NHK朝ドラ「べっぴんさん」11週66話のあらすじネタバレと感想です。
まずは11週65話の振り返りを少し。
仕事で多忙な毎日を送るすみれ。
朝帰りをしてしまい怒った紀夫から頬を叩かれてしまって以来、二人の仲はギクシャクしてしまいます。
そんな時、すみれは働き過ぎのため過労で倒れてしまうのでした。
べっぴんさん 11週66話のあらすじネタバレ
シスター「さくらちゃん、最近外遊びをしないんです。お靴小さくなってしまったんやないかと思うんです。お母さん忙しいから言えなかったんやと思うんです」
保育所でシスターから教えられて靴が小さくなっていることに気づきます。
お絵描きをしているさくらを見ているすみれ。
駆け寄ってきたさくらに買ってきた新しい靴を見せました。
すみれ「さくら大きくなってたのね。ごめんね、お母さん気づかなくて」
近江の家を訪ねてきたゆり。
節子「今回はゆっくりしていけんのか?」
節子と静子は温かく迎えます。
滞在期間がはっきりしないことに「ゆりちゃんらしくないんやないの」と微笑みながら言います。
ゆり「私らしいって何ですかね」
微笑しながら疑問を口にすると、忠一郎は「そういうことを言う時は大抵夫婦の仲が上手いこといってない時ですわ」とつぶやきました。
ゆり「夫婦って何なんやろうって」
それを聞いて静子は微笑みながら「私もその質問お母さんにしたわ」と同じ疑問を抱いていたことを話しました。
近江から戻ってきたゆりはすみれの家を訪ねます。
仕事ではないけど仕事にかこつけて近江へ行ってきたことを話します。
ゆり「節子おばさまが言うてたんやけどな、夫婦って一蓮托生の身なんやって。死なばもろともの仲なんや思えば考え方が『自分』やなくて『自分ら』になる。家族ってそうやって作っていくんやて」
それを聞いて「お父さんのどこが好き?」とさくらから聞かれたことを思い出します。
潔に妊娠していることを知らせる
ゆりは深呼吸をして坂東営業部のドアを開けました。
仕事をしている潔に「ただいま」と声をかけます。
ゆり「潔さん、報告があるんやけど。子供ができました、潔さんと私の子供ができました」
潔「ほんまか?わしの子が、わしの子が生まれるんか・・・ゆり、ありがとう!ありがとう・・・」
手を握り泣きながら喜ぶ潔に、ゆりも嬉しさで涙を浮かべるのでした。
三日の休暇が終わり、出勤の日。
紀夫「今日店に行くわ。勝二さんと昭一さんと経理を見ることになってるんや」
朝食を食べながらすみれにそう話します。
すみれの心の中には、ある思いが生まれていました。
良子の家では勝二に遊んでもらって楽しそうにしている龍一の姿が。
勝二にお弁当を渡す良子。
龍一「お弁当美味しい?」
勝二「当たり前や。お母さんの作ったお弁当なんやで」
その光景を見ていたすみれの姿に気づき声をかけます。
「おはよう」と笑顔で挨拶をしました。
家族のため店をやめる決意をする
良子と一緒に店に出勤して、店のみんなにももう大丈夫であることを伝えます。
明美「この前、大急の打ち合わせ行ったやろ。不思議や思うたわ、お母ちゃんに手に職をつければ間違いない言われて看護婦になってここにおる。ええ方に行けって背中を押されてる気になった」
すみれにそう伝えて微笑みました。
すみれは大急のキアリスの売り場にも顔を見せます。
悦子「今のお客様二度目なのよ。こんなに嬉しいことやとは思わなかったわ」
さっき接客をしていたお客様を見てそう言い笑顔を見せます。
君枝の家の作業場にも顔を出します。
「ボタン付け、こうしてクロス止めすると糸が外れにくいって初めて知ったわ」
そう言って楽しそうに作業を続けます。
琴子、君枝と一緒にお茶を飲んでいると「おばあさま、おやつは?」と聞く健太郎。
「まだです」と答えると「ほな、まだ遊ぶ」と元気に走っていきました。
琴子「人生って、とんとんになるようになってるのね。生まれ育った本宅を接収されたときはもう、この世の終わりみたいに思うてたのよ。でもこうして家族がいてて、十分幸せやと思う」
その言葉を聞き、君枝が歩み寄ると二人は見つめ合い微笑んでいました。
君枝と店に戻ると、紀夫と昭一が来ていることを伝えられます。
様子がおかしいすみれに気づき「どないした?」と聞く明美。
すみれ「明美さん、きみちゃん、良子ちゃん。お願いがあるの、キアリスをやめさせてください、お願いします」
突然の言葉に驚く三人。
すみれ「良子ちゃんの家もきみちゃんの家もちゃんと前を向いてる。明美さんも・・・でもね、私はまだなの。まだ、みんなに追いついていない。紀夫さんとさくらに迷惑かけてる。だから許してほしい、私が居なくてもみんななら絶対に大丈夫やと思う。だから・・・だから、勝手な、自分勝手なことやけど・・・お願いします」
涙を流しながら深々と頭を下げるのでした。
べっぴんさん11週66話の感想まとめ
仕事をしている自分が必要なのではと夫婦の在り方に悩むゆりでしたが、妊娠を知った潔の喜びようを見て妻としてちゃんと愛されていることを実感できたはず。
このタイミングでの妊娠は夫婦の絆を深めるよい切っ掛けになってくれましたね。
家のことが疎かになってしまい、責任を感じて店をやめる決断をするほど追い詰められているすみれが心配です。
現代では仕事と家庭を両立する女性が当たり前のようにいますが、この時代ではなかなか難しいのでしょうね。