べっぴんさん ネタバレ 17週

NHK朝ドラ「べっぴんさん」17週95話のあらすじネタバレと感想です。

まずは17週94話の振り返りを少し。

コウノトリが命を運んでくる、生まれる、赤ちゃんから子供になる、少女になる、結婚する、母になる、子供を育てる、子供を育てる、孫ができる。

そんな女の一生をテーマとして考えたすみれ。

ジャズ喫茶のママ・大村すずが辿ってきた人生の話を聞き、女性には様々な人生があることを改めて知るのでした。

⇒べっぴんさん17週94話のあらすじネタバレと感想はこちら

⇒べっぴんさん17週のあらすじをまとめて読む

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べっぴんさん 17週95話のあらすじネタバレ

大急百貨店でエイスが出店の準備をしています。

すみれは栄輔に声をかけられました。

栄輔「潔さんのお宅でさくらちゃんに会いました。家族仲良く暮らしてるもんやと思うてました」

すみれ「私もそうよ、紀夫さんもそう、家族で乗り越えなね」

そう言って仕事を再開すると、栄輔は無言で去っていきました。

事務所では、戻ってきた西城が滋賀で工場の新規開拓をしていることを話します。

勝二が食事に誘うと、酒癖の悪さを思い出してハッとした表情に。

飲み屋で男会の面子でいつものように飲んでいると、ため息をつく西城。

西城「思い描いていたのと違う毎日で、何や分からんけど毎日田んぼ道歩いてるんです」

武「工場は大方田舎にあるもんじゃけえのう」

愚痴っていると、そんな大仕事を任されているのだから紀夫に期待されている証拠だと勝二が励まします。

しかし、武が止めてもやけ酒を飲み続けるのです。

昭一「わしらが若い頃は戦時中やった、命懸けの毎日やった。そんな田舎道歩いてるくらいで、食いもんがある、飲みもんがある、着るもんがある、毎日風呂に入れる」

勝二「明日がある、未来がある。それがどれだけ恵まれてることか」

西城「まーた説教か、たのしかないのう!」

酒を飲み不満の溜まった西城は荒れてしまいました。

男会がタノシカナになる

♪明日は明日の風が吹く  歌 足立 武

風はきままに吹いている

鳥はきままに鳴いている

どうせ男と生まれたからにゃ

胸の炎はきままに燃やそ

意地と度胸の人生だ

ままよ なげくな

いとしいお前

事務所でいきなり西城が会社をやめさせてほしいと言います。

勝二「タノシカナイが・・・たのしか・・・あ、きみはどっちや」

中西「ナです」

勝二「タノシカナ・・・あ、たのしかな」

武「ほんとじゃ、たのしかなあっち」

中西「あ、たのしかな」

中西と武は肩を組んで笑顔で言いました。

製作所では西城がやめて中西が残り、すみれに見る目があったと話す良子と君枝。

良子はすみれと前みたいに話すことができず、さくらが戻ってこない原因も自分にあるのではと悩みます。

健太郎が部屋から出てきました。

君枝「さくらちゃんに会うてる?」

健太郎「いや、ぜんぜん」

テーブルのお菓子を持って、暗い顔で部屋へと戻りました。

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悩むさくらに助言するママ

ジャズ喫茶に訪れたさくらは、カウンターに座っていた二郎に挨拶をします。

龍一が声をかけてきました。

龍一「うちのお母ちゃんが昨日心配しとったわ、いくらなんでも長すぎるって。ああ、家出や」

さくら「余計なこと言わないで」

そんなさくらに、待ってくれている親がいることを幸せだと言う二郎。

すずはさくらを呼んで二人で話をします。

この間すみれが明美と二人で、ここへ来て飲んでいったのだと言いました。

「お母さんが?」と意外な顔をすると

すず「お母さんのこと、こういう人やって決めつけんほうがええで。こういう人やから無理や、こういう人やから分かってくれへん、こういう人やから嫌や、そんな風に思うてたらな上手くいくもんも上手いこといかんようになる。あんた何がしたいん?なんとなく生きてたら流されるだけやで。自分の人生の舵取りは自分でせなね」

そう顔を寄せて微笑みながら言いました。

さくらの部屋で考え込んでいるすみれ。

ふと手に取ったノートを開いてみると、そこにはさくらと五月を少女漫画のように描いたイラストが。

すみれ「さくら、少女漫画好きやって知ってた?」

喜代に言うと、一人で過ごす時間が多かったから読んでいたのだと答えます。

すみれ「知らなかったな・・・」

喜代「そりゃそうです、全部知ってる親子なんておりません。男親やけど、近江の旦那様かてすみれお嬢様のこと知らんことばっかりですよ」

それでも、いつでも見守っていてくれただろうと言いました。

黙って頷き、笑みを浮かべたすみれ。

「わからんもんよ、女の一生なんて」というママの言葉を思い出します。

子育てに正解がないように、生き方にも正解はありません。

これでよいのか、あれでよかったのかと悩みながら自分なりの正解をみつけるたびが人生なのです。

べっぴんさん17週95話の感想まとめ

西城は突然キアリスを辞めてしまいましたね。

仕事を転々とするのも良くありませんが、結局は自分の納得できる仕事でないと長続きしません。

仕方がないことなのでしょう。

男会も「タノシカナ」になってよかったですね。

すみれとさくらの親子関係も、ママの言葉でよい方向に向かうといいのですが。

人生は躓きながら答えをみつけていくものなのでしょう。

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