NHK朝ドラ「べっぴんさん」20週113話のあらすじネタバレと感想です。
まずは20週112話の振り返りを少し。
明美に告白した武。
明美は父親を早くに亡くし、母親と二人で生きてきたことを話します。
その母親が亡くなった時に自分の半身をもっていかれた感じだったと言い、もう家族を亡くしたくないから結婚しないと決めている事を伝えるのでした。
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べっぴんさん 20週113話のあらすじネタバレ
大急百貨店ではオライオンとエイスの服を買い求める客たちの姿が。
栄輔は潔に東京へ行くことを伝えます。
大手商社と契約して大規模な資本提供を受けることを話しました。
潔「ほう、おめでとうはまだ早いな。東京で成功してくれ、その時おめでとうと言わせてくれ」
玉井「そちらさんはどないです」
潔「うちはボチボチやりますわ、 going my way や」
そう言って通り過ぎる姿を笑顔で見る栄輔でした。
キアリスの事務所では、新しい見合い相手の写真を見せられています。
小山の紹介で、大急の事務をしており武と同じ大分出身であることを伝えました。
小山「集団就職で出てきた真面目で気立てのええ子なんです」
悦子「たけちゃんに合うと思うのよ」
すみれと良子は自分たちもお見合いで結婚したことを教えます。
悦子と小山の馴れ初めも聞いてみました。
悦子「いろいろあったのよ、戦死した前の主人への思いも無くなったわけやないし。娘の弥生ともね、これまでの十年少しずつ家族に近い形になって」
小山「以前の旦那さんへの思いも、弥生の母であることも、すべて含めて悦子ですから」
そんな小山に「カッコイイ」とつぶやく良子。
すみれは、幸せというものは作っていくもの積み上げていくものだと言いました。
そんな話を聞いた武は、写真の人に会ってみることを決めるのでした。
お見合いの日
見合いに付き添うすみれと紀夫。
明美も付き添いたいと言い、一緒に見合い相手の待つヨーソローへと向かいました。
たみ子「お初んお目にかかります、たみ子ちいいます」
武「「初めまして、足立武です」
見合いの席で自己紹介をする二人。
悦子「お互い、大分出身なのよね」
話を広げようとしますが、なかなか会話ができません。
明美「私は付添人でもないのに勝手についてきました、足立部長の人となりをいわな思うて。真面目である、誠実である、努力家である、思いやりがある、穏やかである、楽天家である、前向きである、みんなから好かれている、みんなから応援されている、きっといい父親になる、きっといい夫になる、幸せな人生を送るに違いない・・・以上友人代表小野明美。では、私はこのへんで」
そう言って帰っていきました。
武は見合い相手に十五の時に大分から出てきたことを話し、もう戻らない覚悟で根を張って生きていきたいと言います。
たみ子も出てきたからにはこっちでちゃんと人生を歩んでいきたいと答えました。
お見合いを終えて事務所に戻ってくると、真面目にお付き合いしようと思っている事を知らせました。
長い片思いの終止符に一人祝杯を挙げる武。
外で酒を飲んでいると、明美が通りかかり声をかけてきました。
明美「なに、こんなところで晩酌しとるの?」
武「ああ、明美さん。なんや月に誘われち」
明美「おやすみたけちゃん」
武「おやすみなさい」
事務所に入る明美を見送り、再び月を眺めながら晩酌する武でした。
希望の進路を伝えられず悩む
昭和37年秋になりました。
願書提出の時期です。
部屋で東京大学と書かれている願書を手にしていますが、琴子が入ってくると隠してしまいます。
机の上にあるのは京都大学の願書が置かれていました。
琴子「いよいよね、ねえけんちゃん。大学生になったらおばあちゃん毎朝お弁当作るからね。願掛けせなね」
さくらと健太郎は受験に向けて猛勉強をしています。
さくら「けんちゃん、最近輪かけて暗いな」
悩んでいる様子の健太郎に悩みがあるのかと聞きます。
健太郎「僕が一番行きたい大学は、東京大学なんや」
行きたい学部があるのだと言います。
健太郎も人生の岐路に立っているのでした。
べっぴんさん20週113話の感想まとめ
長年独身のまま明美を待ち続けた武でしたが、やっと片思いの終止符をつけることができました。
お見合いの相手も可愛らしい女性で、武もきっと幸せになれるはず。
初恋は実らないとは言いますが、やはりその通りなのかもしれません。
生きていく中で、色々あってやっと本当のパートナーと巡り会えるのでしょうね。