NHK朝ドラ「べっぴんさん」11週65話のあらすじネタバレと感想です。
まずは11週64話の振り返りを少し。
キアリス大急百貨店が本格的に開店することになり、すみれは遅くまで残り仕事をしています。
夢中になり過ぎてドアの鍵を閉められたことに気づかず、帰れなくなり警備員が来る朝まで待つしかありませんでした。
帰ってこないことを心配して探し回る紀夫。
朝になってようやく帰ってきたすみれの頬を叩いてしまうのでした。
べっぴんさん 11週65話のあらすじネタバレ
キアリス初めての支店がいよいよ開店しました。
キアリス大急百貨店には大勢のお客が集まって、その様子をドアの小窓から覗いていたすみれたち四人は嬉しそうな表情です。
閉店後、悦子は今日の売り上げを見て驚きました。
売り上げの記録を見て感心する紀夫、勝二、昭一。
よだれかけが予想より多く売れたことを話すと在庫帳を見るように言われます。
すみれは一冊のノートを渡し、悦子たちが日報を書いてくれたことを伝えます。
現場で受けた質問や売っていて疑問に思ったことが書かれているので、目を通して自分たちの意見を書いて渡すようにしようと言いました。
『キアリスの子供服はどれくらい着られるのですか?』という質問を受けたことが書いてあります。
良子「私は時子さんたちに三年て言うてるよ。三年目指して袖や裾の幅にゆとりもたせてるから
店の隅で不機嫌そうな顔で座っている紀夫は、勝二に時計を見せて夜が遅いこと伝えます。
勝二「ああ、もうこんな時間や。あとは明日でええんちゃうか?夢中になって時間忘れてしまうのは悪い癖やで」
それを聞いて気まずそうな顔で紀夫の顔を見るすみれ。
仕事に夢中になり朝帰りをしてしまって、心配した紀夫から頬を叩かれたことを思い出します。
迎えを待つさくらは、琴子から寝るように言われても起きて待っていました。
夜中まで仕事をして過労で倒れる
家に帰ってきて布団で眠るさくらと紀夫。
しかし、すみれだけは夜中まで眠らずに仕事を続けています。
作業をする音に気づき起きたさくらは、仕事をする姿を戸の隙間から覗いていました。
翌朝、いつものようにお弁当を作って出掛ける支度をするすみれ。
さくらは靴を履こうとすると異変に気づきます。
しかし、その事を伝えることなく保育所に向かいました。
出勤するすみれも働き過ぎで体調が良くないようです。
悦子に日報の返事を書いて渡し帰ろうとすると、ゆりがやってきて相談があると言います。
その直後、すみれはその場で倒れてしまいました。
ベッドの上で目覚め、傍らには心配そうな顔のゆりと悦子が。
ゆり「働き過ぎやて、ここ何日も寝てないんやろ。お医者様が三日は安静にするよう言うてたわ」
「そんなに、無理よ」と起き上がろうとすると、明美が代わりに小山と打ち合わせをしていることを伝えました。
小山「来月は戦後初めてのクリスマスセールを開催したいと思うてるんですけど。まあ、キアリスさんは幸い売り上げも好調ですから商品をさらに増産していただいて」
その話を、目を伏せたまま黙ってメモする明美でした。
潔「紀夫くん、すみれちゃんが倒れてしもうたらしい。大丈夫や、いまは落ち着いてる言うてたわ。ゆりが家まで連れて帰るから、さくらちゃんのお迎え頼むって」
会社で連絡を受けた潔がそう伝えると、心配そうな表情で「はい」と答えて退社しました。
夫婦仲がぎこちなくなる
すみれ「お姉ちゃん、相談ってなに?」
すみれにそう聞かれ「実はね」と言いかけると、さくらを連れて紀夫が帰ってきました。
さくら「お母さんお仕事休むんでしょ?」
ゆりにも休んで安静するように念を押されます。
すみれ「お母さん、少しの間お店休むわ。さくらも保育所休む?」
さくら「明日は行く。お友達のお誕生日やから」
それを聞いて「そう」と笑顔になります。
潔も、うどんと卵を持って見舞いへ訪れました。
食卓に卵の入ったうどんが並べられ、みんなで夕食をとります。
うどんを食べるさくらの姿を、ゆりとすみれは微笑んでみつめます。
帰っていく潔とゆりを見送ると、さくらは寝ているすみれの横でお絵描きを始めました。
坂東営業部に戻ってきた二人。
潔「来週は松島屋と打ち合わせや。ゆりも一緒に東京にいこな」
「行かない」と言う意外な返事に「なんでや!?」と驚きます。
理由を聞かれ、慌てて近江に行って洋裁教室用の麻の生地を仕入れるのだと、行かない理由を考えるのでした。
「そか」と納得した潔はドアを開けて隣の部屋へ。
ゆりは自分のお腹に両手を当てて沈んだ顔になります。
さくらを真ん中にして眠っているすみれと紀夫。
二人とも互いにそっぽを向いて寝ています。
そんな両親を見て「お母さん、お父さんのどこが好き?お父さんは、お母さんのどこが好き?」と聞きました。
二人は答えることができませんでした。
このままではいけない、そう思うすみれでした。
べっぴんさん11週65話の感想まとめ
一度だけとはいえ仕事で朝帰りをしてしまって、すみれと紀夫の夫婦仲がぎこちなくなってしまいました。
やはり倒れるほど働いては、この先ずっとやっていくのは無理でしょうから仕事の仕方を考えたほうがよいのかもしれません。
紀夫もすみれを心配する気持ちをもっと真っ直ぐに伝えることができればと思うともどかしいですね。