秋から始まる新朝ドラ「ぺっぴんさん」はアパレルメーカーファミリアの創業者・坂野惇子さんがモデルとなっている物語です。
舞台は昭和の初めごろの神戸。
山の手のお嬢様すみれが幸せな結婚をして子供をもうけます。
しかし、時代の波に翻弄され紆余曲折あり、子供服の会社を創業する母の物語です。
脚本は渡辺千穂さんが担当されます。
ご存知の方も多いかもしれませんが、渡辺さんはあの羽鳥アナの奥さんです。
なんでも、この春出産されたお子さんがいらっしゃるとか。
初めてのお子さんだそうです。
上の写真は妊娠の影響もあってか少しふっくらされていますが、結婚当初は美人脚本家として騒がれましたね。
母の物語を母になったばかりの脚本家が書くという偶然。
不思議な縁ですね。
朝ドラの脚本を書くということは一流の脚本家として認められたということです。
渡辺さんはどんな人でしょう。
渡辺千穂さんのことを詳しく知らべてみました。
働くママ!第1子出産!
渡辺千穂さんは1972年10月18日生まれの43歳。
43歳で初産!高齢出産ですね。
育児しながら脚本書いていると思うと応援したくなりますよね。
世間の普通の働くママと同じではないですか。
がんばれ!
働くママという事で、べっぴんさんの主人公と同じですから、その辺が脚本にプラスになるといいですね。
渡辺さんといえば旦那さんである「羽鳥慎一モーニングショー」のMC羽鳥アナが浮かびます。
羽鳥慎一さんは1971年生まれの45歳、日本テレビのアナウンサーでしたが、その後フリーになられています。
2012年に前妻と離婚をされ一人娘の親権は妻が持つということでした。
その後2014年8月に渡辺千穂さんと再婚されています。
そして2016年1月に第1子誕生。
お幸せに!
OLから脚本家へ華麗な転身
渡辺さんの脚本家としてのデビューは2002年関西テレビ「天体観測」です。
それ以前はOLをされていました。
渡辺さんの情報は脚本家デビュー以前のことがなかなかでてこなくて東京都出身ということくらいです。
出身大学も不明です。
出産されたお子さんの名前もごめんなさん、わかりません。
ちなみに女の子だそうです。
2002年の脚本家デビューからは次々と作品を書かれていて順風満帆の脚本家人生のようです。
べっぴんさんの視聴率はどうなる?
NHK朝の連続ドラマは高畑充希主演「とと姉ちゃん」が20パーセント越えの視聴率をはじき出し大成功しています。
このところ朝ドラを見る人が増えていますね。
最近の朝ドラの視聴率は次のとおり。
- 2013年 ごちそうさん 22.3%
- 2014年 花子とアン 22.6%
- 2015年 あさが来た 23.5%
- 2016年 とと姉ちゃん 22.8%(平成28年9月17日現在)
ここ数年はかなりの高視聴率をキープしています。
では、肝心の渡辺千穂さんが脚本を担当したドラマの視聴率を見てみましょう。
ここ数年のドラマだとこんな感じです。
- 息もできない夏(2012年)・・・9.8%
- サキ(2013年)・・・9.6%
- ファーストクラス(2014年)・・・8.0%
- 戦う!書店ガール(2015年)・・・4.8%
朝ドラと比べてしまうとかなり低く感じますが、最近の民放ドラマの視聴率は軒並み低いので「戦う!書店ガール」を除けばそこまで悪くはありません。
また「戦う!書店ガール」は原作がありましたので、その辺でのやりにくさもあったことでしょう。
では次にとと姉ちゃんの脚本家である西田征史さんと比較してみましょう。
- 怪物くん(2010年)・・・14.0%
- 妖怪人間ベム(2011年)・・・15.6%
- アリスの棘(2014年)・・・11.1%
- 信長協奏曲(2014年)・・・12.5%
これは・・・、結構な差が出てしまっていますね。
もちろんドラマの人気は脚本だけではなくいろんな要素によって決まりますので一概には言えませんが、この結果だけ見るとべっぴんさんの視聴率はとと姉ちゃんには及ばないかもしれません。
渡辺千穂が手掛けたNHKのドラマや映画
NHKのドラマや映画ではどんな作品を手掛けてきたのか?
その辺もやはり気になるところですよね。
最近だと、
【ドラマ】
- 2013年・・・松山発地域ドラマ「歩く、歩く、歩く、~四国遍路道~」
- 2014年・・・プレミアムドラマ「珈琲屋の人々」
【映画】
- 2008年・・・赤い糸
- 2015年・・・レインツリーの国
- 2016年・・・植物図鑑 運命の恋 ひろいました。
赤い糸は携帯小説が原作です。
ツインツリーの国、植物図鑑の原作は小説家・有川浩さん。
有川さんは「図書館戦争」シリーズ、「三匹のおっさん」シリーズを書かれています。
2016年の「植物図鑑 運命の恋ひろいました。」は大変な人気だったと記憶しています。
主演は岩田剛典さんと高畑充希さんでした。
岩田さんはがんちゃんの愛称で呼ばれる人気者で3代目J soul brothersのメンバーです。
高畑さんはとと姉ちゃんの主役ですね。
人気者が演じるのでヒットしたということもありますが、やはり原作・脚本の力も否めません。
有川浩原作、渡辺千穂脚本のコンビで制作する映画は大人気なのです。
べっぴんさんは実話をもとに脚本を書かれています。
しっかりとした実話のストーリーをベースに脚本を書かれるようなので今回も大人気間違いなしと信じましょう。