【べっぴんさん】坂東すみれのキャスト・モデル・ネタバレ

2016年の10月から放送の朝ドラ「べっぴんさん」。

そのヒロインの坂東すみれを演じられるのは芳根京子さんです。

戦時中に財産も家も無くして夫も不在の中、一人で子供を育てて生きていくために子供服を作り商売を始めた女性の姿を描いています。

べっぴんさんのヒロインである坂東すみれがどのような人物なのか？

実在モデルの坂野惇子さんとはどんな人なのか？

すみれのキャスト芳根京子さんという女優さんはどんな方なのか？

色々ネタバレしていこうと思います。

坂東すみれの紹介にはあらすじに関するネタバレも含まれておりますので閲覧注意です！

⇒べっぴんさんのキャスト一覧と相関図はこちら

⇒べっぴんさんの実在モデル一覧表はこちら

1 坂東すみれってこんな人
2 坂東すみれの結婚相手をネタバレ
3 あわやの不倫！？
4 坂東すみれのモデル・坂野惇子とは
5 坂東すみれのキャスト・芳根京子がすごい！

坂東すみれってこんな人

べっぴんさんの主人公である坂東すみれ。

まずは彼女がどんな女性なのかについて紹介します。

坂東すみれは、会社を経営する父親と優しい母親の間に生まれました。

快活な性格の姉がおり、裕福で何不自由のない家庭で育ちます。

はやくに亡くなってしまった母親から教えてもらった刺しゅうや手芸が大好きな女性です。

19歳で結婚し娘を授かり順風満帆の人生。

しかし、幸せな生活も戦争のせいで変わってしまいました。

夫は出征してしまい、家や財産もすべて失ってしまうことになるのです。

そんな時、我が子のために手作りした小物を見た人からの助言により、すみれは生活のために子供服を作り始めます。

さまざまな事情を抱えた女性たちと共に会社を起こし、子供服作りにのめり込んでいき、その子供服は宮内庁御用達に認められるまでになります。

坂東すみれは、悲劇に見舞われながらも、戦後の荒れた世を自分の力で生き抜くたくましい女性なのです。

坂東すみれの結婚相手をネタバレ

ここからはネタバレ要素が強くなりますので、知りたくない方はご注意ください。

坂東すみれは物語の序盤で結婚します。

最も、ほぼすべての主要女性キャラは、序盤で結婚しますが。

坂東すみれの結婚相手は、田中紀夫です。

【べっぴんさん】田中紀夫のキャスト・モデル・ネタバレ

紀夫とは子供の頃に出会い、当初は無口で何を考えているのかわからない性格に好印象は持ちません。

また成長して姉のゆりが結婚した時も、嫌味を言われて不快に思います。

すみれは幼なじみの野上潔に最初は恋心を抱いています。

しかし姉のゆりも潔に惚れており、結局思いを伝えられないまま潔はゆりと結婚し、すみれの初恋は幕を閉じます。

その後、父の五十八が縁談話を持って来て、そのお相手が潔でした。

二人は結婚してすぐ子供に恵まれます。

しかし出産の直前に紀夫が出征してしまい、名付けと子育てはすみれに託されました。

最も、名前自体は女の子だったら潔が考えた「さくら」男の子だったら五十八が考えるという事で、すみれに決定権はありませんでしたが。

女の子を無事に出産し、さくらと名付けられました。

あわやの不倫！？

戦争が終わっても紀夫は中々帰ってこないどころか、生死すらはっきりしません。

そんな中、すみれは潔の友人の岩佐栄輔と出会います。

栄輔は何かとすみれを気にかけてくれ、家にも頻繁に遊びに来て、さくらの面倒を見たり一緒に遊んでくれたりします。

さくらも栄輔にとても懐き「お父さん」と呼ぶようになります。

そんな折、紀夫の両親が現れ、生死不明の紀夫のことはもう諦めて新たな幸せを探してほしいとすみれに告げます。

この事で、すみれの心は揺れます。

栄輔に対しハッキリと惚れているという描写こそありませんが、内心かなり気になっていたと思われます。

対して栄輔の方は、すみれに恋しているのが明らかで、花見の約束を楽しみにしています。

そして桜が咲く季節を迎えました。

すみれが歩いていると、目の前から紀夫が現れます。

もはや死んだものと思っていましたが、捕虜となり極寒の地に収容されていただけでした。

栄輔はというと、ちょっとした事故で紀夫に殴られたりした後、すみれの紀夫への愛を見せつけられ、身を引いて姿を消します。

再登場するかどうかは今のところ不明です。

こうして不倫は回避されました。

三角関係に発展しても面白かったと思いますが、朝ドラでドロドロ展開も嫌ですししょうがないですね。

