NHK朝ドラ「べっぴんさん」2週のあらすじネタバレです。
かなり詳しいあらすじですので、ネタバレが嫌いな人は閲覧注意です。
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べっぴんさん2週のあらすじネタバレ
潔が再び戦地へ行くことになってしまった。
淡い恋心を抱いていたすみれはショックを受ける。
そして密かに潔を想っていたゆりもショックを受けるのであった。
そんな中、ゆりに縁談の話が持ち上がる。
お相手は華族の次男で婿に入るという良い条件だが、将来のことは自分で決めたいゆりは断固拒否の姿勢。
自分で書いた英語の論文を正蔵に見せ、現社長の目から能力をしっかり見てくれと迫る。
そこに居合わせた五十八はこれに激怒。
一方、同じく居合わせた潔はゆりの気迫を面白そうに眺めていた。
同じ日、坂東営業部の今後について話し合う為、正蔵と潔は坂東家を訪れた。
ゆりはこの機を逃すまいと爆弾発言をする。
私は潔を愛している。
こんな時代だからこそ、一番愛する人と結婚がしたい。
居合わせた一同は仰天。
五十八は潔に殴り掛からんばかりの勢いで激高。
ゆりは自分が一方的に想っているだけだと説明するが、五十八の怒りは収まらず、ひとまず潔たちは退散した。
五十八が怒る理由
ゆりには父がなぜ反対するのかわからなかった。
潔は能力もありその人柄は五十八も十分知っているはずなのだが。
一方の潔はまんざらでもなく、ゆりの大胆な行動に心惹かれていた。
しかし二人の結婚には難しい事情がある。
実は潔は野上夫妻の養子で、野上家の大事な跡取り。
婿入りさせ坂東家の跡取りにするわけにはいかないのだ。
五十八からそれを聞かされたゆりは何も言えなくなってしまう。
それから数日後、正蔵と潔が再び坂東家にやってきた。
すると意外なことに潔の婿入りを五十八に願い出た。
潔とゆりが愛し合っていると悟った正蔵の親心からの決断だった。
潔もゆりが好きだと宣言。
これに五十八も心を動かされついに二人の結婚を認めた。
五十八は正蔵と潔の心中を思いやり、婿入りではなくゆりを野上家に嫁に出す事を告げると「娘を頼む」と潔に頭を下げた。
こうして二人が幸せになる一方、すみれの淡い初恋はひっそりと幕を閉じた。
五十八の過去
それから数日後、坂東家にて潔とゆりの結婚式がささやかに行われた。
五十八の故郷の近江から、五十八の母・トク子、兄・長太郎もやってきた。
豪邸を見て五十八の成功を喜ぶトク子。
一方、兄の長太郎はどこか不満気だ。
田中五郎夫妻と紀夫もやってきた。
紀夫は東京の大学を卒業し、現在は五郎が経営する商船会社で働いている。
紀夫「潔くんのこと好きだったんやないんですか?」
寡黙で何を考えているのかわからない紀夫が急にこんなことを言い出し、ビックリするすみれ。
潔「お姉さんの結婚相手やのに・・・」
そんな事まで言われ、訳が分からずすみれは混乱する。
その夜、トク子は五十八の近江時代のことをすみれに聞かせた。
五十八には昔から商才があった。
坂東家は布の売買を生業としている。
次男の五十八は商売を始める際、父の得意客をわずかにもらっただけだったが、あっという間に繁盛させた。
しかしやがて本家の経営が傾いてきた。
兄の長太郎は得意先を譲れと迫り、五十八は泣く泣く譲った。
その後、坂東家を飛び出した五十八は、はなと共に一から商売を広げて今の成功を掴んだのであった。
これを聞いたすみれは、五十八とはなが築いたものを受け継ぐはずだったゆりが、他の家に嫁ぐことの重大さを感じるのであった。
すみれの結婚相手は
ゆりたちの結婚式から半年が過ぎた昭和18年1月。
ゆりは大阪の野上家で暮らし、正蔵の下、坂東営業所で働いている。
すみれの親友・多田良子は15歳も年上の男性と見合い結婚する事に。
周りの人間が次々と結婚していく中、ついにすみれにも縁談話がやってきた。
お相手は、昔から坂東家の婿にどうかと言われている3人兄弟の3男。
縁談の話を聞いたすみれは、結婚すると即答。
五十八とはなが築いたものを守るためだった。
そして、五十八が見せてくれた写真を見たすみれは仰天する。
そこに写っているのは紀夫ではないか!
