NHK朝ドラ「べっぴんさん」13週75話のあらすじネタバレと感想です。
まずは13週74話の振り返りを少し。
姉のゆりは、明美にベビー用品は何を揃えたらいいのかと相談します。
ベビー用のお布団、ベビーベッド、乳母車、ベビー箪笥などを揃えたらいいことを伝えますが、それらは色々なところを回らないと手に入らないものばかり。
大きなおなかを抱えて回るのは大変だと、ひとつのところで全て揃えばいいのと話します。
その話を聞いたすみれは、キアリスを子供用品が全て揃った総合店にすることを思いつき、まずは子供用の食器セットを販売するため、工場で食器セット5000個を作ってもらう契約をして店へ戻ってきました。
勝手に契約したことを知り、激怒する紀夫でした。
べっぴんさん 13週75話のあらすじネタバレ
すみれ「契約してきました、子供用の食器セット5000個。絶対に売れると思うてるんです」
明美、良子、君枝も売れると思ったから動いたのだと言います。
紀夫「商売に絶対なんてないんや!」
今の経理状況も知らないのに勝手に契約をしてきたことに憤慨します。
四人は、ただ謝ることしかできません。
紀夫はあさやを訪れました。
靴を作りながら話を聞く麻田。
腐るものではないし売れるだろうと楽観的に答えます。
麻田「すみれさんたちが売れると言うなら売れますやろ」
笑いながら言うのですが、難しい顔の紀夫を見て気まずい空気が漂います。
潔にも相談するため坂東営業部を訪れました。
潔「作って売ればええやないか。わしも売れる思うで、すみれちゃんたちもそう言うてるのやろ?勘言うのは商売するうえでほんまに大事なんや」
売れれば自信もつくし、ベビーと子供用品の総合店とはよく思いついたと感心します。
そして、石橋を叩いて渡るのも大事だが叩き過ぎて壊れることもあるのだと助言するのでした。
店に帰ってきた紀夫は、すみれたちに食器セットの販売を許しました。
松島屋デパートからも出品してほしいと頼まれる
試作品が出来上がり、食器に描かれた可愛らしいリスを見て喜ぶ四人。
大急百貨店でも食器セットは大好評です。
すみれは小山に呼ばれ社長室に行くと、社長の隣には松島屋デパートの矢部と名乗る男性が立っていました。
名刺を渡し、食器セットが素晴らしいので松島屋デパートでも夏の特選セールに出品してほしいと頼まれます。
追加発注分を、すみれが以前頼んだ工場で頼むことになり紀夫と二人で交渉へ行きました。
夕食でキアリスの食器を見て「可愛い」と言いながら嬉しそうに食事をするさくら。
紀夫は、そんな姿を微笑みながらみつめます。
喜代「この食器にしてから、おかわりされるようになったんですよ」
みんなの呼び方を元に戻すことに
さくらが眠った後、すみれは相談もなしに勝手に契約したことを紀夫に謝ります。
すみれ「完売したのも嬉しかったし、松島屋からのお話も嬉しかった。嬉しいことがいっぱい・・・でも手放しで、みんなで喜べないのよ。紀夫さんの言うことは正しいし、私たちは間違ってることも多いと思う。でも普通の会社という形や枠にあてはめないで、私たちならではのやり方をみつけられないかな?」
一人になり、紀夫は食器セットを手に取り考え込んでいました。
翌日、いつものように朝礼を始めます。
紀夫「おはようございます。ええ・・・今日から呼び方は元に戻してください。では今日も一日頑張りましょう」
良子は「よかった、きみちゃん」と君枝の手を取って喜びます。
君枝「小澤さんとか小野さんとか呼びにくかったわ」
明美「呼び名って大切なんやな、たけちゃん」
武「はい、明美さん」
こういうみんなを見守っていけばいいのだと気づかされた紀夫でした。
数か月後、潔とゆりの新居が出来上がりました。
自宅で出産するゆりを部屋の外で心配そうに待つ潔、五十八、忠一郎。
産声が聞こえ、元気な男の子が生まれました。
嬉しそうに赤ちゃんを腕に抱いた潔は、名前を『正太』にすることを伝えました。
べっぴんさん13週75話の感想まとめ
潔の助言通り、やはり商売人には時に思い切りも大事なのでしょうね。
石橋も叩き過ぎると好機を逃してしまいます。
結果的に食器セットは大好評で、キアリスの食器を嬉しそうに使うさくらの笑顔を見ることができ、張り詰めていた紀夫の気持ちも和らいだようです。
他の会社と同じではないからこそキアリスの良さが出ていることを紀夫にも理解されたようで、いつもの和気藹々としたキアリスが戻ってきてよかったですね。