NHK朝ドラ「べっぴんさん」3週17話のあらすじネタバレと感想です。
まずは3週16話の振り返りを少し。
手芸品を売って生活することになったすみれ。
靴の修理に訪れた一人の外国人男性が気に入って購入してくれました。
その男性には妻がいて、もうすぐ赤ちゃんが生まれるのだが長旅のせいで体調を崩しベッドに伏せているのだと言います。
何かできることはないかと考えたすみれは、おしめを作って届けることを申し出ます。
しかし、そのおしめを見た男性の妻は機嫌を悪くしてしまいました。
べっぴんさん 3週17話のあらすじネタバレ
受け取ってもらえなかったおしめを持って帰るすみれ。
帰り道、目の前に軍服の男性が現れます。
一瞬、夫の紀夫だと思って声をかけたところを倒れてしまいました。
男性は起き上がると「腹減った・・・」とつぶやきよろよろと歩き去っていきます
日本とアメリカのおしめは違うのかと、おしめを広げて見る喜代。
すみれは結婚式の写真を見て、紀夫がどこにいるのか心配します。
大阪の闇市。
潔とゆりは大きな荷物を持って歩いています。
毛布は需要があると言い、安い原価で買ったものを高くで売ろうとする潔。
走ってきた男たちにぶつかって転んでしまいました。
ゆりは起き上がると、毛布を売ることは坂東営業部の仕事ではないと不満を漏らすのです。
それに対して、かつての顧客をまわって坂東営業部を再建させるのだと説得します。
潔は父・正蔵の姿を思い出します。
正蔵「潔、坂東家あっての我々や言う事を忘れたらあかん。五十八さんを、お嬢様方を何があっても守るんや」
一人帰っていくゆりの後ろ姿をみつめるのでした。
お風呂に入っているゆりは、柵の上から覗く男たちに絡まれてしまいます。
お風呂のお湯をかけるとすぐに去っていきましたが、うんざりといった表情。
取引きしていた工場に坂東営業部の旗揚げする意気込みだけでも伝えると栄輔に話す潔。
一緒に連れて行ってほしいという栄輔に、留守を頼みます。
行く先々で何が起こるかわからないからゆりは連れていけない。
でも、この家に女一人で残していくわけにはいかないと。
それを隠れて聞いていたゆりでした。
女性たちに手芸を教える
すみれが手芸品を売っている店に女性たちが集まっていました。
店の前を通り過ぎていく外国人女性を見て、お洒落がしたいと言う女性たち。
彼女たちに刺しゅうを教えることにしました。
教えてもらったお礼として、家のお金を自由に使えないため物を渡します。
コッペパン、辞書、クマの木彫りなど。
困った顔で見つめ合います。
残り少なくなってしまったシナモンティーを差し出す麻田。
自分の作るものは贅沢品なのだと落ち込み、もう潮時なのではないかと話します。
そんなすみれに、何もしなかったら何もみつからない、人生というものはそういうものだと答えました。
自分を支えてくれる人たち
その頃、五十八は近江の本家に居ました。
家族の写真を見ています。
白湯を差し出す忠一郎。
五十八は、すみれがどうしているのか心配であることを話します。
ゆりには潔がいるが、すみれの夫の紀夫は未だ戦地から帰ってきていないからです。
一番苦しい時に、親として何もできない不甲斐なさを感じているようです。
忠一郎は、自分に家族がいない事、離れていても心配してくれる家族がいるだけでも良いのだと伝えるのでした。
潔の家を訪れていたすみれ。
家にはゆりと栄輔がいます。
両親、姉と一緒に撮った家族写真をみつめています。
そこへ潔が帰ってきました。
「売ってきたで」と言ってお金を渡します。
働かなければいけないと言ったことで追い詰めてしまったのではないかと心配します。
そんなことはないと答え、その場にいた三人の顔を見ます。
笑顔に変える力をくれる人が、前に進む力となってくれる人が、勇気をくれる人たちがいる。
それが人生の宝なのだと気づきます。
自分を支えてくれた人たちの顔を思い出します。
すみれ「ごめんね、私は大丈夫や」
三人に笑顔でそう伝えます。
帰り道、結婚式の写真はみつめ「僕とすみれの子を頼みます」と言った紀夫の姿を思い出します。
そしてすみれは前へと歩いていくのでした。
べっぴんさん3週17話の感想まとめ
手芸で生きて行こうと思いついたのはよかったのですが、なかなか上手くいきませんね。
潔とゆりも闇市で商売をしながら坂東営業部を再建させようと必死ですが、お風呂を覗かれたりなどゆりにとっては最悪の状況でした。
普通でも耐えられないような生活なのに、お嬢様育ちのゆりにとっては尚更でしょうね。
自分の手芸品は贅沢なものだと思ったすみれでしたが、この時代に嗜好品を買うのはなかなか難しいかもしれません。
苦しい生活ですが、いろいろな人に支えられて生きているすみれは幸せ者ですね。
そのことに気づいて強くたくましい女性に成長していくのでしょう。
以上、べっぴんさん3週17話のあらすじネタバレと感想でした！
