NHK朝ドラ「べっぴんさん」5週28話のあらすじネタバレと感想です。
まずは5週27話の振り返りを少し。
君枝の本宅に住んでいるランディ夫婦がホームパーティーをすることになりテーブルクロスを作ることになったすみれたち。
良子を一人店に残し夫婦にテーブルクロスの要望を聞きに行きます。
店に戻ってくると良子は突然店をやめると言い出すのでした。
べっぴんさん 5週28話のあらすじネタバレ
店で作業をするすみれと君枝。
すみれ「良子ちゃんがいないなんてどうしたらええやろ」
その言葉を聞いた明美は、良子がそんなに必要かと問います。
デザインを元にどういう風に切ってどういう風に縫い合わせるか設計が必要なのだが、良子はそのセンスが長けていることを話します。
すみれ「今回はテーブルクロスやから私でもできなくはないけど、お洋服となると良子ちゃんやないときみちゃんのデザインを活かせないの」
しかし、期日が迫っているため材料に目途をつけてデザインを考えるほうが先だと言う明美。
そこへ店の入り口が開き良子の夫・小澤勝二が入ってきました。
「良子は?」と聞かれ、帰ったことを伝えます。
用件を聞くと「質のええアメリカ製の石鹸をいただいたので皆さんにと思いまして」と紙袋を手渡します。
「これからもよろしくお願いします」と頭を下げました。
それを見た明美は、良子に仕事をやめろと言ったのではないかと聞きます。
驚きの表情を見せ、どういうことなのかと聞き返しました。
事情を話そうとする明美の言葉を遮り、何でもないと答えるすみれ。
家では良子が料理をしていました。
良子「おじさまにご挨拶できました?」
帰ってきた勝二にそう聞くと、アメリカ製の石鹸をもらったが置いてきてしまったのだと言いました。
どこへ置いてきたのかと聞くと「あさやさんや」と答えます。
それを聞き複雑な表情で上着を掛ける良子でした。
すみれたちが店を留守の間に起こった出来事
店では良子が嘘をついていた事に悩む三人の姿が。
「嘘をついてまでやめたかったんでしょうか」と麻田は言います。
君枝は、良子がいなくなってホッとしたのだと本音を漏らします。
君枝「嬉しいと思ったよ、良子ちゃんが幸せそうで。でも、毎日嬉しそうに旦那さんのこと話されたら、そう考えると・・・結局は嫉妬なんやけどね」
器の小さな人間だと笑いながら話しました。
そういう自分を認められることができるのは器が大きな証拠だと否定する麻田。
その時、以前たくさんの買い物をしていった身なりの派手な女性が訪れました。
「もう一人おったやろ?」という女性に、なぜ良子のことを知っているのかと聞くすみれ。
良子が一人で店番をしていた時に友人を連れて来店したことを伝えます。
態度の大きい友人たちは、食べ物を片手に商品に触ります。
それを注意すると腹を立てて詰め寄ってきました。
派手な女性は友人たちを止めますが「買わなくて結構です」と言ってしまうのです。
その言葉を聞いて更に文句を言われてしまった事を話しました。
家で勝二の服の縫い物をする良子。
「職探し頑張ってください」と縫い終わった服を渡します。
友達に嘘をついたのかと聞き「嘘は大切な人失くせで」と言い残す勝二でした。
道理に合わない場銭を支払うことに納得がいかず
闇市で靴下を手に取る五十八。
靴下のゴムの部分が引っ張ったら元に戻らないことに驚きます。
メイドインジャパンだから仕方がないと説明する潔。
それでも靴下は売れているし文句も言われていないのだと栄輔は話します。
メイドインジャパンが粗悪品の代名詞であることを知って驚愕してしまいます。
すみれは端切れを仕入れるために闇市を訪れていました。
潔の家の前にいた忠一郎に挨拶をすると「やっぱり私にはわからないわ」とゆりの大きな声が聞こえてきました。
強面の男たちに場銭を払わなければならない事に納得がいかない様子です。
道理がいかない事でも、ここでやっていくにはそうせざるを得ないのだと言い聞かせる五十八。
正しいことを主張すべきだと言い返され困り果てていると、すみれの姿をみつけ声をかけます。
どうしたのかと聞かれ、布の端切れがほしいことを伝えると「端切れやったら仰山ありますよ」と栄輔が取りに行きました。
五十八「そんだけ言うんやったら分かった。ゆりはそれを伝えられる自信はあるんやな、ほんならお前が表に出て話して来い」
反対する潔の制止を振り切り、表に出て話をつけると言うゆり。
この件は預けてくれとゆりとすみれを伴って五十八は闇市へ繰り出しました。
ゆりは強く見えても此処というところで自分を貫けないところがあり、そこが心配だと話したはなの姿を思い出します。
強面の男たちを従えた闇市の元締め・根本の前に出て「根本さんですよね」と声をかけるゆり。
果たしてゆりの思いは闇市の人々に届くのでしょうか。
べっぴんさん5週28話の感想まとめ
勝二が店に来たことで良子の嘘がばれてしまいましたね。
わざわざ手土産をもって良子のことをお願いしに来るあたり、不器用だけど愛されているのだなという感じが伝わってきました。
まさかすみれたちが留守の間にガラの悪い客に絡まれていたなんて驚きでした。
それが理由だとしたら、そんなことにめげず店に戻ってきてほしいですね。
元締めの根本に場銭の件で直談判することになったゆりがどうなるのか気になります。
娘が信念を貫こうとする姿を見守る五十八は、ただの過保護な父親ではなかったことが分かりました。
ゆりの思いが彼らに伝わってくれるといいですね。