NHK朝ドラ「べっぴんさん」25週145話のあらすじネタバレと感想です。
まずは25週144話の振り返りを少し。
会社をやめて暇を持て余していた四人。
そんな時、キアリスを始めた頃にワンピースをプレゼントした少女・美幸と再会します。
美幸は、そのワンピースを娘にも着せてあげたいと四人にお直しを頼みました。
大事にしてくれていたことに喜ぶ四人は、快く引き受けるのでした。
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べっぴんさん 25週145話のあらすじネタバレ
社長室で、神戸を担う若者たちの特集として取材を受けている健太郎。
28年前、靴屋の一角を間借りしていた頃のお客様が訪ねてきた話をします。
『創業者四人が、プロの手で再度息を吹き込んだワンピース』という見出しで新聞記事が載せられていました。
すみれたち四人はレリビィで記事を見て喜んでいます。
龍一は店にかかってきた電話が健太郎からであることを伝え、本社に行くよう言いました。
四人が本社へ行くと、お直し希望の品だと大量の荷物が届いています。
中身を見てみると、懐かしい品々が。
あとから次々と箱に詰められた品が届きます。
健太郎「どうしたらいいかというご相談やったんですが」
すみれ「もちろん全部直すわよ」
君枝「時間はたっぷりあるしね」
良子「みんなでまた集まったら、きっと楽しいね」
武は会社に部署を作り、きちんと対応して四人へお直しをお願いすることにしました。
キアリスお直し部を作る
家で食事をしながら紀夫に『お直し部』が出来る事を話すすみれ。
すみれ「新しい物を作り出すのも楽しかったけど、自分たちが作った物を誰かが大事に使ってくれて、それにまた手を入れて戻して誰かに引き継がれていく。いやあ、こんなに嬉しいことはないわ」
その話を聞いて、早く仕事に戻りたがるさくら。
紀夫も何かみつけたいとつぶやきます。
すみれ「社交ダンスは?」
すると沈んだ表情で「一人でしてもな」と言う紀夫でした。
ワンダーランドの構想図を見て考え込む健太郎。
夜、家でさくらにワンダーランドをいつか作りたいと考えている事を話します。
そして、耳元でヒソヒソと何かを伝えてきました。
それを聞いたさくらは嬉しそうにキスをします。
後日、藍を連れたさくらが社長室を訪ねてきました。
あとから明日香たちもやって来て用件を聞きます。
製作所には時子たちが訪ねてきました。
製作所のスタッフたちは彼女たちを見て「この四方はもしかして、伝説の縫子チーム!?」と喜びます。
お直しのため時子たち四人も呼び寄せていたのでした。
昔、自分たちが作ったワンピースを見て大事に使ってくれている事を喜びます。
そして「任せなさい!」と気合を入れてお直しに取り掛かりました。
キアリスお直し部、すみれたちの第二の人生はここにありました。
好きなことを仕事にする喜びを噛み締めながら、何気ない日々を楽しみながら。
キアリスのリトルワンダーランド
レリビィで食事をするすみれたち。
栄輔も同席しています。
君枝「栄輔さんお仕事忙しそうね」
栄輔「お陰様で」
明美「先週は北海道と九州にいっとったんやで」
お土産はホワイトチョコレートと辛子明太子だったことを伝えると、赤と白で縁起がいいと言う君枝。
昭一も、もうすぐ定年になります。
紀夫は買い物に行ったと言い、紙袋の中から高そうなカメラを取り出して見せました。
紀夫「ええよな?すみれ」
すみれ「ええも悪いも、もう買うてるやないですか」
みんなの笑顔をたくさん撮ってくださいというすみれの言葉通り、沢山の写真を撮る紀夫です。
カメラを肩にかけ帰ってきた紀夫は、自慢しながらさくらと健太郎の写真も撮ります。
すみれに抱かれている藍の姿も撮っていると、健太郎とさくらは今週の土曜日空けていてほしいと二人に言いました。
本店に来るよう言われ、すみれ、紀夫、君枝、昭一がやって来ます。
店の中へ入ろうとする四人をちょっと待ってほしいと止める阿部。
あとから明美、栄輔、良子、勝二もやって来ます。
「阿部君おっけー」という声が聞こえ、店のドアを開けました。
健太郎たちは「ようこそ、キアリスのリトルワンダーランドへ!」と店内を披露します。
小さな空間で、すみれたちの思い描いていたワンダーランドを再現したのでした。
リトルワンダーランドにすみれたち四人は顔を見合わせ微笑みまいます。
明日香「健太郎さんが、今の私たちに出来る事やろう言うてくれて」
阿部は、自分たちもバトンを受け取ったような気がしたと言います。
さくら「私たちも、また次の世代に想いを伝え続けるようなものを作り続けなね」
健太郎「せやな、いつか必ずビッグワンダーランドを作ります」
小さくても夢を叶えてくれた健太郎に礼を言う四人。
その場にいる全員が笑顔になれる瞬間でした。
べっぴんさん25週145話の感想まとめ
ワンダーランドの夢を叶えてあげたいと考えていた健太郎は、リトルワンダーランドとしてすみれたちの思い描いたものを本店で再現しましたね。
大きなビルではありませんが、ここがワンダーランドへの最初の一歩なのでしょう。
この夢は次の世代に引き継がれ、やがて大きなワンダーランドへと成長してくれることを願いたいですね。