NHK朝ドラ「べっぴんさん」6週のあらすじネタバレです。
かなり詳しいあらすじですので、ネタバレが嫌いな人は閲覧注意です。
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べっぴんさん6週のあらすじネタバレ
すみれと明美はランディ大佐のパーティーに間に合わせるために寝る間も惜しんで働いていた。
心配した良子と君枝は少しだったら家で手伝えるかもしれないと言うが、「中途半端なことすんのやめてや」と明美は怒る。
良子は明美も看護師の仕事をしながら片手間で作業しているではないかと言い返す。
明美は病院をクビになった事を初めて打ち明ける。
驚いたすみれたちは言葉を失う。
悲しんで泣いているだけでは暮らしていけない。
今目の前にある仕事を頑張るしかないのだと明美は心に決めていた。
「あんたらも決めてや。やるなら責任持ってやる。やらへんならやらへんでええし」
明美の覚悟を聞いた良子と君枝は、そこまでの責任は持てない事を自覚し去っていった。
君枝の復帰
二人の頑張りにより、どうにかパーティーまでにテーブルクロスは完成した。
リサも気に入ってくれた様子だ。
大佐宅を出ると、そこには君枝の姿があった。
事情を知らないリサは君枝にもお礼を言う。
その光景を偶然目にした昭一は、君枝が働いていたことを初めて知る。
翌朝、すみれは君枝から嬉しい報告を受ける。
昭一に全てを打ち明けて、働く許可をもらったのだ。
すみれも明美も君枝の復職に大喜び。
その日、すみれが帰宅するとバラックの前に人影が。
紀夫と同じ戦場にいた中山照之という青年で、紀夫からの借り物を返しに来たとのこと。
それはすみれが紀夫に持たせた裁縫道具だった。
戦地でほんの少しの間だけ紀夫と一緒になった中山は、軍服のボタンが取れた時に紀夫から裁縫道具を借りた。
しかし返す暇もないまま紀夫と離ればなれになってしまい、以後のことはわからないそうだ。
一体、紀夫はどうしているのだろう。
生死すらはっきりしない紀夫を思い、涙が止まらないすみれであった。
商品の売りは何?
ベビーショップあさやの商品は順調に売れ、すみれ、君枝、明美の3人は毎日忙しく商品を作っていた。
そんな中、体の弱い君枝が体調を崩し倒れてしまう。
そのまま君枝は入院。
昭一は心配し、仕事を辞めるよう促す。
ベビーショップモトヤは、一人欠けただけではなく新しい課題にも直面していた。
確かに商品は順調に売れているものの、限られた客しか来ていないのだ。
買ってくれるのは麗子とその友人ばかり。
もっと客層を広げるべきだと麻田からも指摘された。
打開策のヒントを見つけるべく、すみれは商売の大先輩でもある五十八に相談する。
五十八は自分たちならではの何か、つまり「商品の売り」を最低でも3つは挙げられなければダメだと語る。
- 母親の気持ちが分かる
- 赤ちゃんのために、作り方にもこだわって、いい生地を使っている
二つはパッと出てきたが、残る一つがどうしても浮かばない。
人が一番元気になる方法とは
君枝の体調はどんどん悪化していた。
明美は看護師時代に思いを馳せる。
人が一番元気になる方法は、未来を夢見させることだ。
そう昭一と琴子に語った。
君枝の病院から店に戻って来たすみれと明美。
店の前では時子たちが何やら話し込んでいる。
聞けば、時子の子供の夜泣きが収まらず困っているのだという。
きっと暑いからだろうという明美の言葉を聞いたすみれは、通気性の良い肌着を時子に渡す。
無論、代金がもらえないことは承知の上だ。
それから数日経ち、体調が良くなった君枝が昭一と共にやってきた。
店に来るなり明るい表情をみせる君枝。
それを見た昭一は、やはり君枝には生き甲斐が必要なのだと実感し、職場復帰を許す。
こうして君枝は、体に負担が掛からない範囲ということで、週に数回、1日4時間以内という条件で働くことになった。
ベビー相談室を開こう!
