べっぴんさん 1話 ネタバレ

この物語のヒロイン・坂東すみれは、会社経営の父親と刺しゅうが好きな優しい母親の間に生まれ裕福な家庭で育ちました。

しかし、結婚後に戦争による空襲の被害を受けたため家や財産を失ってしまうことになります。

夫が出征してしまい、一人で幼い子供を育てていかなければならない坂東すみれは、生きていくために母親から教わった刺しゅうや洋裁で子供服を作るというお話です。

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べっぴんさん 1週1話のあらすじネタバレ

日本初の子供服専門店

昭和20年、神戸の焼け跡。

それからおよそ20年後、昭和44年スピーチをする男性と並ぶ子供服。

子供服を作る坂東すみれと仲間たちの女性の姿がありました。

すみれはハンカチの刺しゅうを見て母親の姿を思い出します。

「すみれ、クローバーの葉にはそれぞれ意味があるんよ。勇気、愛情、信頼、希望。それが全部そろうと幸せになれるの」

ここから物語が始まります。

坂東すみれの幼少時代

昭和9年、坂東すみれは姉の坂東ゆりに叩き起こされます。

なかなか起きないすみれに、昨夜は何をしていたのか問う姉に対して本を読んでいたと答えるのです。

枕元には大きな本が。

一晩で全部読み終えたのだと話します。

リビングには椅子に座って新聞を読む男性の姿があります。

この男性の名前は坂東五十八。

すみれたちの父親・坂東五十八は坂東営業部という会社を経営しており多忙な毎日を過ごしています。

そこへ階段から降りてきた坂東ゆりが父親の元へ駆け寄ります。

父親に仕立ててもらった新しい洋服を嬉しそうに見せる坂東ゆり。

特別に、店へイギリスの生地を持ち込んで作らせた服を嬉しそうに着ているゆりの姿を満足げに見ている五十八。

そこへ遅れて坂東すみれが女中に連れられて階段から降りてきます。

「すみれ、おはよう。どやその服?」

服の感想を聞く五十八でしたが、すみれは口ごもって何も言えません。

「なんかな・・・なんか・・・」自分の襟元に手を置くすみれ。

なかなか言葉を発しないすみれを見て服が気に入らなかったと思ってしまった五十八は落胆の表情を浮かべるのです。

そこへ後ろにいた女中は、すみれが襟の刺しゅうが素敵だと話していたことを五十八に伝えるのです。

それを聞いた五十八は安堵の表情を浮かべるのでした。

「明日、お母さんのお見舞いに行こうか」

その言葉を聞いて嬉しそうに頷くすみれ。

坂東すみれは、なかなか言葉で伝えることが苦手なため五十八に自分の想いを伝えることができなかったのです。

場所は大阪。

坂東五十八は、坂東営業部で記者の質問に答えています。

事業を拡大させることに成功した要因についての問いに、仕入れて売るだけでなく職人を抱えて自社製品を作ることだと答える五十八。

坂東営業部という社名も、部署のように増やして会社を発展させたいという思いからつけたと語るのでした。

隣に立つ取締役の野上正蔵が、洋服以外の事業について記者に説明します。

毛布、靴下、タオル、香水、カミソリ、高級肌着などの輸入雑貨を取り扱い、会社で取り扱う特別な品々を坂東五十八は「別品~べっぴん~」と呼ぶのでした。

病室で外を眺める母親の坂東はなは看護婦に声をかけられます。

「坂東さん、お加減いかがですか?」

「今日は天気もええから気も晴れます」そう話し看護婦に微笑む坂東はな。

学校では授業中にハンカチの刺しゅうをみつめて微笑む坂東すみれの姿がありました。

屋敷では坂東五十八と野上正蔵が一人の男性と会話をしており、野上正蔵と共に会社を大きくしてきたことを語っています。

そんな坂東五十八に野上正蔵は「すべては奥様のお力です。一番しんどい時代から内助の功で支えてこられたのですから」と話します。

野上正蔵の言葉を聞き、妻と娘たちの写真を眺める坂東五十八。

学校から帰ってきた坂東すみれは母親の刺しゅう箱を取り出します。

夜になって一人で刺しゅうを黙々とするすみれ。

翌日、母親のお見舞いに訪れたすみれたちは、母親のはなにお見舞いの品を渡すのです。

刺しゅうがされたハンカチを母親に差し出したすみれ。

あまり上手ではなく、何が刺しゅうされているのか分からない様子の五十八を見て恥ずかしくなったすみれは、ハンカチを持って病室から出て行ってしまうのでした。

「五十八さん、あれはユリとスミレやったよ」と話す母親のはな。

自分の作った刺しゅうを見て泣くすみれでしたが、悔しくて悲しいからこそ上手くなろうと一人部屋で刺しゅうの練習を始めるのでした。

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べっぴんさん1週1話の感想まとめ

優しい父親と母親に生まれ、愛情たっぷりに育てられた様子のわかる第一話でした。

娘たちのために特別に服を作らせるなど、坂東五十八が娘たちをどれだけ溺愛しているかがわかるシーンでした。

母親のために慣れない刺しゅうを始めた坂東すみれ。

すみれの刺しゅう好きは母親の影響が大きく、母親のように上手くなりたいと努力するところから洋裁に捧げた人生が始まったのですね。

以上、べっぴんさん1週1話のあらすじネタバレと感想でした!

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