NHK朝ドラ「べっぴんさん」8週48話のあらすじネタバレと感想です。
まずは8週47話の振り返りを少し。
ファッションショーの準備をすすめるすみれたち。
キアリスの宣伝ができないかと、ファッションショーで手作りのカードを配ることに。
会社では野球ボールを手にお手玉の練習をする紀夫の姿がありました。
べっぴんさん 8週48話のあらすじネタバレ
ファッションショー当日。
食事のあと、紀夫は練習したお手玉をさくらの前でやって見せます。
すると笑顔を見せるさくらでした。
ファッションショーに訪れた大勢の人たちに手作りのカードを配ります。
紀夫も来客の応対をしていました。
別室にはドレスを着て並んでいるモデルたちがいます。
ゆり「そろそろ始まります。皆さん準備はよろしいですか?」
緊張した面持ちのすみれたち。
ドレスを着た女性たちが壇上に登場し、観客のいる真ん中の道を歩きます。
節子と静子も登場し、途中転ぶ場面もあったもののファッションショーに参加できて大喜びです。
いよいよすみれたちの出番となりました。
ニコリともしない明美に、良子は「明美さん笑って」というと硬い表情で「そんなんできへん」と答えるのでした。
自分の気持ちを伝えるすみれ
「今日のモデルの皆さんです」と紹介され挨拶をする女性たち。
時子「商店街の主婦です、こんな、こんな機会をいただいて…これから前を向いて生きていけると思います。ありがとうございました、子育て頑張るぞ!」
時子の赤ちゃんを抱いた父親の応援する姿もありました。
静子「ずっと田舎暮らしでしたけど、こんなお洋服着せてもらって心が晴れやかになりました」
節子「次のショーも呼んでください」
悦子「みなさん、頑張りましょうね」
いよいよすみれたちの挨拶となりました。
すみれ「私たちは神戸の商店街でベビー用品とこども服の『キアリス』というお店をやっております。戦争が終わって苦しい中、自分は何ができるだろうと考えて今のお店を始めることになりました。やっと夫が帰ってきてくれました。少しは生活に対する不安も少なくなりました。だからこそ私は気が付いたことがあります。それは、お店が私の人生の喜びになっているという事です。世の中にはいろんなことがあるけれど、仲間がいれば大きな力が生まれること、一人ではできないことも、仲間と一緒ならできること、女の人もそんな夢を見ることができる世の中になればと思うてます。人を信じることの豊かさと夢をかなえていく姿を、私は娘に見せてやりたいです」
拍手の中、涙を流しながら微笑んで紀夫をみつめます。
そんな姿に紀夫も笑みを浮かべるのでした。
突然、姿を消した栄輔
事務所にいた栄輔は、潔に会えていなかったらどうなっていたのだろうと言います。
栄輔「兄貴のおかげで生きる希望がもてた。いつか兄貴のおかげで今があると言えるようになりたいわ」
突然の言葉に「どないしたんや?」と聞く潔に「なんや突然伝えとうなってな」と言い残して部屋を出て行きました。
両親の工場で作っていた傘を手に歩いていく栄輔。
この時を最後に、姿を消しました。
店で、すみれの気持ちは分かったことを伝える紀夫。
紀夫「自分だけ浦島太郎のような気になってたけれど、それではあかんのやな」
自分の気持ちを理解してもらえたことに喜ぶすみれは「ありがとう」と紀夫に抱きつきます。
喜代は慌てて二人の姿を見せないようにさくらの目を手で覆いました。
すみれの頭を優しく撫でる紀夫。
やっとこれからが、今に始まろうとしています。
紀夫は手に持った懐中時計のリューズを巻き、時を刻ませるのでした。
べっぴんさん8週48話の感想まとめ
ファッションショーも大成功で、坂東営業部とキアリスの両方の宣伝にも成功したのではないでしょうか。
すみれの気持ちを理解してくれるか不安だった紀夫にも、ファッションショーの時の挨拶でしっかりと伝わってよかったですね。
いきなり姿を消してしまった栄輔はどうしてしまったのか心配です。
一難去ってまた一難といった感じですね。