NHK朝ドラ「べっぴんさん」2週10話のあらすじネタバレと感想です。
まずは2週9話の振り返りを少し。
幼い頃から婿をとって坂東家を継ぐはずだった姉の坂東ゆりが嫁に行ってしまいます。
残された坂東すみれは、両親が苦労して築き上げた家を継ぎたいという思いから婿にきてくれる男性と結婚することを決意します。
しかし、縁談の相手は幼馴染の田中紀夫だったのでした。
べっぴんさん 2週10話のあらすじネタバレ
家を継ぐために結婚
すみれの縁談の相手が紀夫だと女中から聞かされて驚く姉のゆり。
縁談の話を受けて話が進んでいることを伝えます。
昭和18年(1943年)春
女学校を卒業したすみれは紀夫と結納を交わしました。
「お幸せになってくださいね」という麻田茂男の言葉に複雑な表情を浮かべるすみれ。
心配な事があるのかと尋ねると、紀夫が何を考えているのかわからないと話します。
そんなすみれに、思いを表に出すのが下手なだけの人もいるのだと励ますのです。
すみれの母に嫁入り支度の靴を作ると約束していた麻田は、精魂込めて作ると言い靴の採寸をします。
女中はウェディングドレスを取り出し「奥様の形見です」と言ってすみれに差し出しました。
母親の形見のウェディングドレスを見て微笑みます。
ウェディングドレスを身に纏ったすみれは結婚写真を撮ることに。
うつむきながら「よろしくおねがいします」というすみれに「堪忍してください、あの時は言い過ぎました」と謝罪する紀夫。
「旦那さん、真面目そうな方やね」と言う君枝。
良子は自分の旦那さんについても聞かれ、嬉しそうに腕時計をみつめます。
何をするのも許してくれる旦那さんに満足の様子。
女学生の頃に戻ったように楽しそうに話をする三人。
しかし、その幸せもこの頃まででした。
結婚後に赤ちゃん身籠る
坂東家に婿入りした紀夫は、将来会社を継ぐために坂東営業部で働いています。
貴族院議員の五十八は留守が多く、普段はすみれたち夫婦と二人の使用人の四人だけの生活でした。
潔から手紙がきたと嬉しそうに話すゆりは、手紙にすみれたちの結婚を祝福する内容が書かれていたことを伝えます。
潔が今どこにいるのかと聞くすみれに、どこにいるのかは書いていなかったと答え「あの人は何があっても生きて帰ってくる、そういう人やもん」と言いました。
道にいた外国人女性と親しげに話すゆり。
神戸には外国人が多く住んでいましたが、この頃本国に帰ることを余儀なくされていました。
それから数か月後の昭和18年(1943年)秋。
紀夫と二人で食事をするすみれは、赤ちゃんができたことを伝えます。
それを聞いて席を立ち外に出て叫びます。
その行動にどうしたのかと聞くと「喜んでいるのです」と言い笑顔で喜びをあらわにするのでした。
その姿をみて微笑むすみれ。
ついに紀夫にあれが訪れた
昭和19年(1944年)3月
すみれは妊娠7ヶ月になっていました。
ゆりは自分たちの名前の由来を知っているか聞きます。
母親の名前が「はな」だから花の名前を付けたのではないかと答えるすみれに、生まれた頃に咲いていた花の名前を付けたのだと教えました。
出掛ける紀夫を見送るすみれ。
「坂東さんの御宅ですか?」と一人の男性が現れます。
その男性は「おめでとうございます」と言い紀夫に召集令状を渡すのでした。
べっぴんさん2週10話の感想まとめ
前回、苦労した両親が築き上げた家を絶やしたくないと婿をとるために結婚を決意したすみれに切なさを感じました。
やはり好きな人と結婚させてあげたいですよね。
縁談の相手が紀夫で、すぐに結婚することになりどうなるのかと思いましたが、赤ちゃんができた時の喜ぶ姿で本当にすみれを愛している事が伝わってきました。
恋して結婚したわけではありませんが、結婚した後に芽生える愛情もあるのだという事が今回のお話で分かりましたね。
せっかく赤ちゃんができたのに悪いタイミングで紀夫に召集令状がきてしまいます。
紀夫がいなくなって残されたすみれがどうなってしまうのか心配です。