NHK朝ドラ「べっぴんさん」18週100話のあらすじネタバレと感想です。
まずは18週99話の振り返りを少し。
メリヤス工場を手放すという手紙が届き、五十八と一緒に工場へ向かうすみれ。
工場は売られてしまい、その買い手が栄輔だったのです。
今まで通りキアリスにメリヤスを卸してほしいと頼みますが断られてしまうのでした。
べっぴんさん 18週100話のあらすじネタバレ
他の生地で肌着を作ることにしましたが、なかなか良い素材がみつかりません。
肌着の生地が変わってしまうことを残念に思う悦子。
それでも評判の良い肌着は売れていきます。
工場の橋詰が訪れ、孫のための物をキアリスで買ってあげたいのだと言います。
すみれ「肌着です。橋詰さんが編んでくださったメリヤスで作られています」
商品の肌着を見せて言いました。
いつ生まれたのか聞くと先週だと答えます。
すみれ「これ、私からプレゼントさせてください」
赤ちゃん用品をプレゼントすることにし、健やかな成長を心よりお祈りしておりますと頭を下げました。
すみれ「ごめんなさい、何も気づかずに。当たり前のようにお願いして・・・」
橋詰「和弘さんや社長はどうおっしゃられるかわかりませんが、わしらは励みになったんですよ。足立さんです」
飽きることなく楽しそうにメリヤスのできる過程を見ていた武の存在が嬉しかったのだと言います。
すみれ「足立に伝えます。今まで長いこと、ほんまにありがとうございました」
橋詰「こちらこそ、いい仕事させてもろうて幸せでした」
その様子を、栄輔は遠くからみつめていました。
お土産のお菓子を持ってゆりの家を訪れた五十八。
五十八「ゆりがこんなええお母さんになる分かっとったら悩まんですんだのにな」
頑固で反抗ばかりしていたのだと言います。
自分のやりたいことをしっかり持っていたが、時代が時代なので許されなかったことを教えました。
ゆり「でも、今はそれでよかったと思ってる。いろんなこと諦めた思うてたけど、そうでもなかった。その先に潔さんとの暮らしがあって正太が生まれて、今の暮らしがあるんやもん」
さくらに展示を見せる
五十八はさくらに一緒に出掛けてほしいところがあると言います。
向かった先は大急百貨店でした。
展示を眺めていると、五十八の姿をみつけた栄輔が挨拶します。
栄輔「先日は失礼いたしました」
大急で店を出しているのかと聞かれ、本店は三宮にあることを話します。
五十八「君みたいに大きな目標を掲げてるわけやないんやけど、結果的にすみれらも同じもんを目指してるんやと思う。助けたってくれへんか、力を貸したってくれへんか、この通りや!」
深々と頭を下げて頼みます。
栄輔「頭を上げてください・・・さくらちゃん今日は?」
さくらは五十八に自分を連れて来たいところはと聞きます。
すみれたちが夏の大急の展示を任されたので、一緒に見に来たかったのだと言います。
五十八「女の一生か・・・」
展示のお披露目の時に、スピーチですみれが語っていたことを教える栄輔。
いろんな生き方をする女性を応援したい気持ちで作ったこと、生まれてくる赤ちゃんたちにどんな風に生きても自分の選んだ道ならば応援するという母親たちの気持ちが込められているのだと。
落ち込む二郎を励ます
さくらはジャズ喫茶に来ました。
一人暗い店内で演奏する二郎。
二郎「わしが東京行って成功する思うか」
その問いかけに「当たり前やないの」と答えます。
落ち込む様子を見て五月の事かと聞きます。
二郎「手紙が来た、他に好きな男ができたって。しゃあないな」
さくら「私がいる。今まで通りの二郎さんでいて、大丈夫やから」
事務所で、橋詰が大急でキアリスの商品を買って行ったことを話すすみれ。
すみれ「たけちゃん、橋詰さん言うてたよたけちゃんの事。励みになったって、嬉しかったって」
戻ってきた武に笑顔で伝えると、張り切って中西と一緒に工場回りへと出掛けて行くのでした。
家で五十八と紀夫の二人とお茶を飲むすみれ。
いくつになっても教わることばかりだと言います。
五十八「大事なことやで、分からんこともあるし、ままならんこともある。そやけどそういうことは一生かけての宿題やと思うてたら、人はいくつになっても成長できる。すみれにはそうであってほしいな。それは仕事だけに限ったことやないで」
明日帰ることを伝え、また近江に遊びに来るように言いました。
夜中、一人で妻のはなと幼い頃のゆりとすみれと一緒に撮った家族写真をみつめる五十八。
急に具合が悪くなり苦しそうにするのでした。
べっぴんさん18週100話の感想まとめ
武の気持ちは、現場で働いていた橋詰にしっかり伝わっているようでよかったですね。
五十八も、娘たちが母親として立派にやっているのを見て安心したようです。
すみれがどんな気持ちで展示を作ったのかをさくらに知らせる切っ掛けを作ったのも流石といった感じですね。
栄輔に頭を下げて頼み込んだのも、自分がいなくなった後のことを考えての事なのでしょう。
本当に偉大なお父さんです。