NHK朝ドラ「べっぴんさん」13週73話のあらすじネタバレと感想です。
まずは12週72話の振り返りを少し。
坂東営業部を辞める事を決めた紀夫。
すみれの仕事と家庭が上手くいくように間に立ちたいと、キアリスで経理の仕事をすることを決めました。
それでいいのか聞くすみれの手を握り「それが僕の幸せなんや」と言う紀夫でした。
べっぴんさん 13週73話のあらすじネタバレ
完成したキアリスガイドを大島社長に見せるすみれ。
大島「ほう、これを無料で。随分思い切ったね」
隣に座る紀夫に「君は、坂東営業部を辞めてキアリスに入ったんだって?」と言います。
経理が苦手なすみれたちに代わって経理を担当することを伝えました。
大島社長は、これを機にキアリスの法人化することを勧めます。
大島「うちとの取引も始まったことだし、今後のことを考えても会社にしたほうがいいと思いますよ」
その意見に紀夫も賛同しました。
話を聞いた勝二と昭一も、信用のために法人化したほうがいいと言います。
勝二「五年先、十年先続けたいなら人も雇わなあかんやろうしな」
なぜ人を雇うのに法人化しなければならないのか質問する良子。
法人化したほうが新しいことをやりたい時、資金不足でも売り上げをあげていれば銀行が資金を貸してくれることがあることを説明します。
そして、働いてくれている人を社員にできるため皆が安定した生活を送れることを話しました。
「将来は自活せなあかんって考えてた、子供のためにもね」、「手に職をつけて、女一人でもちゃんと生きていけるように頑張りたい」そう言っていた時子や悦子の姿を思い出すすみれ。
すみれ「働いてくれる人にとっていいなら、どうかな?」
その言葉に明美、良子、君枝も賛同しました。
キアリスの社長を決めることに
資金は昭一の銀行で融資を申し込むことになり、社長は誰であるか聞きます。
良子「すみれちゃんがええんやない?」
三人から「すみれ社長」と呼ばれて、自分には無理だと困惑します。
紀夫「好きなことが出来なくなるかもしれへんな」
好きなことが出来なくなる社長を嫌がります。
明美「それやったらどうする、紀夫さん?」
紀夫「いやいやいや、僕は主に経理と総務関係を現場でやります」
実務に関わらないところにいる人がいいのではないかと、武を見て「社長」と呼び拍手をしました。
しかし、後から店に入って来た麻田に皆は注目します。
武のことを忘れて、皆は「麻田社長」と呼びました。
すみれ「麻田さん、キアリスの社長になってください」
急に社長になる事を頼まれ戸惑います。
キアリスはあさやから始まったのだと、全員で頭を下げて頼みました。
法人化のため、役職が記載された書類を書きます。
勝二と昭一にも監査役として名を連ねてもらうことに。
店に銀行の現地調査が入りました。
創業計画書の売り上げ見込みが正しいかどうかを調べに来たのです。
後から店に入って来たすみれたちは、銀行の人が来ていることを知らされ挨拶します。
代表取締役の方はと聞かれ「おっちゃんおっちゃん」と麻田を呼ぶ明美。
「おっちゃんって・・・」と昭一は顔をしかめました。
取締役五名の方はと聞かれ
すみれ「あ、紀夫さんと・・・」
良子「すみれちゃんときみちゃんと明美さんと私でいいのよね」
すみれ「うん、はい、多分」
はっきりしない様子に「多分やない」と注意する昭一。
勝二も、「すみれちゃんときみちゃんとって、社会人やろうが」と社会人らしい言葉遣いをするように言いました。
キアリスの空気を変えようとする紀夫
夜、飲み屋で男会を開いている紀夫達。
昭一「紀夫さん、もうちょっとピシッとさせてくださいよ」
勝二「麻田さんが社長とはいえ現場の舵は紀夫さんやからな」
まず朝礼をし、馴れ合いもやめさせるように言いました。
楽しくしているのに悪いことなのだろうかと不服に思う武に、男会なのか女会なのかどっちなのだと問い詰め「男です」と答えさせます。
『男会』と言う名前が不満になり、新しい名前を考えることに。
キアリスは君枝、明美、良子、すみれの頭文字をとった名前であるため、こちらも頭文字で名前を考えることにしました。
紀夫のノ、昭一のシ、勝二のカ、武のタで『ノシカタ』『カシタノ』と考えますが、両方ともイマイチ。
最終的に『タノシカ』で、楽しかと前向きな名前に決定し乾杯しました。
昭和24年4月早朝。
布団で目覚めたすみれは、紀夫がいないことに気づきます。
株式会社になって初日の出勤だと、朝早くから気合を入れて出掛ける準備をしていました。
みんな出勤してくると、「ちゃん」付けで挨拶する様子を見ていた紀夫。
紀夫「はい、では朝礼を始めましょう。これからキアリスは株式会社キアリスになりました。これからは、なんとなく集まってお喋りしながら、なんとなく仕事をするんやなく、きっちり気持ちを切り替えたほうが仕事も捗る思います」
荷物を置いてくるように指示し、朝礼で並んで声を揃えてピシッと挨拶するように言いました。
そして呼び名を変えるように言います。
女学生のような「ちゃん」付けで呼ぶのではなく、苗字に「さん」をつけて呼び合うように指示しました。
紀夫「小澤さん、村田さん、小野さん、足立くん、坂東さん。皆さん、ちゃんと苗字で呼びましょう!」
こうして少しずつキアリスの空気が変わり始めました。
べっぴんさん13週73話の感想まとめ
キアリスはとうとう法人化されることになりましたね。
会社にしたほうが経営をする上ではよいのでしょうが、手芸倶楽部の仲間たちで集い、明美も加わり和気藹々とした雰囲気でやっていたからこそよかったキアリスなのに、急に堅苦しい感じになって微妙な空気になってしまいました。
社会人としては当たり前のルールなのかもしれませんが、キアリスの雰囲気が変わってしまうことが心配ですね。