NHK朝ドラ「べっぴんさん」17週97話のあらすじネタバレと感想です。
まずは17週96話の振り返りを少し。
大急の展示の準備を進めるすみれたち。
女性の生き方は一辺倒ではなく様々な人生があることを改めて知り、いろんな生き方をする女性の姿をデザイン画に加えました。
そんな時、さくらは二郎が五月と同棲していて付き合っている事実を知るのでした。
べっぴんさん 17週97話のあらすじネタバレ
大急百貨店の開店の時間がきました。
展示を手掛けたキアリスだと紹介され、すみれは前へ出て挨拶します。
すみれ「あの、キアリスの坂東すみれと申します。今回大急百貨店の顔となる展示を任されるという大役をいただきました。この展示のテーマは『女の一生』です。いろんな生き方をする女性たちを応援したいという気持ちで作りました。生まれてくる赤ちゃんたちに、どう生きてもいい、どんな風に生きても、それが自分の選んだ道ならば応援するという母親たちからの思いも込められています。どうか楽しんでください」
挨拶が終わり、拍手がおこります。
女子学生たちがマネキンに集まり「可愛い」と喜んでいます。
展示を眺める紀夫に声をかけてくる潔。
潔「いやあ、わしも努力せなな。若者を理解する努力や」
紀夫「僕もやな。昔は若者やったんですけどね」
女子学生たちはコウノトリの袋の中に何が入っているのか気になり、見せてほしいと頼みます。
袋の中には4人の赤ちゃんの人形が入っていました。
「可愛い」と笑顔になる女子学生たち。
武は、明美が内緒で作ったものなのだと伝えます。
閉店時間となり、静まり返った店内で展示を眺めるすみれ。
明美、良子、君枝の三人がやって来ます。
すみれは手にしていた赤ちゃんの人形を見せ、明美が作ったことを伝えました。
良子「私たち?」
明美「そやで、おぎゃあと生まれたこの子たちは中年に差し掛かっていて、どう生きるかわからないけど、きっとお母さんが応援してくれとるよ」
十六歳になったさくらとどう向き合って生きていくか、考え直しだと言うすみれ。
一生親なのだからと微笑みました。
社長に何を目指しているのか問われ
社長室で『出店契約書』にサインをする栄輔。
栄輔「ところで、オライオンさんも女物の若者向けに手をのばしていると耳にしたのですが」
小山「ああ、その件でしたら見直すらしいです」
大島「今回は賢明な判断だと思います。引くときに引けるのも経営者の才能ですからね」
そして、社長は栄輔にどこを目指しているのかと問います。
日本一の洋服屋、日本一お洒落で、店舗数も売り上げも何もかもが日本一だと答えました。
大島「ほう、それにはしっかり根を張ることですな」
栄輔「今後ともご指導ご鞭撻賜りますよう、よろしゅうお願いします」
紀夫と二人で事務所にいるすみれ。
すみれ「紀夫さん、さくらに・・・さくらに会いに行ってきます。やっと話せそうです」
自分の考えをちゃんと持って、意志を持って進むなら、どんな道でも見守りたいと思っている事を伝えます。
そんな自分の進むべき道をみつけられるようになってほしいと話すと、紀夫も同意しました。
さくらの意志を聞く
さくらに会うためゆりの家を訪れました。
「久しぶりね」と声をかけるすみれですが、二人とも黙ってしまいます。
何か話したいことがあるのかと聞いても「なにもない」と答えるだけです。
さくら「お母さんは仕事が忙しいし、家におっても」
すみれ「それやったら、お母さん仕事やめたらいい?」
でも、ただの我が儘なら辞めないと涙ぐみながら言います。
仕事は大事だが、比べるまでもなくさくらの方が大事だと、仕事をしていることがさくらの人生にとってマイナスになっているのなら仕事を辞めてもいいと考えていることを伝えました。
すみれ「あなたのやりたいことは何、どんな風に生きていきたいと思うてる?」
さくら「そんなこと・・・考えてないよ」
それでこんなことをしているのなら、それはただの我が儘だと言います。
さくら「私、私やっぱり東京行きたいわ。とにかくお母さんと離れたところで暮らしたい。もう家には帰らない」
べっぴんさん17週97話の感想まとめ
我が子のやりたいこと、思うことを尊重して進むべき道を自分で決めさせようという気持ちになったすみれですが、なかなか上手くいきませんね。
母親が仕事で毎日家にいない寂しさで深まってしまった親子の溝は、そう簡単には埋まらないのかもしれません。
子供の気持ちを理解しようと必死なのに通じ合えないのはつらいですね。