その翌日、すみれは時子からお礼を言われる。
肌着のおかげで子供の夜泣きはおさまったとのことだ。
麻田「まるでベビー相談室ですね」
麻田の言葉にすみれはひらめいた。
五十八の元を訪れ、自分たちならではの3つ目として「母親のためのベビー相談室」を作ることを話す。
そのアイディアには五十八も大変感心し、賛同してくれた。
すみれが帰ったあと、ゆりは五十八に相談をもちかける。
やがて仕事を終えたすみれが帰宅すると、五十八、ゆり、忠一郎が待っていた。
すみれの頑張っている姿に感銘を受けたゆりは、しばらくすみれの家で暮らしそばで見ていたいと言い出したのだ。
潔は留守がちで、ゆりは闇市で変わらぬ毎日を送るばかりだからだ。
すみれはゆりを喜んで迎え入れる。
良子と勝二
ある日すみれは、店のショーウィンドーに飾ってあるワンピースをじっと見つめる少女・美幸の姿を見る。
美幸は以前から度々訪れては、ワンピースを見つめていた。
そのことを知っていたすみれは声を掛け、もうすぐ入学式だという美幸にワンピースをプレゼントする。
その翌日、すみれは給料を渡すため良子のバラックを訪ねた。
しかし良子は迷惑をかけたからと言い受け取らない。
それから数日後、すみれはベンチにボーっと座っている勝二を発見する。
勝二は新しい仕事を見つけられず、さらに良子との仲もギクシャクしていた。
そんな事情など知る由もないすみれは、勝二に良子の給料を渡そうとするが、勝二も受け取ってはくれなかった。
すみれは生活苦のため良子が泣く泣く時計を売ったことを話し、それを勝二に買い戻してほしいと頼む。
そして良子を幸せにできるのは勝二しかいないと訴えた。
自分の稼ぎで時計を買い戻す決心をした勝二。
時子の父を訪ね翌月には金を用意するので、それまでは時計を誰にも売らないでほしいとお願いする。
ちょうどそこに現れた時子は、すみれたちには世話になっているので代金はいつでも良いと、時計をくれた。
勝二から時計を受け取った良子は、夫の愛情の深さに感激しうれし涙を流した。
それから数日後、良子が店にやって来てすみれにお礼を言った。
良子の笑顔を見たすみれは、いつか店に戻り、その笑顔をお客様に向けて欲しい、と返した。
そこへ例のワンピースを着た美幸が祖父の光太郎と連れ立ってやってきた。
美幸の両親は他界しており、今は光太郎が美幸の親代わりだ。
光太郎はすみれに丁寧にお礼を言い、その横で美幸はとても嬉しそうな顔を浮かべている。
その光景を見た良子は「ここでもういっぺん働きたい」と言い、晴れて店に復帰することになった。
しばらくして勝二の就職も決まりめでたい事が続いた。
紀夫のことは・・・
店では隔週でベビー相談室が開かれた。
もちろん無料である。
明美は母親たちの悩みに的確に答え、相談室は大好評だ。
参加者のほとんどは貧しい暮らしを余儀なくされている母親。
当然商品を買う余裕などないが、それでも良いとすみれは考えていた。
さらに、お金がなくて買えない人のために、自分で作る用の型紙と材料を売ることを思いつくすみれ。
ゆりは相談室の盛況ぶりやすみれの発想力に感心し、いつしか仕事を手伝い始めていた。
そんなある日、栄輔が差し入れを持ってすみれのバラックへやってきた。
さくらはすっかり栄輔に懐いている。
そこへ、紀夫の両親・五郎夫妻がやって来て思わぬことを言い始めた。
「紀夫のことは・・・もう諦めてもらえないだろうか・・・」
以上、べっぴんさん6週のあらすじネタバレでした。
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