NHK朝ドラ「べっぴんさん」19週107話のあらすじネタバレと感想です。
まずは19週106話の振り返りを少し。
キアリスでアルバイトをすることになったさくら。
肌着の生地であるメリヤスは洗ったら縮むでの初めに洗ってから作る事、赤ちゃんの繊細な肌に縫い目が当たらないように裏返しに作ることを考えたのはすみれだと教えられます。
キアリスの商品のアイディアは、赤ちゃんのさくらを育てながら思いついたもので母親の愛情で出来ている事を知るのでした。
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べっぴんさん 19週107話のあらすじネタバレ
デザイン画を描いている君枝の仕事を傍らで眺めるさくら。
君枝「興味ある?」
さくら「絵が好きやから、漫画とかやけど」
描いている途中のワンピースに、さくらならどんなデザインをするか描いてみるよう言いました。
熱心にデザインする姿を、製作所のみんなも見守ります。
描いた作品を見て「いいね」と褒める君枝でした。
エイスの売り場を眺める潔。
そこを栄輔が通りかかり、頭を下げて挨拶しました。
エイスもオライオンのように全国展開していきたい、エイスには集客力があるから一緒にやらないかと誘われていたことを思い出して考え込んでいました。
すみれが通りかかり声をかけてきます。
潔「さくらちゃん頑張ってるようやな」
よくご飯を食べるようになったと、ゆりが驚いていたことを伝えました。
小山が慌てた様子で潔に駆け寄ります。
大島社長がオライオンとエイスが合併するかもしれないという話を聞き、明日今後について話をしたいと言っている事を伝えました。
妊娠した五月に気を遣う栄輔
ジャズ喫茶のカウンターで一人飲んでいる栄輔。
二郎はいつものようにバンド演奏をしています。
明美も店に訪れ、栄輔が飲んでいる傍らに座りママに注文します。
明美「五月ちゃんそっちのおるやろ?どう体調は・・・妊娠してるんや」
栄輔「二郎の子?」
明美「そや、五か月目に入る大事な時期や。無理はさせんとってな」
大島社長と栄輔が社長室で待っています。
ノックが聞こえ、潔が入ってきました。
栄輔「考えていただけましたか?」
少し間を置いて「断らせてもらいます」と返事をする潔。
後ろに立っていた玉井は、今のままでは頭打ちだろうと集客も一足飛びで解決すると言いました。
潔「栄輔・・・一足飛びの実感のない前進なんて前進やない、成功に苦労はつきもんや。苦労した分だけ喜びも大きくなると、わしは信じてる」
栄輔に「君の成功とは?」と問う社長。
栄輔「日本中の男をお洒落にすることです。そして、男たちをカッコよくしたのはわしや、これからの時代の男になりたい。それがわしの成功です」
潔に視線を向け「君は?」と同じ質問をします。
潔「先代の思いを引き継ぎ守る事、社員と家族が幸せであること、あと・・・一生楽しく生きることです。あと・・・」
栄輔「わかりました。やはり我々が進もうとしているのは、どこまでも違う道ですね」
そう言って社長室を出て行きました。
いいのかと聞く社長に、頭では一緒にやったほうがいいのは分かっているが肌で感じて仕事がしたいのだと答えました。
大島「戦後の闇市では、彼は君の弟分だったんだろう?寂しくないのかい」
潔「好きで面倒みてきたんです。そいつがあないにでっかくなった、嬉しいやないですか。感謝するのはわしの方です」
その答えに、社長は「そうか」と言って笑顔を見せました。
玉井はなぜ簡単に諦めるのかと文句を言います。
栄輔「やっぱり潔さんはかっこええな」
玉井「行くときは行かなあかんねん!」
どん底の自分を拾ってもらった恩義を感じているからこそと言います。
栄輔「何をあせっとんねや。今まで通りかっこいい服を作っとたら客はなんぼでもくるで」
その言葉に「はい」と静かに返事をしました。
五月が段ボールを運んでくると、代わりに自分がもつ栄輔。
妊娠している事をヨーソローで聞いたことを話し、あまり無理しないように言いました。
五月「自分のことは自分が一番分かってます。ここで働かせてください、せやないと自活でけへんのや」
そう言って仕事へ戻りました。
五月をキアリスで働かせてほしいと頼む
事務所で、君枝はスケッチブックのさくらが描いたデザインをすみれに見せます。
「へえ」と言ってデザインを見ながら微笑みます。
事務所に栄輔がやって来て、五月の事で話があるのだと言いました。
明美「私が事情話したのよ」
栄輔「何を言うても自活せなの一点張りや。これからどうしてあげたらええのか正直悩んでるんです」
それを聞いて、五月をキアリスで雇ってあげてほしいとすみれに頼むさくら。
バイトが終わり、帰ろうとするさくらに紀夫は声をかけます。
紀夫「覚えてるか?さくら、お父さんにな、お母さんのどこが好きやって聞いたんや」
なんて答えたのかと聞くと、愛に溢れていることころだと言いました。
その愛はさくら以外の人に向くこともあるが、さくらを一番愛しているのはお母さんであることを伝えます。
家で、五月にキアリスで働かないかと誘うすみれ。
おなかが大きくなっても、うちならお客さんも親しみを持ってくれて体も楽だと話します。
すみれ「自分の子やったら、何を着せたいとか考えながらお客さんと接してね」
こんなに優しくしてもらった事を絶対に忘れないと涙を流して感謝する五月でした。
べっぴんさん19週107話の感想まとめ
さくらはキアリスでバイトしているうちにデザインに興味を持ち始めたみたいです。
君枝のようにキアリスでデザイナーになってくれたらいいですね。
妊娠した五月を働かせるのは無理なのではと思っていましたが、キアリスなら赤ちゃんのいるお客さんばかりで楽に働けるのではないでしょうか。
すみれたちも赤ちゃんをかかえて働いていたのですから理解もしてもらえるし、女性にとっては最高の職場ですね。