べっぴんさん ネタバレ 9週

NHK朝ドラ「べっぴんさん」9週のあらすじネタバレです。

かなり詳しいあらすじですので、ネタバレが嫌いな人は閲覧注意です。

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べっぴんさん9週のあらすじネタバレ

終戦から三年の月日が流れた。

キアリスは、扱う商品の種類も増え、少しずつ成長している。

住み込みで働く若い男性も新しく雇った。

潔の紹介でやってきた足立武という男で、宮崎のメリヤス工場の息子だ。

まだ若く15歳だが、掃除など雑用を主に担当し頑張っている。

ある日、一人の女性が孫へのプレゼントを買いに来店した。

聞くと2年前のファッションショーを見て覚えていてくれたらしい。

「リスのマークの『キアリス』、覚えてたわ。ずっとしまい込んでたんやけど、神戸に来たときにはぜひにと思うて」

この言葉を聞きすみれはひらめいた。

キアリスのマークの入った包装紙を作って、商品にもキアリスのマークを付けてはどうだろうか。

大急百貨店に出店!?

潔たちは婦人服ブランド「オライオン」の商品を大急百貨店に置いてもらおうと売り込みをかけていた。

五十八の時代の坂東営業部では、大急百貨店から「大急特選」のお墨付きマークをもらっていた。

新・坂東営業部もそこを目指す。

潔は紀夫の顔を売るのも兼ねて、大急百貨店の社長・大島保の接待の席を設ける。

大島は、実績のない婦人服には「大急特選」のマークは与えられないと言う。

もしオライオンを紳士服に戻すのなら話は別であるが。

そう言って大島はおもむろにポケットからあるものを取り出した。

それはキアリスのショップカード。

実は大島の妻がキアリスの事を褒めており、大急百貨店に出店させたいと考えていた。

「女房が言うんや。間違いなくええ店やって」

驚いた潔は、自分たちが間を取り持つと申し出て、交渉役は紀夫がやることになった。

キアリスが新聞に!しかし・・・

そんなある日、すみれたちを取材するためキアリスに新聞記者がやって来た。

子供をもつ女性たちが子供服の店を開いたことに興味津々のようだ。

無事に取材は終了し、君枝みんなにキアリスの包装紙と商品につけるマークのデザイン画を見せた。

そこへ潔と紀夫がやって来て、大急百貨店の件を伝えた。

しかし、すみれたちには事の重大さがよくわからない。

ひそかに明美だけが驚いていた。

取引を始める前に経理の状況を確認しておく必要があった潔は、キアリスの帳簿を見る。

その非常に大雑把な帳簿にあきれる潔たち。

「どんぶり勘定とはこのことか」

「君たちは、本気で商売をやってるのか」

すみれたちとしては帳簿はこのくらいで十分と考えていた。

それよりも良い品を作る事のほうが重要で、そっちに関してはこれ以上ないほど本気で取り組んできた。

潔らの言い方が不快だったすみれたちは、だったら百貨店に出店しないと言い張る。

なんとも欲のない考えに呆れる潔だった。

 

翌日、キアリスの記事が新聞に掲載された。

見出しは「ベビー子供服キアリス、生みの親はお母さんたち」

子供のいる、すみれ、良子、君枝、にスポットが当てられ、明美には一切触れられていなかった。

気にしてないと言い平静を装う明美であったが、実は傷ついていることをすみれは感付いていた。

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紀夫は交渉に不向き!?

一方、紀夫は大急百貨店の件で、もう一度キアリスの説得を試みる。

これにはキアリスが飛躍するだけではなく、キアリスを通じて坂東営業部と大急百貨店の絆を深めるためでもあるのだ。

だがゆりは人付き合いが苦手な紀夫は交渉役には向かないと考えていた。

それよりも得意な経理をしていた方が良い。

その他の社員も同じ考えだった。

しかし潔は、紀夫に強い経営者になってもらうために、あくまで表の仕事をしてもらうつもりでいる。

そんな中、紀夫の説得+新聞記事のこともあり、すみれの気持ちは百貨店への出店に傾いていた。

明美の知識と4人の思いがこもった良い品をもっと世に広く知らしめることができる。

他の3人も同意してくれた。

その決断を聞き、紀夫、勝二、昭一がキアリスにやってきた。

だが、百貨店に置く分の商品を増産するため、下請け工場に縫製を発注するべきだと男性陣は主張。

一方の女性陣は知らない人に縫ってもらいたくないと拒否し意見は割れる。

結局、間をとって時子ら商店街の女性に縫製をお願いすることになった。

 

紀夫らは、女性人たちの商売人らしかぬ判断を危なっかしいと感じていた。

どうにか男性陣が導いていかなくてはと考え「男会」を結成する。

仕事が忙しくなり、いつまでも喜代に子守をさせるわけにもいかず、すみれはさくらを保育所に預けることにした。

君枝も息子の健太郎を預けたいが、義母の琴子に猛反対され諦める。

良子も龍一を保育所に預けたが、わんぱくすぎて集団生活に合わないとされ、たった一日で入所を断られてしまった。

大急が出した条件とは

大急百貨店への出店準備が本格的に始まった。

大急百貨店側からはいくつかの条件が出されている。

  • 「大急特選」のマークを付ける代わりにキアリスの商品タグは外すこと
  • 販売や商品の入れ替えは大急のスタッフが行う

せっかく考えたキアリスマークが外されてしまう事に困惑するすみれ。

さらに売り場担当の小山は、キアリスの商品にも注文をつけ、いくつかの工程を省けばもっと量産できると提案してきた。

これに反感を抱いたすみれは、「そんなことをしたら私たちの作る『キアリス』の物やなくなります」と言い返し、出店の話をなかったことにして欲しいとまで言い出した。

これに驚いたのは、男会の面々。

小山の話は男会から見ればむしろ破格の好条件なのだ。

しかし君枝、良子、明美の3人はすみれと同意見で、出店の話は暗礁に乗り上げた。

 

その夜、かつて闇市にいた玉井が明美の前に現れ、キアリスの模倣品を売って大もうけをしないかと誘ってきた。

すみれたちが掲載された新聞を見てキアリスを調べ、明美だけ記事に載らなかったことに目をつけたのだ。

玉井「奥様方と遊んどる場合やない思うで。考えとってくれ。また来るわ」

その数日後、大島から直接話がしたいと言われたすみれは、紀夫と一緒に大急百貨店を訪れた。


以上、べっぴんさん9週のあらすじネタバレでした。

第10週のあらすじはこちらから。

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