NHK朝ドラ「べっぴんさん」8週のあらすじネタバレです。
かなり詳しいあらすじですので、ネタバレが嫌いな人は閲覧注意です。
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べっぴんさん8週のあらすじネタバレ
ついに紀夫が帰って来た!
知らせを聞いた五十八、ゆり、潔、忠一郎はすぐにすみれの家にが駆けつけた。
田舎に引っ越した五郎夫妻も神戸に向かうとのこと。
すぐに紀夫の帰還祝いを盛大に開こうと言う話になった。
すみれ「新しいほうのお店でやったらどうかな?」
ゆり「ええねえ!私も近江に行く前に、一回見ときたいと思うてたのよ」
すみれがお店をやっているなどとは知らない紀夫は一体何の話をしているのか分からない。
すみれはキアリス開店のことについて紀夫に説明する。
そして潔は、坂東営業部の再興を目指して頑張っていることを話し、紀夫に引継ぎ、自分は紀夫を支えていきたいと語る。
自分がいない間に様々な変化があったことを知り戸惑う紀夫。
その翌日、新店舗で紀夫の帰還祝いが盛大に開かれた。
五郎夫妻も到着し、栄輔や麻田も駆けつけた。
紀夫は感謝しつつも未だに戸惑いを感じており、すみれの仕事ぶりを嬉しそうに語る勝二と昭一に対し、自分には理解できないと漏らし場をしらけさせてしまう。
会がお開きになり皆が帰ったあと、すみれは紀夫に仕事への理解を求める。
すると紀夫は、簡単に人を信用してはいけないとすみれをたしなめる。
また、自分が出る幕はないと感じていた潔は、坂東営業部は潔に任せ、自分は別の仕事をするつもりだと話した。
戸惑う紀夫
一方、ゆりは近江の本家へ引っ越し、当面は大阪の潔に麻布や麻糸を送る仕事をする。
取引先は長太郎が紹介してくれた。
仕事は簡単ではないが、トク子に鍛えながら日々たくましく成長している。
紀夫は家族を養うために仕事を探し始めた。
しかし簡単ではないことはすぐにわかった。
それは街を歩く人々を見ても明らかだ。
アメリカ兵にこびる派手な女性、物乞いをする傷痍軍人、路上で靴磨きをする少年、みんなまっとうな職に就けずあぶれていた。
街の変貌ぶりにショックを受けた紀夫は屋台に入り飲めない酒をなめる。
そこをキアリスを訪ねた帰りの勝二と昭一が通りかかった。
二人とも妻たちの奮闘に感化され、自分たちも変わる必要があることを感じた。
それを紀夫に伝えるが、紀夫の心には届かない。
帰宅した紀夫は、戦地で捕らえられ極寒の収容所に捕虜として送られたことをすみれに話す。
そこでは仲間が裏切ることは当たり前。
紀夫は徐々に人を信用できなくなってしまった。
それだけに、自分が家族を守らなくてはという思いも強い。
すみれは紀夫の変化に戸惑いを覚えるのだった。
キアリス開店!
キアリスの開店準備は進み、ついにオープンを迎えた。
店は初日から大賑わい。
特に子供服の型紙は良く売れた。
閉店時間には喜代や勝二や昭一も集まり、そこへ職探し帰りの紀夫もやって来た。
紀夫が店を覗くと、さくらが栄輔を「お父さん」と呼び楽し気に遊んでいる。
愕然とし、声を掛けれず帰る紀夫。
その夜、紀夫が家にいると外から物音がする。
現れた男に咄嗟に殴り掛かる紀夫。
それは栄輔だった。
店が終わり、すみれ、さくらを送って来たのだ。
咄嗟とはいえ、いきなり人に殴り掛かったことが自分自身でも信じられない。
紀夫が謝ると栄輔は快く許してくれた。
ファッションショーを開こう
それから数日後、五十八と潔の元を懐かしい人たちが訪れた。
それは以前坂東営業部で働いていた、長谷川、秋山、笹井。
潔が坂東営業部の再興を目指していると聞き集まったのだ。
五十八「小さい商いからで構へん。こいつらが働ける場所、作ったってくれ」
こうして潔はついに坂東営業部を再開した。
オフィスは雑居ビルの一角に借りた。
初日には、ゆり、すみれ夫婦などの他に、かつての取引先の工場主も集まってくれた。
まずは坂東営業部の紳士服ブランドだった「オライオン」を婦人服という形に変えて復活させる。
軌道に乗ったら紀夫に引き継ぐ予定だ。
しかし紀夫は、復帰をかたくなに拒んだ。
こうして紀夫の復帰が決まらないまま坂東営業部は再スタートを切った。
デザインは才能あふれる若手デザイナーに依頼。
ゆりが買い付けた近江の麻布を使ったサマードレスの生産を始める。
潔たちは宣伝の為、マスコミを招いてファッションショーを開催する事を企画する。
開催は早い方が良い。
しかし工場での縫製はまだ先の話なので、ドレスの縫製はキアリスのメンバーが担当する事になった。
すみれの居場所
ある日、すみれと紀夫を五十八が訪ねてきた。
坂東営業部も無事に再スタートを切った事だし、近江へ帰ることを決めていたのだ。
五十八「わしが近江に引っ込むということは、君に本当に坂東家を託すということや」
五十八の言葉を受け、ついに紀夫も坂東営業部への復帰を決める。
すみれもホッと胸をなで下ろす。
その矢先、すみれに仕事を辞めて欲しいと紀夫が切り出した。
「ええことばっかり考えて、夢見るのは簡単や。けど、働くことで、借金をしょい込むかもしれん。
知らない人にだまされるかもしれん。家におればそんな目に遭うことはないんや」
すみれの事を考えての言葉であったが、仕事にやりがいを感じているすみれは納得がいかない。
潔たちはファッションショーの準備で忙しい日々を過ごしていた。
ショーのモデルには厳しい暮らしの中で一生懸命に生きている普通の女性たちを使う予定。
商店街の女性たちや、麗子と友人、キアリスの面々もモデルを務めることになった。
そして数日後、ショーの練習がキアリスで行われた。
麗子が友人を連れてくると、すみれは仰天する。
その友人とは、女学校時代の同級生・悦子だった。
悦子「ええ場所見つけたね」
これはキアリスの立地のことではない、居場所のことだ。
やっとみつけた自分の居場所。
悦子の言葉が胸に響くすみれであった。
消える栄輔
そしてついにファッションショー当日を迎えた。
マスコミや観客が見守る中「普通の女性たち」のモデルはステージ上でライトを浴びた。
ショーの終わりには数人のモデルが観客に挨拶した。
最後の挨拶にたったすみれは、キアリスのこと、それが人生の喜びになっていること、仲間がいれば大きな力が生まれることを語りだした。
「人を信じることの豊かさと、夢をかなえていく姿を娘に見せてやりたいです」
すみれがじっと見つめる先には紀夫の姿があった。
紀夫は、かすかにうなずいた。
すみれの気持ちを受け止めたのだ。
それを見ていた栄輔は、この日を境に姿を消したのであった。
以上、べっぴんさん8週のあらすじネタバレでした。
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