NHK朝ドラ「べっぴんさん」11週64話のあらすじネタバレと感想です。
まずは11週63話の振り返りを少し。
喜代は持病であった腰痛が悪化して入院することに。
生まれて初めて喜代がいない生活が始まり、家事も育児も全て自分でやらなければならないすみれは仕事との両立で更に多忙な日々となるのでした。
べっぴんさん 11週64話のあらすじネタバレ
店に二台のミシンが増えました。
中古で安く仕入れたため元々の予算で二台買えたようです。
すみれ、良子、君枝は夫たちにお礼を言いました。
いよいよ明日が開店の日。
迎えが遅くなるため、子供たちは保育所ではなく琴子に預かってもらうことになりました。
「本格的に出店するんやて」、「ご近所さんになってしもたな」、「まあ悪いことはおまへんで、結構集客おましたさかいな」出店準備をすすめるすみれたちをよその売り場から見ている人物たちの姿が。
ショーケースを見て「なんか、なんかな」と考えているすみれは直してもいいか聞きます。
「ええよ、すみれちゃんの気のすむようにしたら」と答える良子。
君枝「私たちは帰ってもう少し作るね。さくらちゃん、今日はうちに泊めようか?」
さくらを君枝の家に泊めることになり、売り場の配置を考えることに熱中するのでした。
看護婦から婦人科で診てもらうように言われる
坂東営業部に、たくさんの葉書が届いています。
すべて洋裁教室の受講希望で、教室を増やすことを考える潔。
東京の松島屋デパートからも教室の引き合いが出ていることを社員たちに伝え、これを機にオライオンの名前が世に出ると意気込みます。
潔「ゆりのおかげや、さすがわしの惚れた女や」
このことを入院している喜代に伝えに来たゆり。
喜代「ゆりお嬢様の夢が叶うんですね。どないされたんです?お仕事も順調で幼い頃から好きやった方と結婚されて、この上ない幸せやないですか」
ゆり「幸せ?そうね。潔さんは仕事をしている私が好きなんやろうな」
そう言って悲しそうな表情を見せました。
お薬の時間だと看護婦の声が聞こえ帰ろうとすると入り口で具合が悪くなりしゃがみこんでしまいました。
看護婦に、ちょっと気持ちが悪いことを伝えるといつからなのか聞かれます。
ゆり「少し前からなんです。お腹が空いた時くらいなんですけど」
産婦人科で診てもらうように言われるのでした。
家に帰らないすみれを心配する紀夫
家に帰ってきた紀夫。
真っ暗な部屋に明かりをつけて「おーい、おらんのか!」と機嫌悪そうにすみれを呼びます。
家にいないことを知ると、再び出掛けて行きました。
真っ暗なデパートで作業を続けていたすみれ。
「まだいてはったんですか。鍵は預かってありますのんか?」と眼鏡の男性に聞かれても耳に届いていない様子です。
男性は、もう一度「キアリスさん」と呼びかけ帰ることを伝えてドアを閉めて出て行きました。
夜、キアリスのドアを叩く紀夫は出てきた武に「すみれはどこにおるんや」と詰め寄ります。
店の前で途方に暮れる姿を見て、通りかかった明美がどうしたのかと聞きます。
すみれとは大急で別れた事を伝え、さくらは君枝の家で預かってもらっていることを教えます。
慌てて君枝の家へさくらの様子を見に行きました。
夢中になっていたすみれも「もう帰らないと」と帰ろうとすると全てのドアに鍵かかかっていて閉じ込められていることに気づきます。
ドアをどんどん叩いて自分が中にいることを必死に伝えようとしますが、照明まで消されてしまいました。
朝になり、売り場に警備員が来て大きな布に包まれた怪しいものに気づきます。
布の中から「此処どこ?」と姿を見せたすみれに驚き、誰なのかと聞くと「坂東すみれと申します」と挨拶をしました。
今何時なのかを聞くと、朝方であることを知らされ鍵を開けてもらって慌てて家に帰ってきました。
戸を開けると、怖い顔で玄関に座っていた紀夫の姿が。
「紀夫さん、ごめんなさい」と謝るすみれの頬を引っ叩いて奥の部屋へ引っ込んでしまいました。
べっぴんさん11週64話の感想まとめ
潔が惚れているのは仕事をしている自分なのではと悩んでいるゆりが少し意外でした。
傍からは仕事でもパートナーで最高の夫婦に見える二人でも、仕事ができるからこそ必要とされているのではと考えてしまうのでしょうね。
すみれも鍵が閉められたとはいえ、朝帰りをしてしまっては心配し過ぎて引っ叩かれても仕方がないのかもしれません。
現代の様にスマホがあればすぐに連絡が取り合えて安心できるのに、時代の不便さを感じますね。