それから少しして、すみれの足を採寸するために麻田がやってきた。
はなとの約束を果たせることを喜ぶ麻田。
そしてその年の6月、すみれと紀夫の結婚式が開かれた。
親友の良子と君枝も駆けつけてくれた。
すみれははなの形見のウェディングドレスを着ている。
紀夫は寡黙で相変わらず何を考えているのか謎である。
ようやく口を開いた紀夫は、
紀夫「堪忍してください。あのときはつい言い過ぎました。き、き、きれいです」
紀夫の意外な言葉を心から喜ぶすみれであった。
一足先に結婚した良子は、夫からプレゼントされた腕時計を着けて幸せそうだ。
また君枝も結婚が決まったとのこと。
すみれは学生時代のように二人との会話を楽しんだ。
待望の赤ちゃん誕生!
坂東家に婿入りした紀夫は、商船会社を辞め坂東営業所で働き始めた。
紀夫は几帳面な性格で、誰よりも早く出勤し、机や周りを掃除し乱雑に置かれているものの整理整頓をする。
数字に強く、仕事は正確。
そうして結婚式から数ヶ月経ったある日、すみれはあることを紀夫に告げる。
赤ちゃんができたのだ!
ドキドキしながら告白すると、寡黙な紀夫がテラスに出て叫び出した。
「どうしたの!?」
「喜んでいるんです!」
普段見せない姿に、すみれは驚きつつも嬉しく感じずにいられない。
しかし幸せは長くは続かない。
翌年の3月。
紀夫に召集令状が届いた。
すみれは妊娠7ヶ月、紀夫は我が子の顔を見ることなく戦争へ向かう。
紀夫は子供の名前について、男の子だったら五十八に名付けてもらい、女の子だったら「さくら」という名前にしてほしいと話す。
すみれが桜の舞う通りを歩いているのを見かけた時に心を奪われたからだ。
子供をすみれに託し、坂東家の人々に見送られ紀夫は発って行った。
それから3ヶ月経ち、すみれは元気な女の子を出産。
紀夫との約束通り、さくらと名付けられた。
偶然にもさくらが産まれた日、戦地の紀夫から手紙が届いた。
紀夫らしい言葉の少ない手紙だが、すみれは心から嬉しかった。
明美との再会も・・・
戦況は日に日に悪化し、食料不足が深刻になっていた。
坂東家の庭を菜園にしたが、それでも栄養不足ですみれのお乳の出は悪い。
さらに粉ミルクの配給は遅れがちで、子育ては容易ではなかった。
そんなある日、坂東家の近所に住むイギリス人のクリスティーナが粉ミルクをくれた。
クリスティーナにも赤ん坊がいるが、帰国する事になり不要とのこと。
クリスティーナは自宅に育児のエキスパートを招き、子育て教室を開いている。
そのエキスパートとは、洋菓子を盗もうとした容疑で叱られたあの小野明美だった。
すみれの方は成長した明美に気が付かないが、明美は違った。
お嬢様のすみれに嫉妬している明美。
英語が堪能だったがクリスティーナがすみれを教室に誘うのを訳さず背を向けて去ってしまった。
教室では明美が正方形の布をおしめのように巻いて見せ、外国人の母親たちがまねををしている。
すみれは外から除くが、遠くてよくわからない。
帰宅しハンカチで再現してみるが、上手くいかないすみれであった。
近江への疎開
昭和20年。
戦況は悪化の一途をたどり、日本本土への爆撃が本格化。
坂東営業所は統制会社に吸収されることとなった。
会社を失った五十八は、実家のある近江にすみれ、さくら、ゆり、忠一郎、喜代を連れて疎開する事にする。
近江にある坂東家の本家には、
- 五十八の母・トク子
- 兄・長太郎
- 長太郎の妻・節子
- 長太郎の息子の妻・静子
- その息子・慶一
が暮らしている。
長太郎の息子の肇は出征中。
トク子以外の人たちはどこか冷たい感じがし、すみれたちは肩身の狭い思いをしていた。
そんなある日、神戸の自宅を見に行った五十八と忠一郎がボロボロの姿で帰ってきた。
神戸で空襲に巻き込まれたのだ。
そしてその2か月後、日本は敗戦を迎えた。
終戦から少し経ち、すみれはさくらを連れて神戸に戻って来た。
辺りは一面の焼け野原。
坂東家の洋館も空襲にあい、土台がかろうじて残っているだけ。
焼け跡で、焦げたウェディングドレスを発見しすみれが泣きそうになった時、さくらがすみれの方を向いてニコッと笑った。
守るべき娘がいる。
前に進むしかない。
気持ちを奮い立たせたすみれは、紀夫と潔に宛てて、近江の本家にいる旨を記した看板を立てるのであった。
以上、べっぴんさん2週のあらすじネタバレでした。
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