NHK朝ドラ「べっぴんさん」12週69話のあらすじネタバレと感想です。
まずは12週68話の振り返りを少し。
『キアリスガイド』を配ることになったのですが、硬い文章しか書けない明美は文章の書き方を教えてもらうためにすみれを訪ねます。
家でも出来る事だと、キアリスガイドの執筆を手伝うことにしました。
熱心にキアリスガイドの執筆をしているすみれの姿を見て、キアリスへの思いを改めて感じとる紀夫でした。
べっぴんさん 12週69話のあらすじネタバレ
家族は、共に過ごす時間がその土台になっています。
何事も土台が脆ければ簡単に崩れてしまうのです。
潔「ゆり!ゆりはいてるか?」
慌てた様子ですみれの家にやってきた潔は、ゆりが突然家出したことを伝えます。
ハッと気づいたすみれは「近江やと思います」と言いました。
早速近江へ電話をするのですが、「ゆりにな、迎えに来ても絶対帰らんと伝えてくれ言われとんのや」と電話に出た五十八からゆりが完全に拒絶していることを伝えられます。
あさやを訪れた潔。
麻田は酒を飲んでクタクタになっている様子を見て話を聞くことに。
潔「何を考えてるのやろな、女は難しいわ。頑張ってるのにな・・・」
麻田「何のために頑張ってる?」
潔「決まってるやろ、五十八さんや親父の思いを誰よりもわしらが、せやからこそ会社のために頑張ってる。紀夫くんがちゃんと次の後継者としてやっていけるように全力で頑張ってる。ゆりかて昔から女がてらに社会で活躍したい言うてたから、そのためにもわしはやっとるで」
麻田「お前は見誤っとる。人は自分の幸せのために生きるんや」
両親の顔が描かれていないイラスト
保育所でさくらは両親の顔が描かれていないイラストを見ます。
そのイラストを「あかん!」と奪い取るひろ子は走り去っていきました。
迎えに来たすみれは、そんな二人の様子を見ていました。
家で小さくなってしまったカーディガンを直しながら
すみれ「ねえさくら、ひろちゃんと喧嘩してしまったの?どうしてかな」
と聞くと、少し間をおいて「お母さんの話をせんといて」と言われたことを話します。
さくら「ひろちゃんお母さんいてないから、寂しくなってしまうからやと思う」
そんな事情を聞き小さい頃のことを思い出したすみれは、母親から刺しゅうを教えてもらい、一緒に居られた時間は短かったがいろいろなことを教えてくれたのだと話します。
そして、人の気持ちをちゃんと考えられる子になったことを嬉しく思うのでした。
小さい頃、母親のはなに「もろうた人が嬉し思うてくれるような、思いを伝えられるような、そういうべっぴんを作る人になりたい」という夢を語ったことを思い出しながらカーディガンを編んでいます。
紀夫「クリスマスか。僕も何か考えんとな、さくらに」
さくらの寝顔を見ながらそう言う紀夫でした。
子供の好きな柄をカーディガンに入れることを提案
翌朝、さくらが目覚めるとリボンの柄の入ったカーディガンが仕上がっていました。
それを嬉しそうに眺めていると、すみれが着せてやります。
キアリスへさくらと二人でやってきたすみれ。
店内を覗いていると、その姿に気づき武、明美、君枝、良子が出てきました。
リボンの柄の入ったカーディガンを見せ、
すみれ「これはさくらがおリボンがいい言うからこうしたんやけど、お客さんに合わせて好きな柄を入れるいうのはどうかなと思うて」
良子「龍ちゃんは汽車が好きやから
すみれ「ここに汽車の刺しゅう」
子供たちの喜ぶ柄を入れてあげたらいいと話します。
君枝は大急からクリスマス商戦の目玉を考えるように言われていたことを伝え、すみれに意見を求めました。
それを聞き、キアリスガイドを書きながら考えると言い帰っていきました。
二人の後ろ姿を見送りながら、「ええね、編み物のサービス」とつぶやく明美。
良子も「すみれちゃんがいてくれたらな」とつぶやきました。
紀夫は説明会の会場を掃除していると、バケツを見て何かをひらめきます。
家に帰り缶にピンクと白の模様を塗り、さくらへのプレゼントを作りました。
何か物足りないと感じたすみれは、庭で赤い実をつけている葉っぱと鈴を付け加えました。
紀夫「喜んでくれるやろうか」
すみれ「喜びます!大喜びよ、こんなんもらったら絶対に嬉しいわ」
誰かのためにべっぴんを作る、そんなときのすみれの輝きを改めて知る紀夫でした。
べっぴんさん12週69話の感想まとめ
誰かのために「べっぴん」を作ることの喜びを改めて思い出したお話でした。
子供が好きな柄を入れて、それを着て喜ぶ姿を見ることは母親として嬉しいですよね。
紀夫のプレゼント作りを手伝う時のすみれも活き活きとしていました。
やはり、もの作りはすみれの人生そのものとなっているのですね。