坂東すみれのモデル・坂野惇子とは

坂東すみれのモデルとなった女性は坂野惇子さんという実在した人物です。

子供服の専門店である「ファミリア」を創設された方で、大正7年（1918年）4月11日に兵庫県で生まれました。

レナウンという会社を創業した父親の佐々木八十八（やそはち）さんは、商売の才能で大成し一代で富を築きます。

しかも貴族院議員も務めるほどの有能な方です。

坂東すみれ同様に、裕福な家庭で何不自由のない家庭環境で育てられた坂野惇子さんでしたが、結婚後に神戸の大空襲で家が燃えてしまいます。

終戦後も消息が分からない夫を待ち続ける日々を送ったそうです。

貯金封鎖により生活に困ったため、父親に相談したことがきっかけとなり、自分の力で生きていくことを決めるのでした。

この頃の日本では、良質でデザインの優れた布がなく、質の良いベビー服を作りたいという思いから女学校時代の友達である田村枝津子さん、田村さんの義姉・田村光子さん、友人の村井ミヨ子さんと一緒に

1948年12月4日に洋裁や手芸、編物を活かしたベビーショップ・モトヤ(べっぴんさん内ベビーショップあさやのモデル)をオープンさせます。

最初のうちはショーケースが2つだけの小さな店舗でした。

英国製の生地やフランス製の刺しゅう糸でベビー服を作り、質の高いベビー服はすぐに大盛況となりました。

何か月もかけて準備をした商品は、すぐに売り切れ品薄状態へ。

1950年4月12日には、株式会社ファミリア(べっぴんさん内キアリスのモデル)を立ち上げ、その代表取締役を務めたのが坂野敦子さんです。

ファミリアはフランス語で「家族」を意味しています。

医学的にも科学的にも赤ちゃんへの配慮がなされた肌着やオムツを製造し、その普及に尽力しました。

シロクマの子供をイメージキャラクターとしており、宮内庁御用達として世間の認知度を高めました。

残念ながら坂野惇子さんは2005年に87歳でこの世を去られています。

しかし、本当によいものを作りたい、母親の立場に立ってモノを作りたいという坂野さんの精神は現在もしっかりファミリアに引き継がれています。

朝ドラヒロインのモデル、実業家が続きますね。

今回のモデルもかなりの大物のようです。

坂東すみれのキャスト・芳根京子がすごい！

芳根京子（よしねきょうこ）さんは1997年2月28日生まれの東京出身。

身長は15cmで血液型はA型。

趣味は料理・お菓子作り・犬の散歩だそうです。

特技はピアノ・フルート・持久走・パソコンの早打ち。

2013年にフジテレビ系で放送されたドラマ『ラスト♡シンデレラ』で女優デビューを果たされました。

このドラマの主役の篠原涼子さんは事務所の先輩で、憧れの人物としてあげています。

朝ドラデビューは2014年で『花子とアン』で親友の蓮子の娘役としてデビューしました。

2015年にはオーディションで1000人以上もの候補の中から「表参道高校合唱部！」というドラマの主演に抜擢されています。

そして2016年の後期に放送される朝ドラ『べっぴんさん』では、ヒロイン・坂東すみれのキャストに選ばれ、女優として確実にステップアップしていますね。

そんな芳根京子さんですが、過去に難病を患っていたことがあり、体に力が入らなくなる病で学校にも通えない状態になったそうです。

「ギランバレー症候群」という病名で、運動神経の障害を起こすため手足に力が入らなくなる病気です。

症状が悪化すると歩行困難・呼吸困難・顔面麻痺が伴い、物が飲み込めないという国指定の難病です。

現在は完治して元気に女優として活躍されているので良かったですね。

高校在学中にデビューされたため、都立高校から通信制の高校に転入しています。

通信制高校を卒業され、今では芸能界一本で頑張られています。

初主演となった「表参道高校合唱部！」というドラマに出演されたときの前髪が可愛いと話題になりました。

一見失敗したような不揃いな前髪が可愛らしくて好評だったようです。

1000人もの候補の中から「表参道高校合唱部！」の主演に選ばれた理由が素晴らしく「印象は華やかではないけど芝居に目が離せない演技力」を評価されたとのこと。

かわいさだけではなく、実力も伴った女優さんなのです。

べっぴんさんでの演技にも期待が持てそうですね！

以上、坂東すみれのキャスト・モデル・ネタバレでした！！

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