べっぴんさん キャスト 坂東五十八

10月から放送が開始の朝ドラ「べっぴんさん」

このドラマに出てくる坂東五十八という人物は、主人公である坂東すみれの父親です。

キャストは個性派俳優の生瀬勝久さん。

坂東五十八は商売の才能があり、繊維会社の「坂東営業部」を設立して大成しました。

今回は、

icon-check-circle坂東五十八の人物像

icon-check-circle実在モデルになった佐々木八十八さんの詳細

icon-check-circleキャストの生瀬勝久さんの知られざる経歴

についてネタバレしていこうと思います。

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坂東五十八の人物像

主人公・坂東すみれの父親である坂東五十八。

彼は布を売り買いする商売を営んでいる近江商人の次男として生まれます。

商売の才能がある坂東五十八は、家業を引き継ぎ大成します。

しかし、本家のほうの商売が軌道にのらず長男に得意先を譲ってしまうことになってしまいます。

後に幼馴染の女性と結婚し、妻と共に近江の布を卸す事業を始めます。

繊維会社の「坂東営業部」を立ち上げ、商売の才能がある坂東五十八は、こちらでも大成するのでした。

そんな有能な五十八ですが、父としての顔は娘たちを過保護に育てるという一面もあります。

しかし、五十八の教えは娘のすみれへしっかりと引き継がれ、すみれの商売の成功へと繋がっていくのでした。

苦難にもめげず、子供思いの良い父親。

そして有能な商売人。

坂東五十八とはそんな男なのです。

坂東五十八 怒り集

五十八は結構怒りっぽいです。

娘たちのことはとても愛しており、過保護の裏返しか、心配して怒ったりします。

まずはすみれが少女時代、五十八がひいきにしている「あさや靴店」に無断で訪れ迷子騒動になった時に怒りが爆発します。

すみれは幼なじみの潔とはぐれた後、こっそりあさや靴店に侵入。

そして棚の中に隠れたまま眠ってしまい、夜になっても帰りませんでした。

心配した執事は東京に出張中の五十八に連絡します。

結局、すみれは店主の麻田に見つかり無事家に帰されるのですが、帰宅した五十八はすみれを怒鳴りつけます。

さらに駆けつけた潔、潔の父で五十八の部下・正蔵、麻田も隣の部屋に響くほどの大声で怒られます。

しかも麻田に至っては、もう付き合いは終えるとまで言われてしまいます。

潔、正蔵は監督不行き届きということで怒られるのもわからなくはないですが、麻田に関しては完全にとばっちりですwww

自分が悪いのだから皆を怒るのはやめて、とすみれが懇願し事なきを得ましたが。

切れまくっていた五十八ですが「どれだけ心配したと思てんのや」とのセリフから、愛情からきた怒りだったと分かります。

 

お次はすみれの姉・ゆりに対して。

五十八はゆりに結婚相手を用意しました。

華族の次男で婿に入ってくれるという好条件。

坂東家に男児がいないので跡継ぎが必要なんですね。

しかしゆりは「私は潔を愛しています」と爆弾発言をかまし、なぜか潔が殴られそうになりますwww

ゆりの気持ちは潔も初耳で驚いたのですが、五十八はすでに二人がデキていると思ったんですね。

ただ、五十八は自分の用意した縁談が無駄になったとか、そんなケチな理由で怒ったのではありません。

実は潔は野上家の跡取り息子として迎え入れられた養子です。

潔が坂東家の婿に来るということは、野上家の跡取りがいなくなるということ。

最も信頼している部下の正蔵の気持ちを思いやっての怒りだったのです。

 

その後はあまり激怒しまくる描写はありません。

娘たちが結婚し、憑き物が落ちたのでしょうか。

むしろ経営者の先輩として「有能なアドバイザー」としての側面を強めていきます。

特に闇市のボスと渡り合う場面はとてもカッコいいです。

すみれのお店「ベビーショップあさや」に最初のお客として来店する点も、娘思いな性格が伝わってきてとても良いですね。

坂東五十八のモデル・佐々木八十八はモンスターペアレント!?

