NHK朝ドラ「べっぴんさん」8週43話のあらすじネタバレと感想です。
まずは7週42話の振り返りを少し。
紀夫の両親から紀夫のことは諦めてほしいと言われ、さらに五十八からも紀夫のいない人生を考えるべきだと言われてしまい悲しみにくれていたすみれ。
そんな時、ようやく紀夫から一通の便りが届きます。
桜の咲く頃、紀夫はすみれとさくらのもとへ帰ってきたのでした。
べっぴんさん 8週43話のあらすじネタバレ
紀夫を連れて家へと帰ってきました。
すみれに呼ばれて出てきた喜代は、涙を流して迎えます。
紀夫「ただいま帰ってまいりました。すみれとさくらが大変お世話になりました」
生還祝いを盛大にやろうと言う五十八。
新しいお店でやろうと言うすみれに「店って?」と聞きます。
友達と赤ちゃんのための手作りの品を扱う店をやっていることを話しました。
紀夫「苦労かけたな。僕が帰って来たんやから、もう大丈夫や」
五十八に坂東営業部がどうなっているのかを聞くと、統合されてなくなってしまった事を伝えました。
それを聞いて坂東営業部を復活させると言う紀夫に、今は潔とゆりが復活に向けて動いていることを話します。
潔「わしらが紀夫くんの帰りを待つ間にやってたこと、やろうとしてたことは、もう少しで何らかの形になると思う。ええ土台を渡して紀夫くんの力になれたら思うとる。紀夫くんは坂東家の当主やから」
ゆりは母親と同じように近江の麻を潔に送るため近江で働くことをすみれに知らせました。
店で生還祝いを行う
夜になり、紀夫はすみれに預けていた時計を手に取りみつめていました。
すみれ「それ、ずっと大事にしてたのよ。これからまた使ってね」
紀夫は列車の中で噂を聞いたことを話します。
神戸が空襲を受けたこと、焼け野原になったこと。
すみれとさくらが元気でいるか心配で生きた心地がしなかったことを伝えました。
道端で米軍に「ギブミーチョコレート」とチョコレートをねだる子供たちに視線を向ける紀夫。
店の前に紀夫の無事を知らされた近所の人たちが集まっていました。
麻田も「ご生還、おめでとうございます」と無事であることを喜びます。
そこへ「紀夫!」と呼ぶ声が聞こえます。
紀夫の両親・田中五郎と富美でした。
泣き縋る母親と後ろに立つ父親に「父さん、母さん、ただいま戻りました」と言います。
新しい店へと案内するすみれ。
店には、みんなが生還祝いのために集まっていました。
紀夫「ありがとうございます。ほんまにありがとうございます」
そう挨拶する紀夫を拍手で迎えます。
店の前で遊んでいたさくらを呼ぶ栄輔。
紀夫は、さくらと遊んでいる栄輔の姿に複雑な表情を浮かべ、テーブルに並べられたキャラメルや缶詰などアメリカ製の物を見て顔を歪めました。
店を続けることを反対する紀夫
君枝の夫・村田昭一と良子の夫・小澤勝二が挨拶をしてきます。
留守にしている間に妻たちが店を始めたことについて驚いたのではないかと聞きます。
「ほんまは心配ですよね」と言うと、始めは心配だったが活き活きと頑張っているのだと笑顔で答える二人。
紀夫「女ばかりで、こないなところ借りて本格的な商売やるなんて。それを男が笑って見てるなんて、心配やないんですか。僕にはよう理解できません」
家に帰ってきて「あんなこと言うたら、みんな嫌な気持ちになってしまうやない」と言うすみれ。
心配しているのだということ、収容所に入っている間、早く帰って守ってやらなければと考えてきたこと伝えます。
家賃も高いだろうし失敗したらどうするのだと言う紀夫に、家賃は商店街の人たちの計らいで安くしてもらっていることを説明します。
紀夫「簡単に、人を信用したらあかん。僕が働く、なにか仕事を探さんとな」
仕事を探すとはどういうことなのかと聞くと、坂東営業部は潔に任せると言うのです。
すみれ「ちょっとまって、どうして?紀夫さんが坂東の家の後継者やないの。みんな紀夫さんが帰ってくるのを待ってたのよ」
潔とゆりも立派な後継者だと「僕の出る幕はない」と言い、戸を一枚隔てた場所に隠れてしまいました。
やっと会えた紀夫との間に通じ合えない何かを感じたすみれなのでした。
べっぴんさん8週43話の感想まとめ
やっと帰ってきてくれた紀夫でしたが、だいぶ様子がおかしいですね。
すみれが商売をしていることを心配するのは当然でしょうが、少し過剰な感じです。
坂東家を継ぐために婿養子になったのに、坂東営業部を潔に任せるとまで言い出しました。
紀夫がこうなってしまった原因は何なのでしょうか。
長い間待ち続けたのに、こんなことで夫婦仲がギクシャクするなんて嫌ですね。