NHK朝ドラ「べっぴんさん」19週104話のあらすじネタバレと感想です。
まずは18週103話の振り返りを少し。
二郎を追いかけて東京に行くと言うさくら。
すみれは、五月のことを何も話さないまま、学校のことも家族のことも中途半端にしたままで神戸を出るべきではないと説得するのでした。
⇒べっぴんさん18週103話のあらすじネタバレと感想はこちら
べっぴんさん 19週104話のあらすじネタバレ
さくらに五月のことを聞く二郎。
さくら「おなかの中に、赤ちゃんがいてるんやって」
すみれは、今家にいることを教えました。
会って話がしたいと言うと、レコード会社の人も困惑します。
さくら「二郎さん!東京に行かな」
東京に行ってプロになるのが夢だったのだろうと必死で説得しようとするのでした。
家で喜代に編み物を教わる五月。
喜代「よう一人で育てようって思いましたね」
五月「考えて、考えて考えて・・・一人で産んで育てようと決めたの」
幸せになれると、お母さんの愛情をいっぱい伝えてあげてほしいと言う喜代。
喜代「どんなにつらいことがあっても、赤ちゃんにとってたった一人のお母さんは自分なんやって見失わない事です。すみれ奥様もそうでした」
すみれたちの家族写真をみつめてそう言いました。
五月と話をする二郎
すみれたちが家に戻ってきました。
喜代は、さくらが帰ってきたことを喜びます。
その後ろにいた二郎から逃げ出す五月。
部屋に籠り鍵をかけてしまいました。
扉越しに子供ができたのは本当なのかと聞きます。
二郎「その子供、お前だけの子やないやろ。なんでこんな大事なこと勝手にひとりで決めるんや」
父親なんていらないと、この子は自分一人の子だと言いました。
二郎「五月言うとったよな、お父ちゃんが生きとったら、きっと人生違ったやろうなって」
その子も同じ思いをするかもしれないと言います。
五月「それやったら自分は?いつも父親は家族に迷惑かけてるって、あんなんおらんほうがいいって言うてたやない」
東京からスカウトが来たことを聞いたことを話し、夢を邪魔したくないのだと言いました。
五月「心配せんでええよ、私・・・立派に育ててみせる。東京に行かなあかんよ二郎ちゃん。夢があるってすごいことよ。やりたいことや好きなことがあるってすごいことよ。プロのドラマーになって聞く人みんなの心を震わせて音楽で人に希望を与えて、そんな夢をかなえてよ。大丈夫、絶対に立派に育ててみせる」
もう自分のことは忘れてほしいと頼みました。
五十八が倒れた知らせを受ける
リビングで二郎にお茶を出す喜代は、五月が赤ちゃんのために帽子を編んでいることを教えます。
喜代「迷ってらっしゃるんでしょう、五月さんも迷ったと思います」
すみれは、これには何かしらの意味があるのだと言いました。
いろんなことを気づかせてくれたり、教えてくれたり。
紀夫も、なにが正解で、なにが間違いかわからないけど、物事の正解はみつけようと思えばみつかるものだと言いました。
帰る二郎を見送ると、沈んだ表情のさくらに声をかけます。
さくら「失恋しちゃった・・・」
紀夫「大丈夫や、さくらは日本一可愛い」
そう言って優しく頭を撫でます。
すみれも抱きしめて慰めるのでした。
その時、忠一郎から電話で連絡がありました。
五十八が倒れたと聞き、すみれたちは近江へと向かいます。
長太郎は心臓が弱っていたことを伝えました。
ゆり「そんな・・・だってこの間、大阪に来た時は」
節子「行ったらあかんって、お医者さんには言われてはったんや」
向こうでご飯にしようと言うと、「ここで」と言い五十八の側についていることにしたゆりとすみれ。
側にいてくれて当たり前の人を失う怖さには、計り知れないものがあります。
べっぴんさん19週104話の感想まとめ
五月の妊娠を知り、夢よりも五月の元へ駆けつけることを選んだ二郎は男らしいと思いました。
夢を諦めず二人で東京へ行くという事が可能ならよいのですけど。
さくらも二人の会話を聞いて失恋を受け入れました。
優しい両親がついているのですから、さくらの方は大丈夫なはず。
さくらには温かい家庭がありますが、複雑な家庭で育った二郎と五月にも幸せになってほしいですね。