NHK朝ドラ「べっぴんさん」1週4話のあらすじネタバレと感想です。
まずは1週3話の振り返りを少し。
針と糸でどうやって靴ができているのか知りたかった坂東すみれは、靴屋で靴ができる工程を見ることになります。
靴屋の店主・麻田茂男から上手く作るより思いを込めて作ることの大切さを教えられることになるのでした。
しかし、東京から戻ってきた父親の坂東五十八はこの事を知り怒り心頭の様子です。
べっぴんさん 1週4話のあらすじネタバレ
娘を愛するあまり激怒する五十八
怒り心頭の五十八の前で頭を下げる野上正蔵と息子の潔。
五十八「謝って済んだら警察はいらん!」
その様子を困った顔でみつめるすみれ。
迷子になって知らない男性に声をかけられたことを知った五十八は、一歩間違ったら大変なことになっていたことに憤慨しているのです。
その頃、別の部屋では貴族院議員の田中五郎と息子の紀夫が訪れていました。
「もうええ、今日のところは」と言い去ろうとする五十八に声をかける麻田。
麻田「ゆりお嬢様のお靴でございます。出来上がりましたのでお持ちしました」
しかし、すみれにすぐ家に帰るよう言わなかった麻田に対しても怒っている様子で靴の受け取りを拒否します。
麻田の店では靴を買わないと言い放つ五十八の元へすみれが駆け寄ります。
すみれ「堪忍してください!私があかんねん、私があかんのにみんなを怒るのはやめてください」
責任は自分にあることを訴えます。
そして母親が麻田に娘たちの靴作りを頼んでいたこと、麻田の靴を履きたいことを伝えるのでした。
その言葉で怒りがおさまった五十八はすみれを抱きしめます。
扉から見ていた紀夫は本を落とし慌てた様子。
その姿を不思議そうにみつめるすみれなのでした。
外に連れ出して怖い思いをさせたことを謝る潔に「楽しかった、ありがとう」と伝えるすみれ。
勇気を出して思っていることを伝えたすみれの頭を撫でて褒めます。
そんな潔を笑顔で見送るすみれの様子を、後ろで隠れて見ていた紀夫。
父親の五郎が待つ部屋に走って戻ってきた紀夫は、すみれを見てドキドキしてしまった自分の心が分からなく動揺しています。
出来上がった靴を見せてもらう姉のゆり。
ゆり「ぴったり、まるで靴が足に吸い付いてるみたい」
履き心地の良い靴に感激し、父親を説得したすみれに礼を言うのでした。
その晩、思いを込めて作ることの大切さをあらためて知ったすみれは再び刺しゅうを作り始めます。
余命の少ない母親のはな
母親のはながいる病室へと入るすみれと五十八。
神妙な面持ちではなをみつめる五十八は「ちょっと先生の所へあいさつに行ってくる」と病室を後にします。
すみれは作り直した刺しゅうを母親に見せ「やっぱりへたやね」と一言。
はなは「すみれが作ってくれたんでしょ、お母さんのために。一生の宝物や、べっぴんやな」と言い刺しゅうを胸に抱きます。
もっと上手くなりたいすみれは、刺しゅうを教えてほしいと頼みます。
その頃、五十八は医者から余命が幾ばくも無いことを知らされていました。
余命の少ないはなを子供たちと過ごさせてやりたいという思いから一日だけ退院許可を願い出ます。
病室では四つ葉のクローバーの刺しゅうを作るすみれに「四つ葉のクローバーの意味覚えてる?」とはなは問います。
すみれ「4つの葉っぱに意味があるんでしょ。勇気、愛情、信頼、希望。全部そろうと幸せになる忘れへんよ、お母さんと約束したんやもん」
自分の病状が悪く残された時間が少ないことを感じていたはなは、愛おしそうにすみれを抱きしめるのでした。
べっぴんさん1週4話の感想まとめ
今回は、娘を溺愛するあまり怒りをあらわにする五十八がどれだけ娘たちを愛しているのかがわかるお話でした。
娘を愛するあまり周りが見えなくなってしまう程感情的になっている様子に、本当に家族を大切にしている父親なんだなという事が伝ってきました。
普段は自分の思いをなかなか伝えることのできないすみれですが、みんなが困っている様子を見て勇気を振り絞って自分の思いを伝えるシーンも印象的でした。
余命が少ない母親と残された時間をどのように過ごすのか、次回が気になりますね。
以上、べっぴんさん1週4話のあらすじネタバレと感想でした!