べっぴんさん キャスト 坂東ゆり

10月から放送の朝ドラ「べっぴんさん」。

このドラマの登場人物の一人である「坂東ゆり」という女性は主人公・坂東すみれの3歳上のお姉さんです。

この坂東ゆりという女性について、彼女を演じるキャストの蓮佛美沙子さん、モデルになった人物・佐々木智恵子さんについてのネタバレを書いていこうと思います。

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坂東ゆりの詳細をネタバレ!

べっぴんさんの主人公・坂東すみれの3歳年上のお姉さんである坂東すみれ。

彼女がどんな人物なのかをネタバレ的に紹介していきます。

学校の成績が良く、ピアノも弾けて運動もできるという優秀な女性。

そしてとても意志の強い女性でもあります。

経営者の親の家で生まれたことを幼い頃から自覚しており、家の将来のことをしっかり考えて生きてきました。

そんな彼女も戦争のせいで人生を変えられてしまうことになります。

思い描いていた将来を実現できなくなってしまった坂東ゆりは、新たな生き方を探していました。

そんな苦境の中で、妹の坂東すみれは自分の力で生きていく強い姿を見せます。

たくましく生きる妹の姿に焦りつつも子供を産んで育てていく過程で母性が芽生え、妹を支える頼もしいお姉さんになるのでした。

坂東ゆりの結婚相手

ここからはネタバレ要素が強めになりますのでご注意ください。

べっぴんさんでは、ヒロイン含め主要キャラみんながかなり早めの段階で結婚します。

坂東ゆりの結婚相手は野上潔です。

父・五十八の提案で縁談話が持ち上がり、華族の次男で婿入りしてくれるということで良い条件だったのですが、結婚相手くらい自分で選びたいと思っているゆりは断固拒否します。

ゆりには想っている男性がおり、それは野上潔でした。

しかし五十八はこれに猛烈に反対し激怒。

潔は正蔵の実の息子ではなく養子。

正蔵が野上家を継がせるために、養子をもらったのです。

坂東家の長女であるゆりの結婚相手は、坂東家を継がせるために婿入り出来ることが絶対条件。

正蔵の気持ちを考えると、潔と結婚させることはできません。

それを知らないゆりは正蔵や五十八の前で潔を愛していると爆弾発言してしまいますが、後に事実をしりさすがに思い悩みます。

が、後に正蔵の方から潔を婿入りさせてくださいとお願いされ、こうして二人は無事に結婚する事ができました。

結婚後は苦難の連続

潔は出征してしまい、寂しい日々が続きます。

戦後は大阪の梅田で一緒に暮らし、坂東営業部を再興させるため夫婦二人でがんばります。

しかし当初は潔はゆりに頼ろうとせず、おいてけぼり。

仲間たちと店をはじめ輝いている妹・すみれを羨ましく思う事もしばしば。

嫌がらせをしてくる闇市のボスと対峙してはビビらされて帰ってきたりと、散々な目にあいます。

しかし、やがて潔もゆりと共に頑張る事を覚え、夫婦二人三脚で頑張ります。

坂東ゆりの実在モデル・佐々木智恵子

坂東ゆりのモデルとなった人物は佐々木智恵子さんです。

佐々木智恵子さんは、明治38年12月生まれの大阪出身で、佐々木営業部の創設者である佐々木八十八さんの次女として生まれました。

坂東すみれのモデルとなった坂野惇子さんの13歳年上のお姉さんです。

佐々木智恵子さんは、神戸女学院を卒業されており、三浦義次さんという子爵の男性と結婚して東京で暮らすことになります。

父親の佐々木八十八さんは、商売で大成したことで貴族院議員として政界にも進出します。

議員になったことで東京に滞在する機会が多くなった佐々木八十八さんは、東京で暮らしている娘の佐々木智恵子さんの嫁ぎ先である三浦家に滞在していました。

東京が好きになった八十八さんは、議会がない間も三浦家に滞在することが多かったようですね。

妹の坂野惇子さんが女学校を卒業するのを機に、佐々木智恵子さんと佐々木八十八さんは彼女に東京に出ることをすすめます。

東京に出ることをすすめられた坂野惇子さんも三浦家に住み、東京女学館の高等科に2年間通学することになるのでした。

しかし、第二次世界大戦により三浦家も空襲の被害にあってしまい岡山県の旧藩邸に疎開することに。

坂野惇子さんの家も神戸の空襲にあってしまい、家を失った惇子さんも姉の疎開先である岡山県の旧藩邸に疎開することになります。

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坂東ゆりのキャスト蓮佛美沙子とは

ここからは、坂東ゆりのキャスト・蓮佛美沙子さんについて紹介します。

蓮佛美沙子さんは、1991年2月27日生まれの鳥取県出身です。

趣味はギターを弾くことと絵本を制作すること。

所属はソニー・ミュージックアーティスツ。

堀越高等学校を卒業されていて、俳優の三浦春馬さんや福田沙紀さん、Hey!Say!JUMPの八乙女光さんなどと同時期に通学されていました。

その後、白百合女子大学に進学。

白百合女子大では、児童文学を専攻していて、趣味でもある絵本を制作し卒業論文として提出しました。

郵便ポストを題材にした絵本で、制作に8ヵ月もの期間を費やすほどの力作であり、絵本作家になるのが夢だったようです。

「37.5℃の涙」というドラマでは蓮佛さんの描いた絵本の「みなみのしまのゆきだるまん」が小道具として使用されたほどの実力です。

しかし「ランチの女王」というドラマに出演した竹内結子さんに憧れたことで女優を目指します。

2005年のスーパー・ヒロイン・オーディションに選ばれたことで芸能界へ。

2006年には「犬神家の一族」で映画デビューを果たします。

同年の映画「転校生-さよならあなた-」が映画の初主演作となりました。

キネマ旬報ベスト・テン日本映画新人女優賞と高崎映画祭最優秀新人女優賞を受賞され、女優として大変評価されています。

2007年には鳥取県の「「とっとりふるさと大使」にも選ばれました。

2008年には連続ドラマ初主演作となる「七瀬ふたたび」に出演。

2009年堀越高等学校を卒業しました。

2010年民放のドラマでは初の出演作となる「Q10」が放送。

2012年、所属事務所が吸収合併となり現在のソニー・ミュージックアーティスツに移籍。

2013年白百合女子大学を卒業。

2015年民放のドラマでは初主演作となった「37.5℃の涙」に出演。

監督の大林宣彦さんから「20年に一人の逸材」と評されたほどの実力のある女優さんです。

「蓮佛」という珍しい苗字は本名だということです。

オーディションで「田舎っぺ」であることを理由に合格してしまったというエピソードもあります。

素朴で何にも染まってない純粋さが良かったのかもしれませんね。

現在では清楚な印象の蓮佛さんですが、子供の頃はおてんばな女の子だったそうですよ。

男の子とよくケンカをして怪我ばかりしていたなんて今では想像できませんよね。

べっぴんさんで演じる坂東ゆりも清楚ですが強い女性。

ハマり役といえるので、その演技には期待できるのではないでしょうか。

以上、坂東ゆりのキャスト・モデル・ネタバレでした!

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