NHK朝ドラ「べっぴんさん」20週114話のあらすじネタバレと感想です。
まずは20週113話の振り返りを少し。
悩んでいる健太郎の相談に乗るさくら。
一番行きたい大学は東京大学なのだと打ち明けます。
京都大学へ行くことを家族に期待されている手前、希望の進路を言えないでいたのでした。
⇒べっぴんさん20週113話のあらすじネタバレと感想はこちら
べっぴんさん 20週114話のあらすじネタバレ
ごはんを頂いてから帰ると家に電話をする健太郎。
台所では喜代に料理を習うさくらの姿がありました。
夕食の時間、すみれと紀夫も一緒に食卓を囲みました。
紀夫「けんちゃんは京大やったな」
優秀だと褒めるすみれ。
さくら「けんちゃん、ほんまは東大にいきたいの」
両親や琴子が寂しがるのを気にして言えないことを話しました。
すみれ「大丈夫よけんちゃん。寂しくても、けんちゃんが本気なら応援してくれるに決まってる。まあ、別れはつらいわ。でもね、送り出すのも親の務め」
紀夫「親やったらな、大海を泳いでほしい思うものやで」
帰る健太郎を見送るさくら。
さくら「親って、あんなふうに考えてくれてるんやね。言える?」
黙って頷き、二人は微笑み合いました。
家に帰ってきた健太郎に、琴子は合格祈願をしてきたことを笑顔で話します。
言えずに部屋へ戻りカバンを見ると一枚の紙が落ちました。
その紙には東大入試の参考書で受験勉強に励む健太郎のイラストが描かれており、横には『頑張れ!!』とメッセージが添えられていました。
東京大学へ行きたいことを打ち明ける
さくらからの応援のイラストに後押しされ、意を決し部屋を出ます。
君枝、昭一、琴子にはっきりと東京大学に願書を出したいという希望を伝えました。
健太郎「僕の第一志望は東京大学なんです。応援してください」
「東京って・・・」と動揺する琴子。
もう一緒に住めないことを悲しんでいると君枝が歩み寄って説得します。
こんなにはっきり自分の希望を言う健太郎を始めてみたと笑顔で言いました。
昭一「ほんまに東京行きたいんか?」
健太郎の意志を確認すると、「はい」とはっきり答えます。
昭一「母さん、わしらがおるやないですか」
健太郎「僕はおばあちゃんに愛されて、大事に大事に育ててもらった事を一生忘れません」
琴子は涙ぐみながら「頑張りなさい」と応援するのでした。
さくらに想いを伝える健太郎
ヨーソローで受験勉強をする健太郎の姿が。
さくらも店を訪れ二郎と言葉を交わした後、健太郎のいる席に座りました。
さくら「言えた?東大にいきたいって」
「言えた」と答えたあと、「さくらが好きだ」と突然の告白をされます。
中学の入学式で、セーラー服を着たさくらを同級生に「あの子可愛いな」と言われた時、初めての感情が心に生まれたのだと言います。
それが嫉妬だと気づき、なぜ嫉妬するのかを考えてさくらのことが好きなのだと分かったのだと話しました。
さくら「ありがとう、嬉しいわ。私もけんちゃんのことが好きよ。せやけど、それがどういう好きなのか、今は自分でもよう分からない。けどけんちゃんは私にとってとってもとっても大事な人やから」
そんな二人に「わしからおごりや」と言ってサイダーをサービスして応援する二郎でした。
さくらが部屋で受験勉強していると、懐かしい品々を見ながら笑い合うすみれと喜代の声が聞こえてきました。
さくらも部屋を出てリビングに行き、子供の頃によく着ていたリボンのセーターを見て喜びます。
お手玉を見て「これも手作りなのよね」と聞きます。
喜代はすみれが食糧難の時に小豆を保存するためお手玉にしたことを教えました。
すみれ「これまでの人生、振り返ればいつも喜代さんがいてくれた。私にとって喜代さんは掛け替えのない人です。忘れんとってね」
そんな話を聞き、「がんばろっと」とつぶやいて部屋に戻って勉強を再開しました。
そして翌年、昭和38年(1963)2月。
今日は健太郎とさくらの合格発表の日。
東京からの電話を待っているすみれたちです。
電話がかかってくると、空気を読まずに電話に出てしまう中西。
さくらからだと言って紀夫に電話をかわりました。
公衆電話で電話するさくらは、二人とも合格したことを知らせました。
喜びのあまり、事務所の外で「バンザーイ!」と叫ぶ紀夫でした。
べっぴんさん20週114話の感想まとめ
健太郎も希望する大学を受験することができ、二人とも大学に無事合格できてよかったですね。
自分の子供が道を決めて歩み始めたのなら、それを送り出してあげるのが親の務めなのでしょう。
こんなに子供のことを考えてくれる両親に恵まれたさくらと健太郎は幸せな子たちです。
東京で立派な大人になってほしいですね。