NHK朝ドラ「べっぴんさん」5週27話のあらすじネタバレと感想です。
まずは5週26話の振り返りを少し。
赤ちゃんのための物を売るベビーショップあさやを開店させたすみれたち。
外国人男性と腕を組んで歩く派手な格好の女性客が来店しました。
怯んでしまった良子は接客することを拒否してしまい、お客様を相手に態度が悪いと注意をする明美。
開店早々二人の間で小さな衝突が起こってしまいました。
そんな時、明美は勤めていた病院を突然解雇されてしまうことになります。
なかなか帰ってこない彼女を心配して待つすみれたちでした。
べっぴんさん 5週27話のあらすじネタバレ
店で縫い物をしているすみれ、良子、君枝の三人。
店の入り口が開くと立ち上がって見ます。
麻田だとわかると残念そうに椅子に座りました。
良子「連絡もなしに、ええ加減な人なんやないの」
なかなか帰ってこない明美を心配して待っているのです。
明美が来たらすみれたちが心配していたことを伝えると言う麻田。
そこへ軍服の男性が店に入ってきました。
男性は良子の夫・小澤勝二でした。
良子は微笑みながら「おかえりなさい」と言って迎えます。
すみれも友人の幸せを心から喜びます。
しかし、未だ生死すらわからない自分の夫の姿が脳裏に浮かぶのでした。
勝二に赤ちゃんを抱かせる良子。
家へと帰っていく二人を見送ります。
すみれと君枝は、それぞれの夫のことを考えていました。
良子は「そろそろかな」と言い蒸し器の蓋を開けます。
勝二に、毎日お芋をふかしていると蒸し器の底の水が蜜のように甘くなることを話し、今日は勝二のお祝いだと言って渡します。
勝二は「いらん、龍一に全部食べさせてやってくれ」と断りました。
塩鮭の配給があったと食卓に出します。
勝二「塩鮭なんてええのに、わしのために特別なことすることないで」
食卓に並べられた御馳走に遠慮します。
どこに行っていたのかと聞くと上海の港にいたと答えました。
詳しく聞こうとすると、あまり話したくない様子です。
明日は店を休むと言う良子。
勝二「わしのことは気にせんと行きなさい。休まんほうがええやろ」
そう言われ残念そうな表情を見せるのでした。
病院をクビになり途方に暮れる明美
夜、明美が麻田の店を訪れました。
みんなが心配していたことを伝える麻田。
病院をクビになってしまった事を話しました。
明美「うちは、そういう星のもとに生まれたんや」
悲観的に考える明美を「あかん言うてますやろ」と叱ります。
みんなには言わないでほしいと口止めをしました。
店に入って明美がいることに驚くすみれと君枝。
急な患者がきて抜けられなかったと謝り、その代わり暫くはゆっくりできると話しました。
「おはよう」と出勤してきた良子。
久しぶりに帰ってきた夫と家で一緒に過ごすように言うと「大丈夫よ、テーブルクロスも作らないとけないし」と答えます。
テーブルクロスの注文があったことを明美に話します。
ランディ夫婦がホームパーティーをするために使うのだと要望を聞くための通訳を頼みます。
店の留守は自分がすると申し出る良子。
明美は一人で大丈夫なのかと心配します。
良子「大丈夫に決まってるでしょ。子供と違うんですからそんな心配しないでください」
突然、店をやめると言い出した良子
ランディ夫婦の家で奥さんの要望を聞き通訳をする明美。
母国の友達が久しぶりに集まるので、その人たちを迎えるテーブルクロスが必要なのだと言います。
それを聞いたすみれたちは、パッチワークで作ってはどうかと提案しました。
店に帰ってくると、難しい顔で出てくる良子の姿が。
店をやめると言い始めたのです。
なぜやめるなんて言い出したのかと聞く三人。
良子「主人がうちにおってほしいって」
前の会社には戻れるのかと心配すると、勤めていた造船所はなくなってしまったのだと言います。
これから紹介してもらうのだけれど、主人の事だからすぐに決まると前向き話しました。
奥様は呑気でうらやましいと皮肉る明美。
悔しかったら自分も奥さんになればいいと返しました。
必死で引き留めるすみれ。
そんな良子に「ご苦労様でした」と冷たく言い放つ明美でした。
べっぴんさん5週27話の感想まとめ
せっかく四人でやっていこうとした矢先、大きな壁に当たってしまいました。
まさか明美と良子の仲がこんなに悪くなってしまうなんて思いもしませんでしたね。
やっと帰ってきた夫の勝二も素っ気ない感じで良子がかわいそうになってしまいました。
一人で生きて行かなければいけない明美としては、いつでも仕事をやめられる良子はいい御身分といった感じなのでしょう。
女同士の人間関係は複雑ですね。