NHK朝ドラ「べっぴんさん」10週59話のあらすじネタバレと感想です。
まずは10週58話の振り返りを少し。
キアリス大急百貨店のオープン初日を迎えることに。
しかし、出だしは悪くお客が一人も来ません。
大急のお客をよく見てみると年配の層ばかりであることに気づき、子供のいるお母さん世代を呼ぶためにポスターを作成します。
それを見て集まったお母さんたちでキアリスの売り場は賑わうのでした。
べっぴんさん 10週59話のあらすじネタバレ
大急出店6日目。
出産祝いを頼まれたと言う男性の接客をしている悦子。
キアリスの包装紙に包まれた商品を笑顔でお客に手渡すすみれの様子を、紀夫は影でこっそり見ていました。
紀夫「大盛況やな」
声をかけると、商品も足りないくらいだと話します。
それなら赤字にはならないと安心し、自分の妻のすごさを実感しました。
坂東営業部の新しい企画に指名され営業まわりをしていましたが、なかなか上手くいっていないようです。
大島社長に会う潔とゆり。
大島「キアリスもよう頑張ってくれとるな。昨日の売り上げ、小売りでは一位や」
満足そうな社長の言葉にホッとしましたと答え、提案があることを伝えます。
婦人服は既に新しい会社と取引していることを話し、紳士服に戻る気はないのかと聞く社長。
潔「婦人服で勝負していきたい気持ちに変わりはありません」
ゆり「今回提案させていただくのは洋裁と服地のセット販売という新しい試みです」
提案の内容を説明し始めます。
百貨店の一角に教室を作り、参加した人たちにカタログを見てもらって気に入った洋服を手作りしてもらい、デザイナーのデザインした型紙と服地をセットにして売るというもので、作り方を百貨店の中で教えるのです。
服地はナイロンなどの新しい素材を積極的に使い、後ろに立っている工場を開拓した秋山に責任者になってもらうことを伝えました。
大島「で、きみは?」
秋山の隣に立っていた紀夫に視線を向けます。
急に聞かれ「あ、あの・・・いや・・・私は・・・私はその・・・」と答えられずにいると「教室運営を任せよう思うてます」と代わりに答える潔。
ゆり「もし、大急さんが乗ってくださるならすぐにでも始めたいです。もし、乗ってくださらないならこの足で他の百貨店へ行こうと思います。いかがですか?」
その堂々としたゆりの説明に納得した大島社長は笑顔で頷きました。
人付き合いが苦手で悩む紀夫
会社に戻ってきた潔たち。
教室運営を任せられ、重荷に思った紀夫は「僕は経理が向いてます」と言います。
重々承知のうえで可能性を広げてもらいたいのだと答える潔。
「秋山さんは凄いです、新規開拓で三件も。紀夫さんは・・」「そないなこと聞くなよ」そんな社員たちの会話が聞こえてきました。
夜、二人で話をする潔とゆり。
ゆり「もうええんやない?見てて痛々しくなるわ」
潔「秋山は入社して以来ずっと営業畑や。紀夫くんと差がついてまうのもしゃあない部分もあるわ。諦めるのはまだ早いわ」
その頃、紀夫はふらふらと飲み屋街を歩いていました。
屋台では勝二、昭一、武が「とりあえず祝杯ですな」と言い乾杯します。
大急百貨店で成功したことを喜び合う三人。
そこへ暗い表情の紀夫がやってきて席につきます。
紀夫「はじめから無理や言うてるのに…まるで、できん子なってもうたやないか」
元気がない紀夫を心配し、何かあるなら話してほしいと言うと
紀夫「人付き合いが・・・人付き合いが苦手で・・・男会は大丈夫なんやけど初対面の人と・・・」
経理だから大丈夫だろう言う勝二に、部署替えになってしまった事を話します。
考え方を変えて新しいこと、新しい人に会うことで世界が広がると考えるべきだと助言する昭一。
勝二「苦手な人は苦手やからな、まあでも違う生き方みつけるいう方法もあるで」
昭一「職替えですか?」
勝二「そや」
紀夫「職替え?それは、考えたことはなかったな・・・」
辛気臭い顔をせずに飲むようにすすめられ、笑顔になる紀夫でした。
売り上げが好調で商品が足らなくなる
さくらを寝かしつけるすみれと喜代。
喜代「今日はお手玉とおはじきをしたんですよ。お手玉とってもお上手になられました。今度見てあげてください」
泥酔した紀夫が帰ってきて玄関で倒れ込みます。
紀夫「すみれ、僕は職を変える・・・職を変えるんや・・・すみれは僕についてくればええんや」
譫言の様にそう言うのでした。
朝になり、紀夫に上着を着せながら
すみれ「知らなかった、紀夫さんがそんなに悩んでるなんて」
職を変えたいのだろうと話すと「なんやそれ?」と何も覚えていない様子。
酔っていただけであることに呆れるすみれでした。
大急出店7日目。
売れ行きが好調でショーケースの商品がスカスカであることに喜ぶ四人。
困っているだろうと店の商品を持っていき補充します。
慌てた様子の小山に呼び出されたすみれと明美。
商品が少ないことに文句を言うのです。
商品をちゃんと補充するように言われ、売り上げ予測通りに商品を用意したことを伝えると、予測はあくまで予測だと無茶を言われてしまいました。
ショーケースを一つにすることを提案するすみれ。
ショーケースを撤去する様子を見ていた大島社長は、機嫌の悪そうな顔をするのでした。
べっぴんさん10週59話の感想まとめ
人付き合いの苦手な紀夫は相当悩んでいましたね。
適材適所といいますから、紀夫には経理の仕事をさせてあげてほしいと思うのですけど。
堂々と企画を提案するゆりを見て、やはり向き不向きはあることを感じました。
キアリス大急百貨店も順調で売れ行きは好調ですが、商品の生産が追い付かず新たな問題がでてきそうですね。