NHK朝ドラ「べっぴんさん」11週61話のあらすじネタバレと感想です。
まずは10週60話の振り返りを少し。
キアリス大急百貨店での売り上げが好調で、品薄になってしまったためショーケースを減らそうとします。
それを見ていた大島社長は、大急で出店しなければ出会えなかったお客様と商品との出会いがあると、商品の方を増やすことを勧めます。
時子たちの協力も得て、なんとか残りの三日間を乗り切ることができたのでした。
べっぴんさん 11週61話のあらすじネタバレ
大急百貨店での十日間が無事に過ぎ、ジュースを片手に慰労会をするすみれたち。
時子たちは「ありがとうね、私にも出来る事があるんやって思うことが出来たわ」「もっと上手に作れるようになりたいって思ったね」と礼を言います。
悦子「私からもお礼をいうわ。上手く言われへんけど、この十日間は未来への希望につながる時間だったような気がするわ」
「さあ、みんなご苦労様でした。乾杯しましょう」とグラスを持ちあげる麻田。
皆が楽しそうに食事をする中、すみれは大島社長から「正式に出店をしてみないか、大急百貨店にキアリスの支店を出さないか」と誘われていたことを思い出します。
すみれ「みんなとやったらできるかな」
明美、良子、君枝の三人は「できる」と声を揃えて答えます。
大きく頷き微笑むすみれでした。
ベッドの上で目覚めた紀夫。
洋裁教室の説明会で、大勢の人を目の前にして緊張のあまり倒れてしまった事を思い出します。
「大丈夫？」と心配するゆりは、会場の方を秋山に任せてあることを伝えました。
秋山「ほんまにすんまへん。さっきの担当者、緊張して倒れてしもたみたいですわ。皆様の美しさにやられてもうて」
場を和やかにして説明を始めました。
夕方になり帰っていくすみれたち。
あさやに帰っていく明美の後ろ姿を見送る武は、告白のことを思い出し「あげなこち言うたんが悪かったんじゃろか」と頭を悩ませていました。
今後のことが不安になる社員たち
事務所に戻ってきたゆりは、潔に紀夫のことを聞かれ「どこか悪いわけではなく極度の緊張で倒れたんですって」と伝えます。
それを聞いた社員たちは「正直言うて、紀夫さんは頼りないです」と不満を漏らします。
坂東営業部の今後を考えてどうすべきかゆりに意見を求めてきました。
ゆり「私は潔さんが社長になればいいのにと思うてる」
その意見に賛同する社員たち。
難しい顔をする潔でした。
家で布団に横になっている紀夫。
帰ってきたすみれの声が聞こえ慌てます。
喜代「旦那様、具合がお悪いようではやくに戻ってこられたんです」
様子を見に行くと、頭まですっぽり布団をかぶっていました。
夜、事務所で食事をしながら「なんで社員の前であんなこと言うんや」とゆりに文句を言う潔。
ゆり「聞かれたからよ、みんな真剣に考えてるの。嘘はつけないと思うた」
潔「ゆりらしいわ。せやけど、わしは社長になる気はない、社長はあくまでも紀夫くんや」
そう言って食事を続ける潔でした。
朝になり、ずっと布団をかぶっている紀夫に声をかけるすみれ。
すみれ「紀夫さん、お顔を見せてください」
もそもそと顔を出すと「少し話せます？」と言い、大島社長から大急百貨店にキアリスの支店を出す誘いがあることを話します。
それを聞き「え？」と起き上がりました。
誘いを受けようと考えていることを伝えると
紀夫「それはよかったな。やりたいことがあるだけでも凄いことやのに、やりたいこととやるべきことが一致している。奇跡のようなことやな」
そう言って再び布団をかぶって眠ってしまいました。
すみれたちは大島社長に正式に誘いを受けると返事をしました。
喜び笑顔で四人と握手をする社長。
小山から１１月の開店を目指すよう指示され、三か月後に向けて開店準備を始めることになりました。
紀夫の苦しみに気づくすみれ
浴衣姿で庭に座っている紀夫。
洗濯ものをとりこもうとすると止める喜代に「やらせてください」と積極的に家事を手伝おうとします。
会社では、出社してこない紀夫を心配する社員たち。
今度の説明会はどうするのかと聞かれ「私がやるわ」と答えるゆり。
その次はどうするのかと聞かれ考え込んでしまいました。
紀夫では、また倒れてしまうのではないかと心配しているのです。
ゆり「そやけど、もういっぺんくらい試してみるというか・・・様子を見てみても・・・」
納得のいかない笹井は迷惑をかける困った人だと不満を漏らします。
そこへ訪ねてきたすみれ。
大急にキアリスの支店を出すことになった報告をしに来たのです。
「ほんまか」と驚く潔。
生地の仕入れについて相談したいことを伝え、紀夫が休んでいることで迷惑をかけていないかと聞きます。
「奥さんにも言うたほうがええんとちゃいますか？」と聞く社員。
ゆり「紀夫さんにね、洋裁教室の運営を任せることになって、その説明会で緊張しすぎて倒れてしまったのよ」
笹井「奥さんやり手やのに、旦那ときたらぶっさいくなこっちゃ」
言い過ぎの笹井に注意するゆりたち。
暗い顔になってしまったすみれは、紀夫が「やりたいことがあるだけでも凄いことやのに、やりたいこととやるべきことが一致している。奇跡のようなことやな」と言っていた事を思い出します。
苦しんでいることに気づき、自分に何ができるのか考えあぐねるのでした。
べっぴんさん11週61話の感想まとめ
キアリスの方は大急百貨店で支店を出す話も順調に進み、しばらくは問題なさそうですね。
さすがの社員たちも緊張しすぎで説明会すらまともにできない紀夫を社長にするのは心配になるのも仕方がないですね。
ゆりまでもが、潔が社長になったほうがいいと言ってしまいました。
普通に考えたらそうなのでしょうが、今後の紀夫の成長次第で変わってくれることを願うしかありませんね。
