NHK朝ドラ「べっぴんさん」20週115話のあらすじネタバレと感想です。
まずは20週114話の振り返りを少し。
本当は東京大学へ行きたいことを伝える健太郎に、はっきり自分の希望を言う息子を始めてみたと喜ぶ君枝。
君枝と昭一の説得もあり、琴子も「頑張りなさい」と涙ぐみながら応援します。
さくらと健太郎の合格発表の日、電話で二人とも合格したという嬉しい知らせを受けるすみれたちでした。
⇒べっぴんさん20週114話のあらすじネタバレと感想はこちら
べっぴんさん 20週115話のあらすじネタバレ
合格の知らせの電話を受けたすみれたちは、子供たちにお祝いの洋服を作ることにしました。
君枝は健太郎にブレザーを、良子は龍一にジーパンを、すみれはさくらに刺しゅうの散りばめられたワンピースをプレゼントすることに。
君枝「ワンピースか、女の子はいいね」
笑顔で作業をする三人。
すみれは家で刺しゅうをしていると、ふと手を止めて考え込んでいました。
そして姉のゆりに電話をかけます。
すみれ「今刺しゅうしてたんやけど、なんか急にお姉ちゃんと話したくなってね」
ゆり「お母様のこと思い出したの?」
涙を流しながら「うん」と答え、幼い自分たちを残してどんな気持ちだったのだろうと言います。
ゆり「そうね、親になって初めてわかる気持ちってあるね」
すみれ「会いたいね・・・」
ゆり「会いたいね・・・」
それぞれの旅立ちを祝う会
ヨーソローではバンド演奏をする二郎の姿が。
この日はさくらと健太郎の合格祝いと、忠一郎と喜代、龍一を送る会が行われました。
紀夫「身内の会ですが、めでたいことが沢山続きます。みんな旅立ちです、がんばれよ。我々はいつでも神戸にいます。いつでも帰れる場所です。みんなおめでとう、では乾杯」
紀夫の挨拶の後、みんなで乾杯をしました。
忠一郎と喜代は前に出て挨拶をします。
忠一郎「若い皆さんに一言だけ言わせてもらえるとしたら、その時を精一杯生きてください」
喜代「二郎さん、五月ちゃん、キアリスの皆さん、潔さん、正太君、紀夫さん、ゆりお嬢様、すみれお嬢様、さくらお嬢様、かけがえのない時間をありがとうございました」
龍一は、「次にたけちゃんや」と隣にいる婚約者を紹介してほしいと言いました。
武「わしん婚約者のたみ子です」
結婚は来年だと話すと、拍手で祝福されました。
そんな二人を微笑みながらみつめる明美。
龍一「俺は旅に出ます、世界を周ってなんかを掴んできます。可能性を信じてくれた両親に心から感謝しています」
そんな息子の姿に「大人になったな、少しは」と喜ぶ勝二。
良子は紙袋から作ったジーパンを取り出して渡します。
龍一「餞別か、ありがとう」
かっこいいと言い、良子が作ったものだと知ると感慨深そうに「凄いな」とつぶやきます。
良子「体には、気をつけてね。無理や無茶はしない事、いい?」
良子と勝二は龍一を抱きしめました。
健太郎「お父さん、お母さん、お体に気をつけて。おばあちゃん、いつまでも長生きしてください」
ハンカチで涙をぬぐい「ありがとう」という琴子。
君枝は作ったブレザーを着せてやりました。
健太郎「ぴったりや」
息子の背中を両手でぽんと叩き、「いってらっしゃい」と言う君枝でした。
さくらに桜の花の刺しゅうがされた白いワンピースを広げて見せるすみれ。
さくら「きれい・・・お母さんは凄いね。その手で誰かを幸せにすることができるんやもん。育ててくれてありがとうございます。私は、もらった人が心から喜んでくれるような、思いを伝えられるような、そういうべっぴんを作る人になりたい」
すみれ「なれるよ、絶対」
涙を流し微笑みながらさくらを抱きしめるすみれでした。
そして、みんなで集合写真を撮りました。
家で、すみれと紀夫は二人で食事をしています。
すみれ「二人ね・・・」
紀夫「ああ・・・寂しいか?」
すみれ「ちっとも」
紀夫「僕もちっともや」
そう言って微笑み合う二人でした。
べっぴんさん20週115話の感想まとめ
今回は、それぞれの将来の夢に向かって旅立つ回でした。
我が子のお祝いに手作りの品を贈ってあげようと考えるのはすみれたちらしいですね。
さくら、健太郎、龍一は将来の夢へ、忠一郎と喜代は旅へ、武は結婚へ。
それぞれが人生の大きな節目を迎えました。
これで本当に、すみれたちの子育ても終わったといった感じですね。