べっぴんさん ネタバレ 12週

NHK朝ドラ「べっぴんさん」12週67話のあらすじネタバレと感想です。

まずは11週66話の振り返りを少し。

「キアリスをやめさせてください」

突然のすみれの言葉に唖然とする明美、良子、君枝。

みんなはキアリスで働きながらも生活をちゃんとしているのに、自分は紀夫とさくらに迷惑をかけていると涙を流しながら頭を深々と下げて、自分の都合で勝手に店を辞めることを謝るすみれでした。

⇒べっぴんさん11週66話のあらすじネタバレと感想はこちら

⇒各週のあらすじネタバレ&感想一覧

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べっぴんさん 12週67話のあらすじネタバレ

さくら「お仕事やめるの?」

「そう」と答えるすみれに嬉しそうに抱きつきます。

「ほんまにええんか?」と聞く紀夫は複雑な表情でした。

来週いっぱいで辞めると言うすみれに、悦子たちも驚きの表情を見せます。

すみれがいないとやっていけないと困り果てていると、

すみれ「やっていけないと思うたら私もやめられないわ。やっていけると思うたからやめるのよ」

そう微笑みながら話します。

悦子「ここまで必死で頑張ってきたあなたがやめるやなんて・・・人生ほんまにわからないものやわ」

残念そうにそう言う悦子でした。

店に戻ってきたすみれに笑顔で「おかえり」と迎える三人。

すみれが奥へ行くと良子は悲しそうな顔をします。

君枝「明るく送り出そうて決めたやないの」

店を辞める前の引継ぎをします。

すみれ「私一人がやってたことってそんなにはないんやけど・・・大急さんとの打ち合わせは誰かに引き継いでもらわないと」

君枝がいいのではないかと言う明美の意見で、君枝が引き受けることになりました。

明美「四人でしてたことを、これからは三人でするんか」

寂しそうな顔でつぶやきます。

ベビー相談室の知識をまとめたものを作る

あとは何かあるか聞く君枝に、明美のベビー相談室の話をまとめてお客さんに配ったらよいのではないかと提案するすみれ。

赤ちゃんはどうして反り返るのか、離乳食の悩みなど、まとめたものがあれば育児に悩むお母さんたちは助かるのではと言い、明美も「形になるのは嬉しいわ」と賛同しました。

名前をどうするか考えていると「やっぱりキアリスは入れたいなあ」と微笑みます。

閉店の時間になり「すみれさん」と後ろから勝二の声が聞こえました。

店の入っていく紀夫、勝二、昭一。

この頃、三人の夫はキアリスの経理を見るようになっていました。

この作業量なら週に一度では間に合わないと、本業をやりながら経理をやる負担に悩みます。

勝二「紀夫さん、奥さんがおらんようなっても手伝ってもらえるんやろうか?」

紀夫「ええやりますよ」

すみれは明美にこんな形でどうかと原稿を見せます。

明美「でも、赤ちゃんの成長に合わせてお母さんの知りたいことは違ってくるから、生まれる前と生まれてすぐ、あとは三か月ごとに区切ったほうがええやないかな」

話し合う四人に何をしているのか聞く昭一。

君枝「ベビー相談室での話をまとめてお客様に配るの。明美さんの知識もたくさん入ってるの」

良子「これを読めば何でもわかるのよ。凄いでしょ」

勝二と昭一は、そんなことをしたら誰かに真似されると門外不出の知識を配ることに反対します。

慈善事業ではないと言う二人に「心が狭いんですね、何でもかんでも商売につなげなくてもええやないですか。もっと大きく考えや」と意見する明美。

すみれ「この育児法が広がれば、事故がなくなったり助かる命があるかもしれません。赤ちゃんやお母さんがもっともっと幸せな毎日を送れるようになるかもしれません。だから、真似してもらっていいんです」

そう語るすみれの姿を見て、紀夫は何かを考え込んでいました。

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子供ができたことを報告する

店を辞めることを知ったゆりと潔も驚きます。

潔「大急に出店したばかりやないか、これからいう時や。女だけでここまできたいうのはもの凄いことなんや、誰でも出来る事やないんやで」

そう言う潔に、お店は自分が居なくても大丈夫だが家では紀夫のお手伝いをしたいのだと考えていることを伝えます。

潔「今日は報告もあってきたんや」

そう切り出すと「赤ちゃんができたの」と朗報を伝えるゆり。

どっちがいいか聞かれ、どっちかというと男がいいと潔は嬉しそうに答えました。

すみれは明美のベビー相談室の話をまとめた原稿を見せ、「これ出来上がったら読んでね」と言います。

事務所に戻った潔とゆり。

ゆり「あの原稿ちらっと見ただけやけど、子育ての方法が詳しく親切に書いてあったわ。あれを手にしたお母さんはみんな喜ぶやろな」

やっぱり男の子がいいのか聞くと「元気やったらどっちでもええ」という潔の答えに笑顔を見せました。

潔「せやけど、男やったらわしと一緒に坂東営業部を支えていかなな」

その言葉を聞いて笑顔が曇ってしまいます。

紀夫の次はさくらの婿が継いでいるはずだから、その婿をきっちり守れる男になってほしいと言うのです。

暗い表情になってしまったゆりに「どうしたんや?」と聞くと、何も答えられず作り笑いをして部屋を出て行きました。

それからすみれは原稿を書き進めていきました。

出来上がった原稿を明美に預け「ここから先はよろしくね」とみんなに言います。

すみれ「これの名前なんやけど、英語で道しるべって・・・」

明美「ガイド・・・」

すみれ「キアリスガイドやったらどうかな」

良子「私たちが作った子育ての道しるべ」

明美「道しるべ・・・」

君枝「ぴったりやと思う」

明美「ありがとう、こんな風にしてくれて。お母ちゃんが見たら喜ぶやろな」

すみれ「こちらこそ、ありがとうね明美さん、ありがとうきみちゃん、ありがとう良子ちゃん。みんなも本当にありがとう」

みんなの顔を見てお礼を言うと、武は小さな花束を渡しました。

すみれの旅立ちを、みんな笑顔で見送るのでした。

べっぴんさん12週67話の感想まとめ

キアリスを辞めることは悩み抜いた決断だったはず。

最後にベビー相談室の話をまとめたものを、育児で悩んでいるお母さんたちに配るという提案は凄くいい発想ですね。

知識を広めることで赤ちゃんの事故を防げると、利益よりもお母さんと赤ちゃんの幸せを優先していることに、本当に思いやりから出来たお店であることが伝わりました。

⇒べっぴんさん12週68話のあらすじネタバレはこちら

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