NHK朝ドラ「べっぴんさん」最終週150話のあらすじネタバレと感想です。
まずは最終週149話の振り返りを少し。
戻ってきた藍に、自分も幼少の頃に針と糸を使って作られた靴がどうなっているのか気になり父親の舶来物の靴を分解してしまった事を話すすみれ。
カメラを分解してしまった理由を紀夫の説明するよう言いました。
写真の中のみんなの笑顔をどうやって残すことができるのか、中に何があるのか気になって分解してしまったのだと素直な気持ちを伝える藍。
豊かな心をもつ孫に嬉しさを感じた紀夫でした。
⇒べっぴんさん最終週149話のあらすじネタバレと感想はこちら
べっぴんさん 最終週150話のあらすじネタバレ
レリビィで明美は栄輔の検査結果をすみれ、良子、君枝に報告します。
良性のポリープであったことにホッと胸を撫で下ろす三人。
今回の事で今後を考えた栄輔は、眼鏡をはずして明美に向き直り「なあ、結婚せえへんか？」と言います。
すみれと良子は、目の前の出来事に手を取り合って喜び合いました。
戸惑う明美の左手の薬指に指輪をはめます。
三人は手を合わせて「素敵よ、おめでとう」と笑顔で祝福しました。
藍を連れてレリビィへやって来た紀夫。
すみれたちは藍に、明美と栄輔の写真を撮ってほしいと頼みます。
眼鏡をはずし、指輪を見せながら並んでポーズをとる二人。
藍「今までで一番、幸せな時のこと考えてください」
二人は顔を見合わせ、満面の笑顔を見せます。
藍「めっちゃいい写真」
良子は、今度は四人の写真を撮ってもらえるよう頼みました。
今度はすみれたち四人が並んで笑顔でポーズをとります。
藍のために写真入れを作る四人
四人は揃って出来上がった写真を見ていました。
すみれ「明美さんにはもう一枚」
四人で撮った写真に加えて、栄輔とのツーショット写真を渡します。
良子「藍ちゃんにお礼がしたいわ。例えば写真入れ、明美さんがよう持ち歩いてた」
明美は大事に持っていた写真入れを取り出しました。
明美「これはすみれちゃんにもろうたの」
すみれ「何十年も前・・・」
写真入れを見て懐かしみます。
四人は、おばあちゃんたちの愛情を込めた写真入れを作ることに。
デザインは君枝に任せることにしました。
君枝が「刺しゅうはする？」と聞くと、三人は声を揃えて「する」と答えます。
君枝「なにがいいかな？」
すみれ「クローバーと・・・」
良子「カメラ」
明美「それやね」
積み重ねられた布地から、どの色がいいか選びます。
良子は作ってきた型紙で布を切っていきます。
その布に、すみれが刺しゅうをしていきました。
四人は、クローバーの葉を一人一枚ずつ刺しゅうします。
四枚の葉を刺しゅうし、すみれが仕上げをしました。
出来上がったクローバーの刺しゅうを見て微笑む四人。
すみれ「なんか、なんかな・・・」
いつもの口癖を聞き、「なに？」と笑顔で聞く君枝と良子。
すみれ「青春やね」
楽しそうに笑顔で寄り添う四人。
棚には麻田の写真が飾られていました。
生まれ育った神戸の街を二人で眺める
さくらが舞い散る商店街を笑顔で歩くすみれ。
ふと振り返ると、戦時中に道端で花を売っていた少女、ボール遊びをしている少年、楽しそうに駆け回る子供たちが。
すみれが今まで出会ってきた子供たちの姿でした。
紀夫がカメラを手に外を歩いていると、神戸の街を眺めているすみれの姿をみつけました。
紀夫「すみれ、おかえり」
すみれ「紀夫さん」
紀夫「どうした？」
すみれ「なんやろね、少し前までは先しか見てへんかったけど。近頃はこれまでのこと色々思い出すのよ」
自分もそうだと答える紀夫。
紀夫「だんだんな、空が近う感じるんや」
すみれ「私たちが育った街ね」
感慨深く神戸の街を一望する二人。
すみれの目からは涙がこぼれていました。
すみれ「私にとって紀夫さんは、たった一つの光る星やわ」
紀夫「僕にとっても、すみれはたった一つの光る星や」
微笑みながら寄り添う二人でした。
べっぴんさん最終週150話の感想まとめ
この距離感だから上手くいくと籍を入れずにいた二人でしたが、栄輔の体調不良を切っ掛けに気持ちが変わったようです。
ちゃんと夫婦になることができてよかったのではないでしょうか。
藍はすっかりカメラの扱いにも慣れ、将来はカメラの道に進むのかもしれませんね。
キアリスを引退しても、四人揃って何かを作る時のすみれたちは相変わらず活き活きとしています。
一枚一枚の葉に想いの込められたクローバーの刺しゅうは最高の贈り物ですね。
