NHK朝ドラ「べっぴんさん」最終週147話のあらすじネタバレと感想です。
まずは最終週146話の振り返りを少し。
年月が過ぎ年老いたすみれと紀夫。
春休みには藍と一緒に過ごすのが恒例となっていました。
そんな時、キアリス本社には海外からすみれに宛てた一通の手紙が届きました。
⇒べっぴんさん最終週146話のあらすじネタバレと感想はこちら
べっぴんさん 最終週147話のあらすじネタバレ
海外から届いた手紙を読んで聞かせる健太郎。
明美は手紙の内容を日本語に訳してすみれたちに教えます。
エイミー・マクレガーという名前を聞いてすぐに思い出したすみれ。
すみれは若い頃、エイミーの赤ちゃんのためにベビードレスを作ってあげました。
そして、その赤ちゃんが手紙の差出人であるジャスミンさんだったのです。
明美「私は、生まれてすぐにアメリカに戻ったので日本にいた頃の記憶はありません。でも母はよくすみれさんの話をしてくれました。母から私が受け継いだベビードレスに込められた思いを」
空襲で焼失してしまった坂東の屋敷跡に、唯一燃えずに残っていた母親の形見のドレス。
エイミーが娘に残したい思いは、このドレスを残してくれたお母様と同じ思いだと感じたすみれは母親の形見のドレスでベビードレスを作りました。
こんな時代にベビードレスを作ってもらった事を娘に話し、大事にすると言ったエイミー。
明美「私は母になりました。娘が生まれて、すみれさんが作ってくれたドレスにどれだけの愛が込められていたかようやく分かった気がします。去年亡くなり、天国にいる母の愛も、分かった気がします。すみれさん本当にありがとう。どうしても、どうしてもお礼が言いたかった。あなたが作った世界に一つしかないこのドレスを、今度は娘に託します」
手紙には赤ちゃんの写真が同封されていました。
ドレスを一緒に作った良子と君枝も嬉しそうに写真をみつめます。
すみれ「天使のドレスよ」
自分の作ったベビードレスが受け継がれている事を、涙を流しながら喜ぶすみれでした。
カメラに興味を持ち始めた藍
帰り道、すみれは丘に立って神戸の街を眺めていました。
「おばあちゃん」と駆け寄ってきた藍と一緒に家へと帰ります。
紀夫に赤ちゃんの写真を見せると「べっぴんやな」と言いました。
藍にも写真を見せると、すみれが結婚式の時に着ていたドレスであることに気づきます。
藍「このドレス、おじいちゃんとおばあちゃん。すごいなあ・・・写真って」
赤ちゃんのドレスと、飾ってあるすみれと紀夫の結婚式の写真を並べてみつめます。
紀夫「そうやな、おじいちゃんも写真ってすごいなあと思う。誰かの幸せの瞬間や、喜びの瞬間を切り取って、一生撮っておくことができる。決して会うことのできない人を感じることができる。たった一枚の写真から沢山の思いを受け取ることができる」
棚に飾られた沢山の写真たちを見て、ここにあるのが当たり前でよく見ていなかったと言う藍。
そんな藍に、紀夫はカメラをプレゼントしました。
使い方を教えてもらい、早速外へ写真を撮りに出かけます。
使っているうちにカメラ自体に興味を持ち、いろんな角度からどうなっているのかを見始めました。
翌日、お弁当を作るすみれに「いいなあ」という紀夫。
すみれ「紀夫さんってお弁当が好きなの?」
紀夫「うーん、まあ」
毎日藍のお弁当と一緒に紀夫の分も作ると言うと、顔をほころばせて「ありがとう」と言いました。
時間になり、紀夫が藍を起こしに行くと机に突っ伏したまま眠っています。
机の上のバラバラに解体されたカメラを見て驚き、慌てて起こしました。
紀夫「どういうことや、これなんや・・・なんでこないなことを」
紀夫の大きな声を聞いて部屋にきたすみれも、その光景を見て驚くばかりでした。
べっぴんさん最終週147話の感想まとめ
遠く海外でもすみれたちの思いを込めたドレスが大事にされているなんて凄いことです。
すみれにとっては唯一の母親の形見だったのですが、こんなに大事にしてもらえるのならベビードレスを作ったことは正解でしたね。
こんなに人に感謝してもらえる人生はなかなかありません。
藍はもらったカメラを解体してしまいましたが、この行動も靴の構造を知りたくて五十八の靴をバラバラに解体してしまったすみれと同じですね。
藍はすみれにとことん似ているようで、幼い頃のすみれが懐かしく感じました。