NHK朝ドラ「べっぴんさん」21週117話のあらすじネタバレと感想です。
まずは21週116話の振り返りを少し。
キアリスは創業20周年を迎えました。
創業記念パーティーには大勢の社員たちが。
キアリスは社員・アルバイトが二桁を超える数になっていました。
さらに会社を大きくしたキアリスには就職を希望する大勢の学生たちが応募してきます。
アメリカ留学から帰ってきたさくらと健太郎もキアリスの採用試験を受けるのでした。
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べっぴんさん 21週117話のあらすじネタバレ
キアリス採用試験の一次面接の日。
面接官を務めるすみれたちの目の前に現れたのはさくらと健太郎でした。
一人目が自己紹介をします。
学生時代洋品店でアルバイトをしていて、お客様の笑顔を見たら疲れが吹っ飛ぶことを学んだと語ります。
キアリスで、大勢の赤ちゃんやお母さんたちを笑顔にして社会の役に立ちたいのだと言いました。
次に、健太郎の番になり俯く君枝。
健太郎「村田健太郎と申します。東京大学卒業後、アメリカニューヨークの大学院で経営学を学び、この秋卒業しました。経営学全般の知識は持ち合わせています」
そして英語で話し得意であることをアピールしました。
さくら「坂東さくらと申します。私の好きなこと、得意なことはデザインです。東京の美術の大学を卒業後、アメリカのデザインスクールでデザインを学びました。授業や勉強がとても楽しく、寝るのを忘れるほど夢中で課題を仕上げました。ぜひキアリスで働かせてください、よろしくお願いします」
面接が終わり、すみれと君枝は自分たちの子供がいて驚いたことを話します。
そこへさくらと健太郎が来て声をかけてきました。
さくら「どうやった?私もけんちゃんもびしっとしてたでしょ」
一時帰国した時からキアリスの就職試験を受けることを決めていたのだと言います。
明美「せやけど、書類選考100人の中にさくらちゃんとけんちゃんっておった?」
良子「いなかったと思う」
キアリスへの就職を諦めないさくら
もしかして中西かと聞くと、二人に頼まれてこっそり履歴書を入れたことを謝りました。
すみれ「お母さん反対です、ほんまの子供たちが入ってきたら今のキアリスの空気が変わるわ」
ずっとキアリスで働きたいと思ってきたことを伝えるさくらですが、ここにきている600人の学生もそう思ってくれているのだと言いました。
隣にいる君枝もすみれと同じ考えだと反対します。
さくら「子供やからあかんなんて、私たち個人を見てよ。留学して頑張ってきたのに」
すみれ「はっきり言うておきます、中西人事部長に直接頼み事すること自体がルール違反やわ。普通の学生さんがそれをできる?できないでしょ。それやのに私たち個人を見てやなんて」
紀夫にも聞いてみますが、すみれたち同様キアリスで働くことを反対しました。
帰る途中、さくらは健太郎にキアリスで働くことを諦めないことを話します。
さくら「けんちゃんやる気あるの?」
健太郎「あるよ、あるって。僕かて一生がかかってるんやから」
さくら「それならちゃんと男らしいとこ見せてよね。もし簡単に諦めようなんて言うたら好きやなくなるかもしれへんから」
面接の合否を決める
すみれたちは集まり合否を決める話し合いをします。
10人に絞ることになり、お客様の笑顔を見たら疲れが吹っ飛ぶことを学んだと言っていた阿部という男性の履歴書を見て笑顔で「採用」と即決しました。
京都大学出身の理屈っぽい男性は、他の合う会社があるだろうと不採用にしようとしますが武に止められ採用することに。
健太郎の履歴書を見せられ、君枝は「不採用」と言いました。
しかし、中西は健太郎もさくらも優秀な人材だと説得しようとします。
すみれ「会社のことよう知ってるからというて、それが採用の理由にはならないと思うの。来てくれたみんな、何にも知らないところから一生懸命頑張ろうとしてる人ばかりよ」
中西と武の説得もあり、保留することにしました。
すみれが廊下を歩いていると、社員たちの話声が聞こえてきます
さくらと健太郎が就職試験を受けていたことを親の七光りだと嫌がっているのでした。
すみれも自分たちのことをもう気にかけてくれないだろうというと、部屋に入り「なに言うてるのよ」と言います。
謝る社員たち。
すみれ「誤解されたくないから言うておくけど、私たちの子供やからという理由で採用する気はない。あなたたちのことがどうでもよくなるなんてこと絶対にない」
そう言われてやる気を出し、仕事に戻るのでした。
すみれの家にはゆりと潔も来ていて一緒に食事をします。
正太は東京の大学に行っていてお正月と夏休みに帰ってくるのだと言うゆり。
みんなでグラスを持ち、さくらの帰国を祝って乾杯しました。
せっかくのお祝いの会のはずが、喜びよりも今後についての事で頭がいっぱいのすみれなのでした。
べっぴんさん21週117話の感想まとめ
我が子だからといって優遇してはいけないと考えるのは経営者として当然のことです。
さくらと健太郎が熱心にキアリスへの就職を望むのも分かりますが、他の学生さんたちも同じ気持ちのはず。
平等に審査したとしても七光りで入社したと思われても仕方ないでしょう。
経営者が身内を採用することは実はかなり難しいことのようですね。