NHK朝ドラ「べっぴんさん」8週46話のあらすじネタバレと感想です。
まずは8週45話の振り返りを少し。
潔の家に出征から戻ってきた坂東営業部の社員が訪れたことで、小さな事務所を借りて坂東営業部を再開させます。
これからは婦人服だと麻でサマードレスを作ろうとした矢先、洋服に使える薄い麻を作れるのは石鍋だけだと言うトク子。
ゆりは自分が怒らせてしまった相手を説得しなければならなくなりました。
べっぴんさん 8週46話のあらすじネタバレ
不機嫌そうな石鍋を潔とゆりの前に連れてきた長太郎。
ゆり「お忙しいところ恐れ入ります。今日は私の主人からお話があります
自分の夫のことを情に熱くて、こうと思ったらやり遂げる人だと説明します。
「長所は短所と申しますので裏を返せば・・・」と言いかけたところでトク子が「敵に回したら怖いな」と言います。
ゆり「あだ名は確か、『狂犬の潔』やったかしら。そやね、そんなんどうでもええことよりあなたの話をすすめて」
ゆりが目で合図をすると潔は狂犬の顔で睨み、その視線に怖気づく石鍋。
潔「我々は大阪で、戦争で一度なくなった会社を再び始めようと思うてます。うちの会社は、今度は婦人服で復活させたいと思うてます。思うてますねん!」
話がまとまって喜ぶトク子に、ゆりは泥水も自分次第で湧き水に変わると教えてくれたことを感謝しました。
ゆり「変わらなね、私も」
紀夫はすっかり元気をなくして家で横になっていました。
注目を集めるためにファッションショーを行うことに
何かしらの方法で注目を集めようと考える潔たち。
ゆりはファッションショーをすることを思いつきます。
商品のお披露目をするのに外国では当たり前のようにファッションショーをすると聞いたことを話し、「それや!」とその考えに賛同する潔。
みつめ合う二人を見て咳払いをする社員なのでした。
すみれたちにも坂東営業部復活のファッションショーを行うこと、新聞社を呼んでお披露目することを話します。
ドレスのデザインを見せ、縫製工場に発注するのだが、出来上がる前にお披露目したいのだとショー用のドレスだけ縫製を頼みます。
この仕事ができることに喜ぶ良子と君枝。
明美も「私は別にええけど」と了承します。
仕事を受けると返事をするすみれ。
礼を言うゆりに「売り上げが上がらなくて、みんな元気なかったから有難いわ」と言います。
紀夫のことを聞かれ、仕事が決まらず、もう訪ねる人もいないみたいだと悲しそうな表情になります。
それを見たゆりは優しく抱きしめるのでした。
すみれの家を訪ねてきた五十八と忠一郎。
近江に帰って長太郎の手伝いをしようと思っているのだと話します。
潔とゆりは大阪の事務所で寝泊まりしているようです。
今までと別人のように元気になったゆりに「別人やないね、あれが本当のお姉ちゃんやね」と本来のゆりを思い出します。
五十八「自分の居場所をみつけられるかどうかで、人生いうのは大きう変わるもんなんやな」
五十八の言葉で坂東営業部に戻る紀夫
紀夫に、ゆりと潔に力を貸してほしいと頼むと「やめてください、僕が何社から、何人から断られたと思うてるんですか」と言います。
五十八「何を勘違いしとる。わしは君に坂東家の当主の座を託したんや、家督を譲るんや、ゆりもすみれもわしにとっては自分の命以上に大事な娘や。その娘を君になら任せられる、子供の時から見てきた君になら任せられると、結婚して婿に入ってもろた。わしが近江に引っ込むという事は、君のほんまに坂東家を託すという事やねんぞ!」
その言葉を聞き、家族のためにも一刻も早く働きたいと涙ながらに答え、坂東営業部で働くことになりました。
紀夫が戻ってきたことを社員に知らせる潔。
「少しでもお役に立てるように頑張ります」と挨拶をしました。
そして栄輔に向かって深々と頭を下げます。
夕食を出し、会社はどうだったと聞くすみれ。
やっていけそうだという返事に安心します。
店の売り上げを聞く紀夫に「なかなか難しいわね」とうつむきました。
紀夫「もう働かなくてええ、商売は甘いもんやない。ファッションショーが終わったら仕事をやめて家に戻ってくれ」
店では活き活きとサマードレスを作る良子と君枝の姿がありました。
仕事をやめてくれと言う紀夫に返す言葉がなかったすみれ。
麻田は久々に靴の注文を受け、店で靴作りをしていました。
そこへすみれを連れて店に入って来た栄輔は、ちょっと外してほしい言います。
すみれの様子がおかしいことに気づき事情を聞く麻田。
紀夫から仕事をやめてほしいと言われてしまった事を話しました。
栄輔「それはな、この仕事がすみれさんにとってどんだけのもんなのかを紀夫さんが知らんからや思うで。知ってもらう努力をせな、自分の言葉で伝える努力をせなあかんで」
悩むすみれに、そう助言する栄輔でした。
べっぴんさん8週46話の感想まとめ
仕事がみつからずに落ち込む紀夫がどうなってしまうのか心配でした。
でも五十八の言葉で坂東家を継ぐのは自分だという事を思い出してくれ一安心、と思いきやなかなか上手くいきませんね。
自分にとっての店や仕事の大切さをどうやって紀夫に伝えるのでしょうか。
夫が帰ってきた時の友人たちと同じ立場になってしまったすみれはどう行動するのかが気になりますね。