NHK朝ドラ「べっぴんさん」22週123話のあらすじネタバレと感想です。
まずは22週122話の振り返りを少し。
店舗が雨漏りのせいで改修工事のため二週間休むことに。
その間仮店舗で営業を続けることを提案した健太郎はすべての営業を自分に任せてほしいと言います。
紀夫は新人三人と開発宣伝部の明日香、久美子、直子の六人でやる条件で許可するのでした。
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べっぴんさん 22週123話のあらすじネタバレ
さくら、健太郎、阿部は開発宣伝部の明日香、久美子、直子と向かい合って話し合いをしています。
健太郎「いい機会やから、製作所で作ってないものに挑戦してはいかがでしょうか」
赤ちゃん用の生地で大人用のパジャマを作ってはどうかと提案する直子。
他の物は潔に相談に乗ってもらおうと言うと、オライオンの社長が自分たちの話を聞いてくれると思うのかと久美子が不機嫌そうに言います。
明日香「お坊ちゃんとお嬢ちゃんがいるんやもんね」
その言葉で気まずい雰囲気になってしまいました。
阿部「やめませんか、そういうの。そんな話しても何の生産性もありません。みんなそれぞれ親や生まれた環境いうものがあるんです」
健太郎「明日香さんは明日香さんで、野菜を送ってくれる優しいお母さんがいてくれてるやないですか」
早速潔の元へ向かいました。
潔「そんで、商品の仕入れについて聞きたいって?」
ストッキングはどうかと、オライオンの工場でいろんな色のストッキングを作ってもらえるよう頼みます。
潔は快く紹介すると答えました。
『改修工事中のため2週間ほどお休みいたします 株式会社キアリス』
工事中であることを知らせる張り紙が貼られ、仮店舗に商品を運び込むさくらたち。
朝、起きて来た明美は皆に声をかけます。
久美子「ここからキアリスは始まったんですよね」
そう言われ明美とさくらは飾られている麻田の写真をみつめます。
さくらはみんなに向き直り、仮店舗の名前を「ベビーショップあさや」にすることを提案しました。
みんなも拍手して賛同します。
キアリスの社長室では、ストッキングの大人用、布の端切れセットなどさくらたちの好きなものがバラバラに並んでいる事に困り果てるすみれ。
明美もセンスはいいが赤字だろうと言いました。
「堪えな」とだけ言う紀夫。
君枝は体調が悪くなり頭を抱え込んでしまいました。
仮店舗開店の日を迎える
ベビーショップあさや開店の日。
看板には『ベビーショップあさや from キアリス』と書かれ、男の子と女の子の可愛いイラストが描かれていました。
商店街の人たちも店の様子が気になり覗き込みますが、客は誰も来ません。
勝二「六人も必要か?こないな狭い空間に」
客も来ていないのにと言うと、六人は一斉に勝二に注目します。
勝二「うわあ、12個の目がわしを見てる。・・・まだ見てる」
夕方となり、店仕舞いをするよう言う勝二。
明日香は二つしか売れなくて落胆しました。
明日香「良い物作ってる自信はあるのに。お坊ちゃんの思いつきに乗せられて、振り回されたような気分やわ」
そう言い残し久美子、直子と一緒に肩を落として帰っていきました。
勝二は身内だから言わせてもらいたいことがあるとさくらたち三人に言います。
勝二「まずお客さんに足を運んでもらうためにどんな努力をした?」
隠れて様子を見ていた中西は、紀夫へ駄目だったことを報告します。
そこへ栄輔が訪れました。
ビジネスの話だと、古門社長と手を組んで万博の終盤を飾る大きなショーを演出することになったことを話しキアリスにも協力してほしいと頼んできました。
栄輔「詳しいことは一度KADOSHOの方でお話しできたらと思います」
子離れできない紀夫
さくらと健太郎は、武から今までのキアリスの資料を見せてもらうことに。
キアリスが過去に作ったポスターやカードを見て、自分たちもポスター制作をすることにしました。
家では紀夫がさくらの帰りが遅いことを心配しています。
夜遅くなり、家へさくらから電話がかかってきてポスター制作のため時間がかかり朝になるかもしれないことを知らせました。
紀夫「朝になるって大丈夫か?」
さくら「大丈夫よ、健太郎がいるから」
紀夫「それは、あれか二人っきりということか?」
さくら「そう」
紀夫「何を考えてるんや、いますぐ帰って来なさい」
さくら「え、なんで」
紀夫「当たり前やろ!年頃の男と女が一つ屋根の下で夜を明かすなんて、そんな絶対あかん」
興奮する紀夫をなだめるすみれ。
さくらは電話を切り、健太郎へ自分たちが付き合っている事をちゃんと話したほうがいいと言います。
さくら「私との将来ちゃんと考えてくれてるの?」
一人前になったらと答える健太郎に、二人で力を合わせて一人前になるという手もあると言います。
さくら「けんちゃんと私、力を合わせたら三人前にも四人前にもなれるかと思うてる」
二人は口づけをしようとすると、悪いタイミングで中西が「誰やこんな時間に!」と部屋へと入ってきました。
ポスターを作っている事を伝えると「まあ、あれやな・・・頑張りい」と言ってそそくさと出て行きました。
家では紀夫が落ち着かない様子でさくらの帰りを待っていました。
すみれ「我慢して見守ろうとおっしゃったのは紀夫さんですよ」
紀夫「それとこれとは話が別や」
玄関が開く音が聞こえ急いで見に行きます。
子離れと親離れが同じ時期だと問題はないのですが。
べっぴんさん22週123話の感想まとめ
今回は、初期のキアリスのように上手くいかず悩む回でしたね。
最初から上手くいくなんてことはなかなかないでしょうから仕方がありません。
さくらたちにはキアリスというお手本があるだけまだいいのかもしれませんね。
娘を心配する紀夫に父親らしさを感じられてよかったです。
さくらと健太郎が付き合っている事を知ったらどんな反応をするのか気になりますね。