃんと話すべきやと思う。二郎君にも責任があることなんやから」
それを聞いて動揺する二郎でした。
べっぴんさん18週103話の感想まとめ
五月が二郎の子供を身籠っていることを知ってショックを受けたさくらでしたが、まだまだ諦めないとはタフですね。
東京まで付いて行くという決意は変わらないようですが、冷静になって考えれば身を引くしかありません。
若い頃には感情の赴くままに行動することもあり、これが若気の至りというものなのでしょう。
さくらもよい相手と巡り会えるといいですね。