NHK朝ドラ「べっぴんさん」12週72話のあらすじネタバレと感想です。
まずは12週71話の振り返りを少し。
あさやを訪れた紀夫。
麻田からシナモンティーを出され、すみれの青春の味だと店を出したばかりの頃の話を聞かされます。
ここで仲間と集まりベビーショップを開店し、思いだけで大急百貨店にまで出店したすみれ。
その話を聞き、紀夫は坂東営業部を辞める決意をするのでした。
べっぴんさん 12週72話のあらすじネタバレ
保育所でサンタクロースの格好をしてプレゼントを配る紀夫。
ひろ子「待って、さくらちゃんまだもろうてない」
さくら「ひろちゃん、さくら今日で保育所終わりやの。ずっと仲良くしてくれてありがとうね」
泣きながら保育所をやめることを伝えます。
ひろ子「さくらちゃん、ごめんね」
喧嘩してしまった事を謝るのでした。
坂東営業部を訪れた紀夫。
この日、大きな決心をしていました。
廊下で待っていた潔は、紀夫が来ると頷いて一緒に事務所へ入ります。
紀夫「みなさん、よろしいでしょうか。本日をもって坂東営業部を辞めさせていただくことになります」
潔「今日からわしが、坂東営業部を引き継ぐ」
驚く社員たちに、そう伝える潔でした。
キアリスのクリスマスパーティー
キアリスでは、お店のみんなでクリスマスパーティーをしています。
すみれとさくらも店へとやって来ました。
走り回る龍一に「これ、走らないよ!」と良子が叱りつけると大人しくなります。
すみれは「ええ子やね」と褒めました。
あとから退院した喜代も店へと入ってきました。
さくら「サンタさん、お願いごと聞いてくれた」
喜代「さくらお嬢様、サンタさんに言われてきましたよ」
さくらは駆け寄り喜代に会えたことを喜びます。
「来たで」と言いながら勝二と昭一もやって来ました。
店の前で潔に別れを言う紀夫。
潔「ここからは別の道や」
肩をトンと叩いて歩いていきました。
キアリスで経理の職に就くことに
紀夫「すみれ、話がある。皆さんにも聞いてもらえたらと思います。坂東営業部を辞めることにした。潔さんが継いだほうがええ、仰山のいい人材が彼に惹かれて集まってくるはずや」
近江に行って五十八にも伝えたことを話し、辞めた後はキアリスの経理をすることを話します。
紀夫「すみれ、僕はすみれの仕事と家庭が上手くいくように間に立ちたいんや。きみはここで好きな仕事をするんや。僕らは確かに大事な時間を戦争に奪われた、そやけどもっと大事なのはこれからや。すみれの人生はあと何十年も続くんや、それこそ僕と生きていく人生も、あと何十年も続くんや」
それでいいのかと聞くすみれに、「それが僕の幸せなんや」と手を握りました。
一番自分らしくいられる場所で輝くすみれを、自分とさくらに見せてほしいと言います。
その言葉で目に涙を浮かべ微笑むすみれ。
その時、サンタクロースの格好をした麻田たちが「メリークリスマス!」と言いながら店の扉を開けて子供たちにケーキを見せます。
店の外へ出て空から降ってきた雪を見てみんな笑顔に。
麻田は「ええクリスマスですな」と言い、英語でクリスマスソングを歌い始めました。
その歌に、みんな聞き入ります。
潔とゆりは二人でクリスマスを過ごしていました。
潔「来年は三人やな」
お腹に手を当てて「そうね」というゆり。
近江の家でも、家族でケーキを囲ってパーティーをしていました。
正蔵と二人で写っている写真をみつめていた五十八も、トク子と忠一郎に呼ばれて皆の元へと行きます。
さくら「お父さんは、お母さんのどこが好き?」
紀夫「うーん・・・愛に溢れているところ」
さくら「お母さんは、お父さんのどこが好き?」
すみれ「なんか、なんかな、ちゃんと見てくれてるところ、優しいところ、意外に男らしいところ、家族を大事にしてくれてるところ、それから計算が正確なところ・・・」
たくさんの好きなところを言うすみれに微笑みながら「もうええ」と言う紀夫でした。
べっぴんさん12週72話の感想まとめ
今回のお話は、クリスマスということで幸せいっぱいな回でした。
さくらも、お友達のひろ子と仲直りできてよかったですね。
経営者としては向いていなかった紀夫ですが、得意な経理を活かしてキアリスという居場所をみつけることができたようです。
この先もすみれがキアリスで働けるように支えていこうとする紀夫は素敵な旦那さんですね。