NHK朝ドラ「べっぴんさん」14週78話のあらすじネタバレと感想です。
まずは14週77話の振り返りを少し。
元旦から長太郎と五十八は兄弟喧嘩を始めてしまいました。
それを叱るトク子ですが、体調を崩して寝込んでしまいます。
そんな時、二人の父親が残した書を見せることに。
そこには『飲んで 食って 歌へ』と書かれていました。
父親の残した言葉で、本音を言い合えた長太郎と五十八は仲の良い兄弟になることができたのでした。
べっぴんさん 14週78話のあらすじネタバレ
昭和25年1月3日
まだ世の中はお正月休みです。
朝、外へと出てきた明美。
そこへ帰省していた武が帰ってきました。
何で戻ってきたのかと聞かれ、ここの商店街の方が故郷なのだと答えます。
明美は作ったお雑煮をご馳走しました。
明美「三日ぶりに人と話した」
商店街も誰もおらず、麻田もいないのだと言います。
年の瀬に麻田から「早う所帯をもて」と言われたことを話します。
明美「せやけど、うちは一生このままでええと思うとる。普段は仕事もあるし、仲間もおるし、正月だけや。一人が寂しい思うのは」
武が食事をする傍らで英語の勉強を始めました。
これからは使う機会が増えるし、これまでも英語に助けられてきたのだと笑顔で言います。
こうしてお正月休みが終わりました。
着物姿で仕事始めを迎える
着物を着たすみれ。
商店街の女性たちも着物姿で新年の挨拶をします。
そこへ着物を着た良子と君枝もやって来ました。
今日は仕事始めです。
店から出てきた麻田に気づき挨拶をします。
麻田「みなさん、着物姿がまぶしいですね」
後から出てきた明美が挨拶すると、すみれは風呂敷包みを見せました。
着物のない明美のために姉から借りた着物を着せてあげます。
「すみれちゃん、ありがとう」と感謝の言葉を伝えます。
キアリスの店内に集まった着物姿のすみれたちに紀夫は「みなさん、あけましておめでとうございます」と挨拶をします。
紀夫「今年のキアリスの目標は、先を見据えてベビーと子供用品の総合店、その基礎となるものを作ることです。今年も皆で力を合わせて頑張りましょう。それでは食べて飲んでご歓談を」
みんなでおせちを食べながら談笑します。
明美は小皿に取り分けたおせちを武に渡しました。
談笑中、総合店とはどういう感じなのかと聞かれます。
すみれ「家具や雑貨や洒落たおもちゃも、子供の物なら何でもそろうお店よ」
明美「そや、その第一弾が食器セットやったんやで」
家具はどんなものがある中と聞かれ、ベッドやベビーの箪笥を職人さんに作ってもらうのだと説明します。
すると時子たちはアメリカ製のベビーベッドや乳母車が素敵だったこと話しました。
アメリカのメーカーと取引をすることに
昭一と勝二も新年の挨拶に訪れました。
キアリスが総合店を目指すにあたってアメリカとの取引を考えていたことを伝える紀夫。
すみれ「そうしたら、英語が必要よね」
紀夫は、ゆりに任せてはどうかと提案します。
大学で英語の勉強をしていたため頼みに行くことに。
家を訪ねると、ゆりは正太の育児に追われていました。
食事をさせ寝かしつけた後に用件を伝えるすみれ。
アメリカのメーカーと取引をするため英語を話せる人を探していることを話し、その役目を頼みます。
ゆり「今はその気が無いのよ。正太を預けるなん出来ないし、出張があったとしてもいけないし。ごめんね、力になれなくて」
店に帰り、断られたことを伝えると「洋裁教室を手掛けたのに、自ら退く人やからな」と納得する紀夫。
紀夫「実はな、来週アメリカのベビー家具メーカーの担当者に会えることになったんよ。大島さんに話したら早速つないでくださってな」
困り果てていると、武は「明美さんはどうじゃろか」と言います。
正月も英語の勉強をしていたことを話すと、良子と君枝もベビーナースをしていた明美ならベビーや子供用品の専門用語も知っているからと賛成します。
紀夫も「適任やないか」と任せることにしました。
そして大急でアメリカのベビー家具メーカーの担当者・ジミーさんと会うことに。
ジミー「ジミーです。キアリスのことは大島さんから聞いています、わが社はアメリカではじめてベビー用品の家具を作りました。デザインから生産にいたるまですべて自社で行っています」
英語で挨拶され、明美も英語で自己紹介をします。
ジミー「キアリスは出来たばかりの会社だと聞きましたが、最初の決算【closing the book】はすんだのですか?」
明美「クロージング ザ ブック?」
ジミー「何か問題でも?」
明美「すみません、『クロージング ザ ブック』の意味がわかりません」
ジミー「え・・・決算ですよ わからないんですか?経理のしめくくりですよ!」
一部の単語の意味が分からず、英語がわからなければ話にならないと言われてしまいました。
店に戻り、紀夫も残念そうに「新しい人を募集しましょう」と言います。
落ち込む明美にかけてあげる言葉がみつからないすみれなのでした。
べっぴんさん14週78話の感想まとめ
英語が堪能は明美なのに決算【closing the book】というビジネス用語だけがわからないだけで英語が話せないと言われるのは可哀想ですね。
やはり普通の会話ができるのとビジネスで話すのでは違うのでしょうか。
だとしたらビジネス用語だけ覚えればいいだけなのではないかと思うのですが、努力しているのに自信を無くした明美の後ろ姿が切ないでしたね。