坂東五十八には実在のモデルが存在します。

そのモデルが佐々木八十八(やそはち)さんです。

佐々木八十八さんは、坂東すみれのモデルになった坂野惇子さんの父親で、明治7年5月3日、京都で生まれました。

八十八さんは輸入業を営むために英語を勉強し、「佐々木営業部」を創設しました。

佐々木営業部は、ドラマの中の坂東五十八同様に商売の才能のある佐々木八十八さんが一代で財を成す成功をおさめます。

やがて、貴族院議員として政界にも進出するほどの実力者となりました。

子どもは三人の男の子と三人の女の子を授かりました。

しかし、次男と長女を幼いうちに亡くしてしまい、そのことが理由で健康面では子供たちを過保護に育て過ぎてしまいます。

この辺もべっぴんさんの中にしっかり引き継がれていますね。

食事に関しては、自分の家で料理したものしか食べさせず、お菓子をアルコールで消毒するほどの念の入れよう。

子供たちの学校についても神経質になり過ぎており、わざわざ通う小学校を変更させたりしています。

「通学中に北風にあうことが危険」というとんでもない理由で小学校を変更するという信じられないものでした。

天気が良くない日には学校を休ませる行き過ぎた面も。

さらに遠足には使用人をお供につけるなど、その過保護ぶりがよくわかります。

父親の過保護から、お金持ちの学校に通学するはずだったところを公立の小学校に変更されたため、一人だけお金持ちで別荘のある惇子さんは同級生には馴染めていなかったようです。

過保護すぎる父親というのは、子供のためを思っての行動でも本人にとっては迷惑な父親だったのかもしれません。

現在で言うモンスターペアレンツに近い部分を持ち合わせた父親だったのかも知れませんね。

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坂東五十八のキャスト生瀬勝久の意外な過去とは

坂東五十八のキャストは、誰もが知る演技派であり個性派である生瀬勝久さんです。

生瀬勝久さんは、1960年10月13日生まれの兵庫県出身です。

身長は17cm・血液型はO型。

兵庫県立宝塚高等学校を卒業後、同志社大学へ進学。

学生時代から演劇をされており、決まっていた就職の内定を蹴ってまで演劇の世界へ入りました。

ここだけ聞くと普通の経歴なのですが、実は生瀬さんには意外な過去があります。

それは学生時代に活動していた時の芸名です。

「槍魔栗 三助(やりまくり さんすけ)」

この少々卑猥な芸名で活動されていた過去は黒歴史と呼ばれているそうです。

コメディアンとしての才能もあり、深夜番組の『週刊テレビ広辞苑』、『探偵!ナイトスクープ』などのバラエティ番組でレギュラーを務めました。

以降も多くの深夜枠のバラエティ番組に出演し人気を獲得されました。

1988年に放送された朝ドラ「純ちゃんの応援歌」に出演されたことで現在の芸名になりました。

やはり、やりまくりさんすけではNHKからの許可が降りなかったようです。

脇役を演じられることが多い生瀬勝久さんは、「トリック」、「ごくせん」、「功名の辻」「ゴーストママ捜査線」などの人気ドラマに数多く出演されてきました。

その個性的な存在で、名脇役俳優さんの一人として挙げる人も多いでしょう。

関西出身の生瀬さんは、関西弁と共通語を使い分けることができ、ドラマの内容に応じて流暢な関西弁を話され、関西弁の役を演じるのは得意のようです。

結構過激なところがあり、プライベートでは家電量販店で店員にクレームをいれて言い争いになってしまったというエピソードも存在するようです。

理想の父親としてのイメージもあり、第32回のベストファーザー イエローリボン賞という「素敵なお父さん」と称される有名人に送られる賞を受賞されています。

そして今回の朝ドラ「べっぴんさん」では過保護で愛情の深い父親役。

生瀬勝久さんが坂東五十八のキャストに選ばれた理由は「素敵なお父さん」と評されることが大きな理由かもしれませんね。

過保護すぎて娘も困ってしまう程の父親を生瀬勝久さんがどのように演じられるか注目です。

以上、坂東五十八のキャスト・モデル・ネタバレでした!

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