NHK朝ドラ「べっぴんさん」最終週146話のあらすじネタバレと感想です。
まずは25週145話の振り返りを少し。
美幸のワンピースをお直ししたことが記事に掲載され、今までキアリスを利用した沢山のお客からお直しの依頼をされます。
そこでキアリスお直し部を設置することに。
すみれたちのワンダーランドの夢をかなえてあげたいと考えた健太郎は、みんなの力を借りて本店で四人が思い描いたワンダーランドを再現します。
小さいながらも夢を叶えてもらえた事に笑顔を見せる四人でした。
⇒べっぴんさん25週145話のあらすじネタバレと感想はこちら
べっぴんさん 最終週146話のあらすじネタバレ
昭和59年(1984)3月
紀夫はキアリスを引退、すみれは月に一度お直し部に出勤しマイペースに仕事をしています。
さくらと健太郎が独立したため今は二人暮らしです。
いい天気だと外に出ているすみれと紀夫に、藍が駆け寄ってきました。
お祖父ちゃんお祖母ちゃんの家で過ごす恒例の春休みが始まります。
すみれは藍におぜんざいを出しました。
孫の藍は10歳に。
さくらと健太郎は、本人が中学受験をしたいと言うので進学塾に通わせている事を話します。
すみれ「どこか行きたい学校があるの?」
健太郎「それはこれかららしいんですけど、学校でも受験をする友達が多いようで」
「こんな頃からなあ」と感心する紀夫。
さくらは春期講習が午前十時からだと伝え、お弁当を持たせるよう頼みました。
レリビィでは昭一が商店街の人たちと囲碁をしています。
あくびをする勝二に「居眠りばっかりして」と言い、接客をする良子の姿が。
君枝がやって来て、藍が来ているか聞きます。
ここで待ち合わせをしているのだと言い、カウンターにいた明美と栄輔に挨拶をしました。
すみれに連れられて藍がやってくると、君枝は嬉しそうに藍を抱きしめ席に座らせます。
良子「龍、何で結婚しないの?」
料理をしている龍一は、唐突な質問に「なんや、急にどないした」と言います。
良子「急やない、あんたももう40よ。あっという間に50になるよ」
アルバイトで働いている20歳の春香に「どう思う、あのおじさん」と愚痴をこぼします。
春香「龍さん、人気者ですよ」
明美「いろんな生き方があってもええんちゃうの」
明美は自分もなぜ栄輔と籍を入れないのかと聞かれるが、この距離だから10年も上手くやれたのだと言います。
様子のおかしい栄輔にどうしたのかと聞くと、明日病院で検査を受けることになっているのだと言いました。
明美「検査・・・」
良子「具合悪いの?」
栄輔「いや、念のためや」
明美「ちゃんと言うて、そんな会話の中にさらっと混ぜんといて」
栄輔「んと、胃の調子がおかしいいうか・・・」
そんな会話を聞いていたすみれは、家でこの事を紀夫に話します。
紀夫「明美さん心配やろうな。そういう年やな」
すみれ「そうね」
夜遅くまで本を読み漁る
すみれは藍の様子を見に行くと、夜遅くまで起きて本を読んでいました。
本が好きな藍に、自分も子供の頃本が大好きで夢中で読んでしまって気がついたら朝になってしまった事を話します。
藍「私も読みだしたら最後まで読みたくなってしまうの」
すみれ「一緒よ、そやけど明日は塾でしょ。もう寝ないと授業中にぽーっとしてしまうわよ」
藍「それやったら200ページぴったしでやめる」
朝になり、起こしに来ると藍は本を手に持ったまま眠っていました。
すみれは紀夫と二人で藍を塾へ送り出します。
すみれが外に出掛けると地面に大の字で倒れている藍の姿を発見し、心配して駆け寄ります。
すみれ「藍?藍、どうしたの。大丈夫」
藍「おばあちゃん?私寝てしもうた」
すみれ「いくらおばあちゃんでもそれはなかったわ」
今何時なのかを聞くと、もう10時過ぎている事を教えます。
一時間も寝てしまったと慌てて塾へ向かいました。
帰ってきた藍に紀夫は塾の事を聞きますが、無言のままテーブルへつきます。
そして用意された食事を食べ始めました。
紀夫「塾楽しくないんか?」
すみれ「お勉強やから楽しくないのかもね」
三人で一緒に食事をとりますが、勉強のことを聞いても無言のまま。
そんな藍に気を遣って、「お勉強の話は、またでええんやないですか」と言うすみれでした。
海外から一通の手紙が届く
夜、部屋で本を読んでいる藍。
紀夫はリビングで藍の事についてすみれに話します。
紀夫「なんやろな。藍や、捉えどころがない言うか何を考えているのやろうと思うことないか」
すみれ「そうね、そやけどとってもいい子よ」
紀夫「それはそうや、それは僕も分かってる」
朝になり、キッチンに置いてあるキアリスのお弁当箱の蓋を開ける紀夫。
紀夫「弁当おいしそうやな」
月に一度の出勤日だからと、紀夫の分も用意している事を教えるすみれです。
製作所ですみれたち四人が集まり、栄輔の心配をする明美を励まします。
すみれ「明美さん、淡々とよ。淡々と」
明美「そやね」
キアリスは創業35周年を迎えました。
開催予定のパーティーで次の人事を発表すると、武は健太郎に社長の譲ることを伝えます。
阿部も取締役に抜擢することに。
その時、社長宛ての郵便物だと外国からの手紙が届けられました。
レリビィに呼び出されたすみれたち四人。
店の前の長いすに座りながら眠る勝二の姿を見て「置物かと思うた」と驚く明美です。
健太郎に手紙を読んでもらい、明美が翻訳します。
ジャスティンモリスという人物からの手紙で、両親が第二次世界大戦終戦直後日本の神戸にいたことが書かれていました。
母親の名前はエイミー・マクレガーと書いてあり、その名前を聞いてすぐにエイミーの顔を思い出すすみれでした。
べっぴんさん最終週146話の感想まとめ
さらに年月が流れてすっかり老人になってしまったすみれたちでした。
孫の藍も10歳になり、幼い頃のすみれに似てきた感じですね。
捉えどころがなく何を考えているのかよくわからないところもすみれにそっくりです。
龍一が結婚せず孫ができなかった良子ですが、将来的には孫の顔を見ることができるといいですね。
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