NHK朝ドラ「べっぴんさん」8週47話のあらすじネタバレと感想です。
まずは8週46話の振り返りを少し。
五十八の説得で坂東営業部に戻ることになった紀夫ですが、すみれにファッションショーが終わったら仕事をやめてほしいと言うのです。
悩んでいるすみれに栄輔は、この仕事が自分にとってどんなものなのかを伝えるべきだと助言するのでした。
べっぴんさん 8週47話のあらすじネタバレ
坂東営業部ではサマードレスのモデルをどうするか話し合っています。
宝塚や映画の女優を提案する社員たち。
潔「戦争が終わって苦労してきた女たちを、煌びやかに輝かせるんや」
街にいる普通の女性をモデルにしようと言うのです。
潔「オリオン座は他の星をみつける目印になる、オライオンの洋服を着ることで自分の居場所をみつけてくれたらええんやないかって」
その言葉を聞いていた紀夫は、野球のボールを手に取り何かを考えている様子です。
店の近所の女性たちに洋服のモデルになってほしいと頼むすみれたち。
断る女性たちに明美は「せっかくこんなん着られるのにな」と完成したサマードレスを見せます。
ドレスに感激して即了承しました。
「麗子さんどうですか?」と聞くと「自信ある」とドヤ顔で答えます。
その姿に唖然としている女性たちに「なによ」と一言。
麗子は一人綺麗な娘を連れてくると言い「うちよりちょっと劣るけどな」という言葉で唖然としている女性たちに「なんやて」と不機嫌に言い放ちました。
そこへ試作品を受け取りに来た栄輔。
帰ろうとするところを呼び止めた明美は「あの子のことが好きなんやろ?」と聞き「わかってるよな」と念を押しました。
「家族は大切にせな」という明美に家族のことを聞きます。
明美と栄輔は、互いに家族がおらず一人であることを話しました。
ファッションショーの稽古を始める
それから翌週。
ファッションショーのお稽古の日です。
レコードの音楽に合わせて踊りながら入場してほしいと指示します。
阿波踊りのような踊りで入場してきた女性たちに慌てて「ちゃうちゃう」と止めます。
歩きながらと指示すると、最初は転げてしまいましたが、さまになってきました。
ゆりはすみれたちにもモデルをしてほしいと頼みます。
人数が足らないので、キアリスの宣伝にもなっていいだろうと言うのです。
それを聞いた紀夫は不機嫌そうに店から出て行ってしまいました。
入れ替わるように「化粧してきたで」と厚化粧の麗子がやって来ます。
「それはあかん」というゆりに、ちょっと濃いほうが舞台栄えすると聞いたと言う麗子に「ちょっとやない」と言い返します。
美人の友達を連れてきたと紹介された女性は、女学校時代の同級生だった高西悦子でした。
「あら」とばつが悪そうな表情をします。
やっと美人が来たと喜ぶ坂東営業部の社員。
「ここがあんたらの店なの?」と聞くと「そうよ」と答えます。
声が小さく聞こえなかったようで「なに?」と聞き返しました。
今度ははっきりとした口調で「ここが私たちのお店キアリスです」と答えました。
悦子「ほう、やるやないか。ちくちくお裁縫がご趣味の手芸倶楽部・・・ええ場所みつけたね」
優しい口調でそう言い、微笑みながら見つめ合うすみれと悦子でした。
宣伝のためのカードを作る
ドレスの気になっている部分を指摘し合うすみれ、良子、君枝。
明美には全然わからないようです。
すみれ「なんか、なんかな・・・」
何かを考えているすみれは、ファッションショーに来た人にキアリスの宣伝ができないかと手作りのカードを配ることを提案します。
カードに描くリスとクローバーのイラストを制作する君枝。
完成された可愛らしいカードを見て喜ぶ四人です。
この時、すみれはキアリスがやっとみつけた自分の居場所だと確信しました。
紀夫にファッションショーの主旨と詳細が書かれた原稿を渡す潔。
潔「話聞かれたら上手いことお願いな」
断ると、自分たちは五十八と正蔵のような関係になれるのではないかと思っていたことを話します。
潔「わしは坂東家を誰が継いでも支える決めとった。せやけど、戦地ですみれちゃんと、あの紀夫くんが結婚したと聞いてほんまにうれしかったんやで」
そう言い残して事務所を出て行きます。
紀夫は残された原稿を手に取りました。
カード作りに励む四人。
「君枝帰るで」と必死で連れ帰ろうとする昭一。
明美も「今日だけ」と遅くまで作業することを許してほしいと言うのです。
抱っこしている龍一に「もう、この人たちは夢中になるとなんも見えへんのやから」と勝二は呆れながら言います。
明日は本番だというゆりの言葉で、ハッと気づいて「寝なきゃ、くま作って歩いたら笑われるわ。帰ろ」と慌てて帰り支度を始めます。
会社で野球ボールを手にお手玉の練習をしていた紀夫は「出来たー!」と大声で叫ぶのでした。
べっぴんさん8週47話の感想まとめ
とにかく麗子さんのインパクトが強い回でした。
昔は手芸サークルを馬鹿にしていた悦子にも現在のすみれたちの頑張りを認めてもらえてよかったですね。
紀夫と潔も父親たちのような関係になれれば最高の居場所ができるはず。
野球ボールで何をしたかったのかと思っていたらお手玉の練習だったのですね。
紀夫さんがお手玉をできなかったのも意外でしたが、さくらのために必死で練習する姿は父親らしかったです。