NHK朝ドラ「べっぴんさん」7週39話のあらすじネタバレと感想です。
まずは7週38話の振り返りを少し。
近所の空き店舗を借りてベビーショップを大きくするすみれたち。
店が大きくなったことでベビー用品だけではなく子供服も売りたいと考えるのでした。
べっぴんさん 7週39話のあらすじネタバレ
新しい店のデザインが描かれたスケッチブックを見せる君枝。
配置を考えてみたのだと言います。
五十八にも店が大きくなることを知らせます。
みんな子供にもお洒落をさせてあげたいと思っているのではないかと、子供服も作りたいことを話します。
仕立てもしたいため、良い生地や可愛い生地があれば教えてほしいと頼みました。
すみれに惚れていることに気づいた忠一郎は潔に話します。
しかし「んなアホな」と信じられないようです。
闇市を歩くすみれと栄輔。
可愛い生地はどこにあるのかと悩みます。
栄輔は進駐軍専門の商店にはあるだろうが、ドルでしか買えないので日本人には買う事が出来ないのだと教えます。
栄輔「それはそうと、さくらちゃんは元気やろか?」
何を持っていったら喜んでくれるか聞くと、栄輔が来てくれるだけで喜ぶと答えるすみれ。
それを聞いて大喜びする姿を見て微笑みます。
店で、進駐軍専門の商店でなら良い生地が手に入ることを話します。
何かを思いついた君枝。
明美「数メートルずつでいいので生地を買ってきてもらえませんか」
君枝の本宅に住んでいるランディさんの奥さんに生地を買ってきてもらえないかと頼みます。
快く承諾してくれた奥さんのおかげで良質な生地を手に入れることができました。
自分たちの子供をモデルに試行錯誤を始めます。
闇市を変えようと働きかける根本
少しずつ、戦後の日本の社会は変わろうとしていました。
もがきながらも前を向き始める人々、すみれもまたそんな時代を必死に生きているのです。
闇市の元締め・根本が闇市の人々を集めて話をします。
「お忙しいとこ、すんまへんな。お集まりいただいて、おおきに」と礼を言って頭を下げる姿に、自分たちに礼を言うなんてと不思議がる商人たち。
今後は場銭をとらないと言い、その代わりに値段を考えてほしいと頼みます。
公定価格にして女子供が安心して買い物できる商店街にしたいと伝えました。
安心できる場所だと言われるように自警団も作ろうと思っていることを話します。
ゆり「それで女が安心して堂々と来られるようになったら、いつかここは闇市ではなくなると思います」
そのことに賛同したゆりが飛び出してきました。
「またお前か」と罵声を浴びせる男に「女が来ない市場に未来はありません!」と主張します。
ゆりに食い掛かってきた男を制止する根本。
根本「時代は変わるんや。いや、変えなあかんのや!」
賛同できない奴は出て行けと男に言いました。
面白くない男は「これで終わりや思うなよ」と捨て台詞を吐いて走り去っていきます。
その様子を見て満足そうな笑顔の五十八でした。
栄輔にすっかり懐いたさくら
店では、すみれたちが子供服の基本の型について話し合っていました。
男の子はシャツが一種類、ズボンが一種類。
女の子はブラウス、スカート、ワンピースが一種類ずつ。
良子「それで、どれだけ生地が必要か計算するね」
そこへ店を訪れた潔に「オートバイの君や」と喜ぶ良子。
「世間話に来たんや」と言うと、奥に栄輔が来ていることに気づきました。
何をしているのか聞くと、おどおどして「わしも世間話をしに…」と誤魔化します。
すみれ「栄輔さん、いろいろ心配してくれてね。様子を見に来てくれたのよ」
潔は、完成した子供服に目を留め「これか」と手に取り眺めます。
これからの時代は洋服だと、手軽でお洒落なことを話す明美たち。
帰り道で、本当は世間話をしに来たのではないのだろう栄輔は潔に聞きます。
潔「わしらが留守にしとる間、ゆりがこっちに世話になっとたやろ。何があいつを変えたのやろ思ってな」
そう話す潔に、まだ用事があると引き返す栄輔。
栄輔は、すみれの家を訪れました。
食卓の料理を見て「ごちそうやないか」と言います。
喜代が山菜をとりに行っていることを話すと「わしも今度お供します」と言いました。
さくらにおもちゃをプレゼントします。
いつもよくしてもらっていることに礼を言うすみれ。
栄輔「わしが勝手にやってることやし、さくらちゃんは天使やわ」
食事をし、そろそろ帰ると言う栄輔を「いや」と駄々をこねて引き止めるさくら。
喜代が泊まっていってくれないかと頼むと「はい!」と喜んで返事をします。
栄輔と遊んでいるさくらの嬉しそうな顔を見て、自分まで嬉しくなるすみれでした。
べっぴんさん7週39話の感想まとめ
闇市が五十八の説得でここまで変わるとは思いませんでしたね。
筋の通ったことを話せば根本は理解してくれる人であったことが分かりました。
商品を公定価格に引き下げ、治安も良くなって女性や子供が安心して買い物できる闇のない市場になる日も近いはず。
さくらは栄輔にすっかり懐いて、帰る時に駄々をこねるほどになりました。
さくらを笑顔にしてくれる栄輔の存在は、すみれにとってとても有難いものでしょうね。