べっぴんさん ネタバレ 20週

NHK朝ドラ「べっぴんさん」20週111話のあらすじネタバレと感想です。

まずは20週110話の振り返りを少し。

龍一はサンフランシスコに渡った冒険家に触発されて冒険することを夢見ます。

そのことを勝二に話しますが、大反対されてしまいました。

健太郎も自分の進路について密かに悩んでいます。

そんな時、喜代も自分の人生について思い悩むのでした。

⇒べっぴんさん20週110話のあらすじネタバレと感想はこちら

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べっぴんさん 20週111話のあらすじネタバレ

忠一郎「わてと一緒に冒険の旅に出ませんか?」

生前の五十八にかけられた言葉を話します。

性分でカーッとなりやり過ぎてしまうが、忠一郎のおかげで冷静になれたと感謝されたこと。

しかし、自分の我が儘のせいでずっとそばにいてもらって、本当は忠一郎に別の人生があったのではないかと後悔している事を伝えられたのでした。

忠一郎「旦那様のおそばにおって幸せやった、何の後悔もない。せやけど、その旦那様が亡くなってもうて、何や考えるようになってしもうてな」

残りの人生をどう生きようか悩んでいた時に、若者がたった一人でアメリカに渡ったニュースを知ったのだと新聞記事の切り抜きを見せました。

その若者のおかげで勇気が出てきたのだと給金の貯えで冒険することを決意した時、喜代のことが頭に浮かんだのだと言います。

忠一郎「喜代さんは、自分のこれからの事どういう風に考えてる?」

喜代「私は、はな奥様・・・若くしてお亡くなりになったはなさんの思いが、ゆりお嬢様、すみれお嬢様、さくらお嬢様につながっていくようにってここまでやって来ました。お嬢様たち、見事にそれぞれの美しい花を咲かせておられます。嬉しいけれど・・・寂しい・・・奥様と、はなさんとお話がしたい。そんな事毎日思うんです」

役目を終えたのだろうと言い、残り少ない人生を共に楽しく過ごそうと誘う忠一郎に「考えさせてください」と返事をしました。

隠れて会話を聞いていたすみれとさくらですが、聞いていないふりをして今帰ってきたかのように振る舞います。

喜代の作った夕食を美味しそうに食べる忠一郎。

さくらは料理の作り方を教えてほしいと言いました。

夜中、すみれは酒を飲む紀夫に二人のことを話します。

驚きますが、二人の進みたい道を選んでほしいという意見に同意するのでした。

冒険の夢が諦めきれず

何もないままひと月が経ちました。

未だ冒険熱が冷めやらない龍一は、「今日は決戦の日なんや」と何かを決意したことを二郎に告げました。

「お忙しい中、恐れ入ります」と挨拶をして事務所へ入ってきた龍一。

勝二に冒険に出たいことを再び伝えると、怒って胸倉を掴まれてしまいます。

龍一「聞いてくれ!今度の冒険の話は流行りやから言うてるんやない。ほんまに、本気でいろんな世界を見て、自分が何をやりたいか知りたいんや」

母親である良子を見て育ち、勝二に色々言われただろうが自分のやりたいこと、やるべきことをやる人生をみつけたこと。

そんな母親の事をかっこいいと思っている事を伝えます。

龍一「俺は型紙切ってる時のお母ちゃんが一番好きや、俺もそんな風に生きたいんや。何の目標も持たれへん大学生活なんて、俺にとっては何の意味もないんや」

夢を必死に訴えかけるのを入り口で見ていた忠一郎は拍手しました。

忠一郎「ええやないですか、人生は一回きりや。長いようであっという間や」

自分も喜代と一緒に旅に出ようと考えている事を告げます。

龍一のようにやりたいことをみつける旅ではないが自分をみつめ、みつける旅であるのだと言いました。

すみれは二人が決めた事ならどんなことでも受け入れると賛成するのでした。

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明美への恋心を思い出す

良子「大人の、私たちの中の常識を押し付けたらいけないのかもね」

二人の会話を聞いて龍一の夢を理解するべきだと考えた良子の言葉で、勝二も折れました。

勝二「自分で責任とれよ」

もう少し働いてから資金を貯めて行くと言うと、忠一郎は自分が援助すると申し出ました。

忠一郎「出世したら返してもらいますよ」

出世するかわからないからと遠慮する良子。

龍一「そん時は俺が忠さんの墓建てるわ」

忠一郎「それええなぁ、よろしくお願い致します」

喜代は、さくらが高校を卒業するまでは務めを果たすことを伝えました。

道を歩き野球ボールで転びかけた忠一郎を支え「もう!」と叱る喜代の仲睦まじい姿を見て君枝は羨ましがります。

すみれ「喜代さんは忠さんの初恋の人やったんですって」

みんなが微笑む中、武は明美に告白した過去の自分を思い出しました。

ジャズ喫茶で中西と飲んでいると、なぜ結婚しないのかと聞かれます。

そこへ明美と栄輔が店に入って来てカウンター席へ座ります。

栄輔「同じので」

明美「まだ頼んでないんやけど」

栄輔「バーボンやろ」

二人の雰囲気に胸騒ぎの武でした。

べっぴんさん20週111話の感想まとめ

忠さんと喜代さんは残りの人生を二人で旅し、自分をみつめ直す旅へと出掛けることを決めました。

坂東家に仕える役目は終えても、二人には次の人生が待っているのですね。

龍一は自分のやりたいことをやり抜いた母親の背中を見て育ち、勝二も良子の生き方を尊敬しているからこそ認める気になったのでしょう。

自分のやりたいことを最後まで貫き通せるなら、例えそれが無謀に思える夢でもやってみるべきなのかもしれません。

いつもアホっぽく見える龍一でしたが、この回ではとてもカッコよく見えました。

⇒べっぴんさん20週112話のあらすじネタバレはこちら

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