べっぴんさん ネタバレ 17週

NHK朝ドラ「べっぴんさん」17週94話のあらすじネタバレと感想です。

まずは17週93話の振り返りを少し。

結婚することになった悦子は、婚約者の小山を連れて挨拶に来ました。

二人を祝福するすみれたち。

そんな時、潔は三宮のエイスの経営者が栄輔であることを知るのでした。

⇒べっぴんさん17週93話のあらすじネタバレと感想はこちら

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べっぴんさん 17週94話のあらすじネタバレ

強い思いをもった者が事を成すといわれています。

それがどんな思いでも・・・。

三宮にあるエイスを大島社長に勧める潔。

そこへ栄輔が姿を見せました。

社長は栄輔と何回か会っており、潔の推薦ならと十日間の期間限定の出店の話を進めるように言いました。

社長室を後にした二人。

栄輔「ご挨拶遅れて申し訳ありません。今後は同業者としてよろしゅうお願い致します」

潔はアメリカに行っていた噂を聞いたことを話し、栄輔のことを気にしていたことを伝えました。

潔「今度家に遊びに来たらええ、息子もあるし、さくらちゃんもおるし」

栄輔「さくらちゃんが・・・」

潔「まあ、いろいろあってうちにおるんや」

さくらはジャズ喫茶で五月に東京へ行きたいと相談します。

お金はと聞かれ、当てがない様子に「まったくさくらはお嬢さんやな」と笑いました。

夕食の時も考え事をしています。

正太はぼーっとしているさくらのおかずをとってしまいました。

ゆり「正太に一個とられたよ、なにぼーっとしてるのよ」

さくら「考えてたの、進路」

どこに行きたいのか聞き、東京に行きたいと答えるさくらに「いいと思うよ」と賛成します。

しかし、学校をやめてすぐにでも東京に行くと言うのです。

そこへ潔は栄輔を連れて家へと帰ってきました。

栄輔を家へ招待する

久々の再会に「どれだけ心配したと思ってるの!」と感情的になり目からは涙がこぼれます。

潔「栄輔は凄いで、エイスという若者に人気のお店をやっとるや。さくらちゃん知っとるか?」

さくら「知ってる」

ゆり「さくらはほんまにようしてもらったのよ。たくさん遊んでもらってね」

席に座り栄輔と飲むことに。

さくらに東京に行きたいのかと聞く潔。

学校はどうするのかと聞くと、やめたいと答えるさくらに途中で放り出してしまったらこれから何も長続きしないと助言します。

栄輔「せやろか、確かに常識的には潔さんの言う通りやと思うけど、固定観念に縛られてばかりやと何も生まれません。いろんなもんぶち破って新しいもんができたり道が開けたりするんやないやろうか」

さくらは暗い表情のまま「おやすみなさい」と言い残して部屋を出て行きました。

さくらが高校をやめて東京へ行きたいと考えていることをゆりから聞かされるすみれ。

ゆり「一応報告はする、ますます心配になるかもしれないとは思うたけど、でも安心して預けてと言うた以上、私もちゃんと見てちゃんと向き合うから・・・さくらと」

家で紀夫にこの事を話すと、明日ゆりのところへ行こうと言います。

すみれは黙って俯いてしまいました。

紀夫「いかへんのか?」

すみれ「わかってる、わかってるけど・・・」

紀夫「ええ、僕が行く」

紀夫はケーキを土産にゆりの家を訪れます。

ケーキに喜ぶ正太。

学校から帰って来たさくらに「元気か?」と声をかけます。

仕事で近くまで来たのだと言い、東京へ行きたいという件について聞きます。

「ちょっと言うただけやわ」と答えるだけのさくらでした。

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ママの過去を知る

ジャズ喫茶ですみれは明美に心の内を話します。

すみれ「正直、どうすればいいのか分からないのよ。自分も、急に大人になったわけやないのよね、いつからか、よう分からないわ」

早くに結婚して子供を産んでさくらに親にしてもらいながら大人になったような気がすると言います。

明美も、母親に楽をさせたくて早く大人になりたかったのだと言いました。

すみれ「明美さんは偉いわ」

明美「なに言うてるのよ、うちは貧乏やったからや」

すみれ「優しいのよね」

二人に「いらっしゃい」と声をかけるママ。

すず「子育て談議に花咲かせてるの。ええな、うちの息子なんて」

ママに息子がいたのかと聞くと、息子も夫もいたのだと答えます。

明美「知らんかった、ずっと一人のような気がしてた。息子さんいくつ?」

すず「明美ちゃんより少しお兄さんやな、縁談お願いしたわ、生きとったら」

明美「戦争で・・・」

すず「そやで、一人息子やったのにな。お父ちゃんが死んで二人で暮らしてたいうのに」

夫は船に乗って外国に行き、船の中でコックをやっていたのだと言います。

神戸に停泊しているときに出会って結婚することになり、この近くで小さな洋食屋を一緒にやっていたのだと。

夫は戦争が始まる前に病気で亡くなってしまったのだと話します。

すず「まさかな、まさかこの年でこうして自分一人で生きていくことになるなんて。分からんもんよ、女の一生なんて」

すみれ「女の一生・・・」

様々な人生がある、そのことを改めて知るすみれなのでした。

べっぴんさん17週94話の感想まとめ

二郎を追いかけて東京に行きたいとは、さくらもなかなか思い切っていますね。

自立した大人でも簡単に東京へ行くことは難しいのに、東京へ出たら困難は多いと思います。

応援してあげたいのですけどね。

ジャズ喫茶のママ・大村すずも大変な人生を送ってきたようです。

女性の人生には苦難も多く、「女の一生」はとても深いテーマですね。

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