べっぴんさん ネタバレ 5週

NHK朝ドラ「べっぴんさん」5週30話のあらすじネタバレと感想です。

まずは5週29話の振り返りを少し。

君枝の夫・村田昭一も戦地から帰ってきました。

友人の幸せを心から喜ぶすみれでしたが、未だ生死すらわからない自分の夫のことを思うと複雑な心境でした。

⇒べっぴんさん5週29話のあらすじネタバレと感想はこちら

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べっぴんさん 5週30話のあらすじネタバレ

店に出勤してきたすみれ。

すでに店にいた明美は「なんや早いな」と驚きます。

テーブルクロスを作るために早く出勤したのだと話し「明美さんこそ早いやない」と言います。

早くに目が覚めてしまったのだと言う明美。

病院に出勤する日を聞かれてうろたえます。

明美「これまでずっと休みなしできたやろ、せやから休め言われとるんや」

そう誤魔化します。

君枝の家では、帰ってきた夫の昭一が息子の健太郎を抱っこしています。

泣いてしまった健太郎を見て「すぐにお父さんやとわかるわ、これからずっと一緒なんやもの」という君枝。

琴子は、せっかく息子が帰ってきたのに使用人の家で暮らしていることに不満を漏らします。

そんな母親に、三人の顔を見ることができただけでも嬉しいと話す昭一。

君枝の顔色がいいことに気づきます。

琴子にも気を遣ってもらって、体調が良いことを伝えます。

琴子「約束しましたからね。昭一が出征の時に、君枝さんをよろしくて」

その言葉で、心配してベビーショップで働くことを反対されていたことを思い出します。

結婚してから離れていた時間の方が長かったと話し「これからやな」という昭一でした。

再び元締め・根本に話をつけることに

すみれは潔の家を訪れました。

頼まれていた残りの端切れは栄輔が持ってくることを伝えます。

五十八「ちょうどよかった、みんな出掛けるぞ。負けっぱなしはわしの性分に合わんのや」

奥から出てきた五十八は、みんなを引き連れて闇市の元締め・根本に会いに行きます。

根本たちがやっていることは日本の未来のためにならないと伝える五十八。

それに対して、人が集まるところは誰かが仕切らないと秩序が守られないと答えます。

仕切り方が違うことを指摘し、場銭だと言っても自分たちが潤うために弱いものから吸い上げているだけなのだと反論します。

我々の生きる道なのだと言う根本に、それが日本の未来のためにはならないのだと言います。

根本「未来ってなんや!何もないやないか、あんたかて会社とられたっていう話や。それでよう未来なんて語れるな」

それでも何かを信じて生きなければならないことを伝えます。

何かとは何なのかと聞き返され「それは自分で作るんです」と答えます。

綺麗ごとだと怒る根本。

五十八「自分一人やったら無理です、せやから言うて人から奪うのは違う!」

そして闇市の人々に語り掛けます。

五十八「みんな聞いてくれ。この闇市で生き残るためには、未来のためには、まず手と手を取り合うことが一番大事なことや」

ただ搾取されているだけなのだと怒る闇市の商人。

必要なのは安全だと、誰もが安心して買い物ができるように健全な発展をさせるべきなのだと主張します。

買い物は女性がするのだから、女性が堂々と来られる健全な市場でないと未来はないと。

五十八「1年後も5年後もわしらは生きている。10年後20年後は今の子供らが、30年後40年後は孫の世代が生きとる。そんな子らが生きる未来を作るのは、今を生きるわしらなんや」

ここにいる自分を仮の自分だと思って生きていても何も変わらないのだと。

「あなたがここのリーダーです」と強い口調で根本に言いました。

家では、昔のお父様に戻ったように生き生きとしていたと喜ぶすみれでした。

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良子に続き君枝まで店をやめると言い出し

すみれと明美は、店でデザインを元にテーブルクロスを作り始めていました。

本当に週末までに出来上がるのか心配する明美に大丈夫だと答えます。

店に入って来た君枝は悲しそうな顔で「ごめん、このお店の事…昭一さんに言えなかったの」と謝ります。

これからも言わないでおこうと思っているのだと言います。

「やめるん?」と聞く明美。

謝る君枝に「やっぱりな、こうなるとおもっとったわ…あの子もそうやったし」と良子と同じようにやめていくことを残念に思うのでした。

「きみちゃん、大丈夫よ」と精一杯の言葉を伝えるすみれ。

帰っていく君枝を二人で見送ります。

こうして、君枝と良子は新しい生活へと踏み出していきました。

それでも自分には自分の進むべき道がある。

そんな思いを強く胸に刻んだすみれでした。

べっぴんさん5週30話の感想まとめ

もう一度根本のところに話をつけに行くのは意外でしたね。

治安の悪い市場を、女性も安心して買い物に来られるような健全な場所にすべきだというのはもっともな意見でした。

弱いものから搾取するだけの治安の悪い市場のままでは発展するはずがありません。

その場しのぎではなく先の未来を見据えた商売をするという考えは、商売の世界で大成した五十八でしか考え付かなかったのかもしれませんね。

「お父さまの背中」というサブタイトル通り、今週の五十八の背中は大きかったです。

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