NHK朝ドラ「べっぴんさん」19週109話のあらすじネタバレと感想です。
まずは19週108話の振り返りを少し。
一人で子供を産むことに不安を感じる五月。
すみれたちも戦時中に一人で子育てして不安だったことや苦労したことを話し、そんなお母さんたちを助けるために始めたのがキアリスであることを教えます。
さくらの説得もあり、二郎は東京行きをやめ五月と一緒に生きていくことを決めるのでした。
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べっぴんさん 19週109話のあらすじネタバレ
ジャズ喫茶にすみれ、明美、良子、君枝、紀夫も来ています。
二郎の演奏に合わせて踊り始めました。
すず「あんたもママやな。私も年をとったな
そろそろ遊んで暮らしたいと言って、二郎と五月に店を任せることにしました。
すず「ベイビーが幸せ運んできてくれるで」
やさしく二人を抱きしめるのでした。
そして翌年。
すみれの家では廊下でそわそわしている二郎の姿が。
部屋の中で、すみれたち四人とさくらがお産についています。
リビングで待つ男性陣と喜代。
喜代「今から生きる赤ちゃんは、これから何年生きるんやろう」
50年後の世界はどうなっているのだろうと言いました。
喜代「健太郎さんも龍一さんも二郎さんも、まだ生きてられますね」
紀夫「僕はどうやろう」
喜代「どうでしょう」
その直後、赤ちゃんの産声が聞こえました。
息を引き取る五十八
五月の元へと急いで駆けつけます。
生まれたのは元気な男の子でした。
五月「こんにちは、会いたかったよ」
我が子を腕に抱き、そう声をかけました。
みんな「おめでとう」と祝福します。
喜代も腕に抱き「よう来たね、よう来たね」と言いました。
近江では、布団から起き上がり家族の写真をみつめる五十八の姿が。
節子「起きてはったんですか」
五十八「今日は気分がええからな」
節子「ほな、なんかお口にしはりますか」
静子「そしたら干し柿でもどないです」
五十八「いただこうかな」
部屋を出て行こうとする静子に、障子を開けたままにしてほしいと言いました。
一人になり外の雪景色を眺めます。
そして何かをつぶやいたあと、静かに息を引き取るのでした。
喜代が電話で知らせを受け、泣きながら紀夫に伝えます。
長太郎「五十八・・・」
眠る五十八の傍らに座り、おでこに手をやる長太郎。
節子「ほんまに、ほんまにご苦労さんでございました」
すみれとさくらも、紀夫の口からこの事を知らされます。
すみれは表情を変えず頷くだけですが、その目からはたくさんの涙の粒が溢れていました。
自分の夢を伝えるさくら
窓から空を眺めるすみれに、さくらは声をかけます。
さくら「お母さん・・・私、自分がどれだけ愛されてるのか、幸せなのか気づかなかった。お父さんとお母さんに甘えるばかりで、我が儘ばかり言うてごめんなさい。変わらんなって、変わりたいって思うてます」
自分が何をしたいのかずっと悩んできたけれど、五月の赤ちゃんが生まれて、これから生きていくあの子が夢を持てるような何かを作りたいと思った事を伝え、デザインを頑張りたいと言いました。
さくら「二度と泣き言は言いません。私もお母さんの仕事を応援します、せやから私のことを応援してください」
その言葉に嬉しさで涙を浮かべるすみれは、さくらを優しく抱きしめるのでした。
棚に飾られた写真には、五十八が二人の娘と写る写真が加わっていました。
朝、一人で朝食をとるさくら。
さくら「おかわりしようかな」
喜代「そんなお時間ありませんよ。それやったら、もう五分早よ起きてください」
仕事に出掛けるすみれと紀夫を笑顔で見送ります。
外に出て舞散る桜の花弁をみつめるすみれ。
五十八「よかったな、すみれ」
はな「ほんまやね」
べっぴんさん19週109話の感想まとめ
五月の赤ちゃんが無事に産まれてよかったですね。
でも五十八が亡くなってしまいました。
生まれる命があれば消える命もある、切ないことです。
赤ちゃんが生まれたことで、さくらの将来の夢も決まったようでした。
夢を全力で応援してくれる優しい両親に愛されて、さくらは本当に幸せ者ですね。