NHK朝ドラ「べっぴんさん」22週122話のあらすじネタバレと感想です。
まずは21週121話の振り返りを少し。
商品審議会で新商品のアイディアを出すよう言われたさくらたち研修生。
しかし、さくらは懸命に考えても思いつかず審議会の場に何も提出することができませんでした。
仕事をなめているのなら辞めてもらっても結構と冷たい言葉を浴びせるすみれ。
それでも諦めなかったさくらは、親子で楽しめるお揃いのエプロンの試作品を完成させます。
娘の踏ん張りにホッと胸を撫で下ろすすみれなのでした。
⇒べっぴんさん21週121話のあらすじネタバレと感想はこちら
べっぴんさん 22週122話のあらすじネタバレ
新入社員の配属先を発表する紀夫。
阿部と健太郎は開発宣伝部へ。
さくらはデザイン部へ配属となりました。
昭和45年(1970)4月
服のデザイン画を見せるさくら。
すみれはキアリスらしくないと意見します。
すみれ「この水色やない、いうか」
さくら「それやったらどんな水色ですか?もっと薄い感じか濃い感じか」
すみれ「涙色かな」
子供がワクワクしそうにない、何かが違うのだと言うだけでした。
廊下でさくらは健太郎に実際のデザインや制作する社員たちは大変だろうと言い、何であんな感じで何十年もやってこられたのだろうと疑問に持ちます。
社長室で微笑み合いながらお菓子を食べるすみれと紀夫。
健太郎は経営に少しでも携わることができると思っていたと肩を落としていました。
すみれ「けんちゃんがっかりしてたな」
紀夫はアメリカで経営学を学んだのだから期待はしているが、まずはキアリスの仕事を理解してほしいと考えていることを話しました。
こうしてさくらは君枝の率いるデザイン部へ。
健太郎は武の率いる開発宣伝部へと配属先が決まりました。
武は阿部と健太郎を社員たちに紹介します。
阿部「阿部靖夫です、よろしくお願いします」
笑顔で拍手をする社員たち。
しかし、健太郎に対しては小さな拍手があるだけで歓迎されている雰囲気ではありません。
さくらは良子に、涙色とかワクワクしないとか何か違うと言われても分からないと悩んでいる事を相談します。
良子「説明が難しいね」
君枝「そうね」
ハッキリとした答えをもらえず困った顔をするさくらでした。
万博のハンバーガーを再現する
龍一は美代と勝二の店でコーヒーを飲んでいました。
勝二「龍、お前これから何するんや?」
世界に何かみつけると豪語して行ってのに、結局何もみつけられなかったかと残念そうに言います。
龍一「いや、みつけたで。美代ちゃんや」
そう言われて喜ぶ美代と抱き合います。
客が来て、コーヒーを注文した後に腹が減ってるから何かないかと聞かれました。
しかしコーヒー屋なので食べ物はないのだと断ります。
客は万博で食べたハンバーガーが美味しかったことを話しました。
龍一「おっちゃん、ちょっと待っとってな」
ハンバーガーの話を聞いてキッチンで料理を始めました。
出来上がったのはハンバーガーです。
客に食してもらうことに。
客「うんうん、まあこんな感じやったように気がするけど。けどこれうまいで、いけるんちゃうか」
良い評価を受け「龍ちゃん凄いね」と龍一に抱きつく美代。
その光景を黙ってみつめる勝二でした。
家ですみれ、紀夫、さくらの三人が食事をしています。
さくら「あ、お母さん。ワンピースのデザインのことなんやけど」
すみれ「家ではお仕事の話はやめましょう。お茶入れますね」
紀夫に具体的なことが分からず困っている事を話します。
紀夫「あれがお母さんたちのやり方やからな。さくら、よーく見ておくんや。見えてくることがあるかもしれん」
キアリスの店舗が雨漏りに
一か月後。
大雨のせいで店の中は雨漏りがして大変なことになっていました。
修理を頼むと2週間はかかると言われてしまいます。
良子「休むしかないね」
すみれ「そうね、修理やったら仕方がないね」
健太郎は仮店舗で商品を売ればいいと言いました。
例えばと聞かれ、「ここです」と勝二に店でやることに。
良子「いいわよね、ここ元々は私たちの休憩所やったところをを借りてるんやもの。嫌なんて言えるわけないわよね」
困惑する勝二に威圧的に同意を求めました。
健太郎「二週間、僕に任せてもらうことはできませんか?」
今ある商品を売るのはもちろん、商品の企画、材料の仕入れ、商品の制作、販売まで。
さくらも勉強してきたことを実地で試すチャンスを与えてほしいと頼みました。
紀夫「わかった、せやけどやるなら若手全員でや」
健太郎だけではなく阿部、さくら、開発宣伝部の明日香、久美子、直子の6人でやるよう言いました。
紀夫「個人の成功はない、全員の成功のみ。それやったらいいと思います」
その条件に納得する健太郎でした。
しかし、すみれたち四人は早すぎると不安に感じていました。
武は以前から紀夫に相談していたことを話します。
若手には商品にはならなくても面白いアイディアをもっている事、それをいつかどこかで発表する機会があればと。
そして、やはりさくらと健太郎に対してやっかみがあることを。
紀夫「そういった状況も含めて、みんなでやるといういい機会やと思うたんや。心配や不安もは重々承知やが、そこをぐっとこらえてみんなで見守りませんか」
こうして若手たちが奔走する期間限定の仮店舗が開店することになるのでした。
べっぴんさん22週122話の感想まとめ
健太郎は勉強してきたことをすぐに活かすことのできる部署ではなく残念そうでしたね。
紀夫には紀夫の考えがあるようですが、積極的にチャンスを作ろうとするところには感心しました。
雨漏りが切っ掛けで健太郎にもようやく実力を発揮できる場を与えられました。
若手たちの頑張りに期待ですね。